Linux の共有ライブラリの挙動について - daily dayflower の続きです。 下記は Ubuntu Hardy (8.04) i386 で動作確認しました。 ld 2.18 の -Bsymbolic オプション 昨日書いた通り,Linux で共有ライブラリを利用したプログラムを作る場合,共有ライブラリ内部の関数呼び出し(や変数アクセス)は ld.so を経由して行われます。 このパフォーマンスゲインやシンボル解決の危険性を解決するために ld 2.18 から -Bsymbolic オプションが新設されました。マニュアルから引用します。 -Bsymbolic When creating a shared library, bind references to global symbols to the definition within the shared library,