安倍晋三首相は12日、毎日新聞が同日付で掲載した田中均元外務審議官のインタビューに対し、自身のフェイスブックで「彼に外交を語る資格はありません」と反論した。田中氏が2002年に帰国した拉致被害者5人を北朝鮮に送り返すべきだと主張したことが理由としているが、インタビューのどの部分に対する批判かは言及していない。 首相は「外交官として決定的判断ミスと言えるでしょう。それ以前の問題かもしれません。そもそも彼は交渉記録を一部残していません」とも指摘した。 菅義偉官房長官も13日の記者会見で「日本が右傾化しているという(田中氏の)主張は全く当たらない」と強調。人格否定ではないかとの質問には「(官房副長官時代に)ご自身で体験したことなので、そういう形の中で書かれたのではないか」とかわした。 インタビューで田中氏は「首相の侵略の定義や河野談話、村山談話をそのまま承継するわけではないという発言などで
安倍首相は12日、会員制交流サイト「フェイスブック」で、2002年の日朝首脳会談に際し、北朝鮮と独自交渉を重ねた田中均元外務審議官を「彼は交渉記録を一部残していない。外交を語る資格はない」と強く批判した。 首脳会談後に帰国した拉致被害者5人を北朝鮮に戻さないと決めた際、田中氏が北朝鮮との関係が切れると懸念したとして、「田中氏の判断が通っていたら5人の被害者や子供たちはいまだに北朝鮮に閉じ込められていた。外交官として決定的判断ミス」とも断じた。 これは、一部報道機関のインタビューで田中氏が、飯島勲内閣官房参与の訪朝を巡り「スタンドプレーとは言わないが、そう見られてはいけない」などと論評したことに反論したもの。
「いつも来てくれる」。サッカー五輪代表監督も認識しているサポーターは大学生 同世代のチーム追い2年半、アウェーの洗礼も共に浴びた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く