[CEDEC 2021]ワンダと巨像,人喰いの大鷲トリコの開発で培われた,“実在感溢れる”巨大キャラクターのアニメーション制作 ライター:大陸新秩序 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」の初日(2021年8月24日),「実在感溢れるキャラクターを目指して 〜ワンダ,トリコで培った巨大キャラクターアニメーション5つの法則〜」と題されたセッションが行われた。 セッションを行ったのは,「ワンダと巨像」の巨像たちや「人喰いの大鷲トリコ」のトリコといった,巨大なキャラクターが登場する作品を手掛けてきたgenDESIGN(ジェン・デザイン)のCTOである田中政伸氏。セッション名にあるとおり,実在感のある巨大キャラクターのアニメーションを作るうえでの基礎となる部分や注意点が,これまでのゲーム制作での経験を通して解説された。 世界観の構築やゲームバランスにおいても大事な要素 まず最初に,