契約‐再契約モデル論のまとめ 前の記事では、「動機のアウトソーシングとリインストール(reinstall)」という主人公の“回心”プロセスを彼の成長物語として描く、いわゆる「契約‐再契約モデル」(以下、再契約モデル)についてスケッチしてみたが、今回はその具体的実践例について簡単に語ってみたいと思う。ゼロ魔もハルヒもグレンラガンのDVDもない自分の本棚から、ぱっと再契約モデルの良い例を引いてくるのはなかなか難しかった*1のだが、もっとも構造が見やすい作品としてひぐちアサ『おおきく振りかぶって』を使うことにする。(※一応ネタバレがあります。) おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC) 作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/23メディア: コミック購入: 12人 クリック: 345回この商品を含むブログ (125件) を見る 主人公・三橋は才能はあるもの
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