Windows 11は一定の条件を満たすハードウェアでは、「デバイスの暗号化」を設定→プライバシーのセキュリティに表示する(写真左上のウィンドウ)。さらにPro以上のエディションでは、コントロールパネルにBitLockerドライブ暗号化アイコン(写真左下のウィンドウ)がある。「設定」→「プライバシーのセキュリティ」→「デバイスの暗号化」→「BitLockerドライブ暗号化」で、開くことができる(写真右のウィンドウ) Windows 11には、BitLockerと呼ばれる「ドライブ暗号化」機能がある。BitLockerの有効化(暗号化)や暗号化したドライブの読み書きは、すべてのエディションで可能。BitLockerの管理機能は、Homeエディションにはなく、Pro以上のエディションでのみ利用できる。 また、Windows 11では、「BitLockerドライブ暗号化」と「デバイスの暗号化」の
マイクロソフトのOSやアプリケーションの更新をユーザー企業側で管理できるWSUS(Windows Server Update Services)廃止のニュースは、情シスの感情をえらくかき乱しているようだ(関連記事:WSUSがいよいよ終了 クラウドツールへの移行に異論反論)。 このWSUSの廃止を発表したブログのコメント欄は正直大荒れだ。新たに有償サービスが必要になることに対して「パッチ適用を収益化している」「オンプレミス製品を意図的に機能不全に陥れている」と指摘する人や、「WSUSの終了は攻撃者にとって贈り物だ」とコメントする人もいた。また、「3年間の WSUS との統合の取り組みが無駄になった」と悲しんだり、「2012R2 以降、WSUSの新機能や特徴に投資していない」「まったく予想外のニュースではない」といった達観した声もあった。肯定的な意見がないわけでもないが、正直ここまで言わなくと
techcommunity.microsoft.com ※ とりあえず現時点(2024/9/21)でのアナウンスなので、今後撤回もしくは延期される可能性もあります。 10月公開といわれているWindows Server 2025ではWSUSは継続するようですが、今回非推奨化のアナウンスが出たので、(変更がなければ)おそらく2025の次のWindows Serverには非推奨マークがつくのだろうと思います。私もWSUS初登場時からずっと使ってきて、大変お世話になりました。感慨深いですね。 とはいえ、私が管理する自宅ではもうWSUSの運用やめちゃったんですよね。昔は複数のWindows Serverがあって、Officeもいろいろあってと自宅で10台程度でも割と運用する意味があったんですが、今はもうないかなーということでWindows Server 2019のころにやめてしまいました。 WSU
Windows 11のフォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから WinUI 3を使うDesktopアプリに切り替わった 現在のWindows 11に搭載されている「フォト」アプリは、UWPではなくWindows App SDKを使うDesktopアプリ(Win32アプリ)になっている。 WinUI 3を使うDesktop/Win32アプリケーションになったフォトアプリ。写真をクリックすると、別ウィンドウが開き、複数のビューアーウィンドウを同時に開くことができる 簡単に言えば、フォトアプリ(Photos.exe)は、通常のEXE実行ファイルである。また、従来のUWP版フォトアプリは、現在では「Microsoft フォト レガシ」として、Microsoftストアから入手が可能だ。 フォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから、今年の4月頃にWinUI 3を使うDesktop
今秋に登場予定のWindows 11 Ver.24H2では、Windowsのスマートフォン連携機能を介して、Androidスマートフォンのファイルにエクスプローラーからアクセスできるようになる予定だ。今回は、この機能を解説しよう。なお、Windows 11 Ver.24H2では、これとは別に、スタートメニュー横にスマートフォン連携の情報を表示可能になるようだ。 Windows 11 Ver.24H2では、スマートフォン連携関連の強化が予定されている。その1つにスタートメニューの横にスマートフォン連携の状態を表示するという機能がある エクスプローラーからスマホのファイルにアクセス USBケーブルで接続する必要もない この機能は、Windows Insider Programのプレビュー版Windows 11 Ver.24H2で利用できる。名前がないと解説しにくいため、ここでは、この機能を「エ
日本語が本格的に使えるようになりだした頃、そのコードはJISコードを巧妙に細工してモード切替を不要にしたシフトJISと呼ばれるものが使われました。当時は英語のみが使える環境でプログラムが作られることが殆どだったので、これを移植して日本語を扱えるようにすれば充分だということだったのです。 文字コード 最初に使われたのはCP/M-86という説もありますが、一般的に使われるようになったのはMS-DOS(PC-DOS)が最初です。これはWindowsにも引き継がれ、Macintoshも日本主導で日本語化が行われたという経緯もありシフトJISが使われました。 さてシフトJISの問題は米国標準であるASCIIに対する拡張であって、それ以外の国のローカルコードのことを考えていないことです。例えば英国では一部の記号がポンド記号に置き換わっているコードが使われていましたし、他のヨーロッパ諸国の言語でもいろい
Windows Subsystem for Linux(WSL)のGUI設定画面が間もなくリリース、メモリの自動縮退機能は正式版に マイクロソフトは、Windows上でLinuxの機能を利用できるWindows Subsystem for Linux(WSL)のGUIによる設定画面を開発中であることを明らかにしました。 また、現在実験的機能となっているメモリの自動縮退機能が正式版になることも明らかにしました。 WSLのGUI設定画面が登場 これまでWSLの設定は「.wslconfig」ファイルによって行う必要がありました。 間もなく、この設定ファイルと互換性のあるGUI設定画面が登場予定です。これにより、WSLのメモリサイズ、プロセッサ数、スワップサイズやスワップファイル、セーフモードでの起動など、これまで設定ファイルを書き換える必要があった設定をGUIから容易に行えるようになります。 メ
Windows 11 23H2 以降、エクスプローラーが 7z、tar などの解凍に対応しました。さらに、Build 25992 では圧縮も可能となったようです。7-zip を追加インストールしなくてもこれらのアーカイブを取り扱えるのは嬉しいですよね。 1 一方で、PowerShell の Expand-Archive コマンドレットは拡張されておらず、ZIP 形式の解凍しかできません。 GAC Version Location --- ------- -------- False v4.0.30319 C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.PowerShell_7.… OperationStopped: File 'E:\test\archive.7z' does not appear to be a valid zip archive. せっかく
「ビデオカードがある時にマザーボード側の映像出力に繋ぐ」のは 今でもNGなのか? PC初心者がデスクトップPCを設置する時にやりがちなミスの1つとして、「ビデオカードがあるのにマザーボード側(オンボード側)にディスプレーを接続する」というものがある。 これをやってしまうとディスプレーに映像が出ない、あるいは映像が出たとしてもゲームのレンダリングがCPU内蔵GPUで行われてしまい、ビデオカードは休んだままになってしまう、というものだ。こういったトラブルを防ぐため、ビデオカードを装着したBTOメーカー製PCではオンボード側の映像出力がシールで封印されていることもある。 ビデオカードを搭載したBTOメーカー製PCでは、マザーボード側のHDMIやDisplayPort出力に使用不可であることを知らせるシールが貼られていることも多い しかし、このような古の教えはハードやソフトの発展で乗り越えられるよ
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