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読み物と人生に関するcurionのブックマーク (3)

  • 俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed

    何が契機でそんな話になったのか知らないけれど年末年始からインターネットが窮屈で不自由になった、面白くなくなったという話を目にするようになった。1998年からインターネットで文章を書いている僕からみれば、インターネットは当時から今と変わらず窮屈で、不自由で退屈なものだった。ただ、今と違うのは、何かおもしろいことをやろうという熱みたいなものがそこにはあって、窮屈さや不自由さみたいなものが中和されていたところだ。自由で、楽しいインターネット。楽園としての俺らのインターネット。そんなスローガンがあの頃、インターネットに集まった人たちにはあったと思う。 もちろん、インターネットは現実と隣り合わせにあるので、今と若干毛色は違ったけれども、現実と同じように窮屈さや不自由さ、それから金の匂いもあった。オフ会やネットバトルやHP、掲示板設置管理の煩わしさ、バナー広告。確かにそれらはあったけれども今よりずっと

    俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed
  • 道を歩いてたら - phaの日記

    家の近所を歩いていたら突然、よろよろと震え気味のおじいさんに「すみません、うんこはどこにありますか」と話しかけられた。 うお、なんだ、やばい人か、と一瞬びびったんだけど、よく見るとおじいさんは犬を連れていて、そしてそのそばの路上には犬のうんこが落ちていた。 「犬がうんこをしたんですが、私は目が見えないのでどこにあるかわからないんです」とおじいさんは言った。おじいさんの手にはティッシュが握られている。 「あ、それじゃあ僕が拾いましょうか」 「いえ、場所を教えてもらえればそれで大丈夫です」 でも場所を教えると言ってもスイカ割りをやるみたいに「右、あ、もうちょっと左、もう一歩だけ前に」とか口でナビするわけにもいかない。 僕はおじいさんの手を取ってうんこのある場所まで導いてあげて、一緒にうんこをつかみとった。 「ありがとうございます」とおじいさんは言った。 そのときに触れたおじいさんのカサカサした

    道を歩いてたら - phaの日記
  • 精液検査してみた。- Everything You’ve Ever Dreamed

    私事で恐縮だが先ほど病院に精液を出してきた。精液検査である。結果は日中。難産だった。先週末。不妊治療を受けて帰ってきた嫁さんから「精液の検査。これいっぱいになるまで入れるように」と言われ渡された容器を目にしたときの絶望感を、僕は死ぬまで忘れないだろう。 …無理じゃね? その狂気じみた大きさと、家庭的かつ機能的な出で立ちに見え隠れする冷酷さの前に僕は絶対無理…と愕然とするほかなかった。たった一回で…。これを…。満たす…。追い討ちをかける嫁さんの声「用手法を用いること。採取後出来るだけ早いうちに持参すること。水などで薄めないこと。直射日光を避けること。エサを与えないこと」。ヤシマ作戦をシンジ君に伝えたときのアヤナミレイのように必要以上に事務的な声だった。用手法とはマスターベーションのことであった。後進のために「「手」は君の手でもいいんじゃない?」という僕の提案が黙殺されたことを付け加えておく

    精液検査してみた。- Everything You’ve Ever Dreamed
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