タグ

関連タグで絞り込む (0)

  • 関連タグはありません

タグの絞り込みを解除

booklogに関するcurionのブックマーク (19)

  • 『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』(センディル・ムッライナタン)の感想(57レビュー) - ブクログ

    【感想】 いつも時間がない、時間がないと思いがちだったけれども、 時間がないと言う欠乏性に陥っていることに気づかされた。 特に、身体の疲れにより休息が必要と同じように、精神的にも消耗したときに回復を必要とするというのは心に残った。 育児はまさにこれ。 あと、今まで貧困は金銭面しか考えていなかったけれども、 心理的状況や処理能力まで目を配ると言う事はなかった。これも新発見。 【心に残ったところ】 ・ひとつのことに集中するということは、ほかのことをほったらかしにするということ。 ・欠乏とは、自分の持っているものが必要と感じるものより少ないこと ・欠乏は人の心を占拠する ・欠乏状態とは、失敗できる余裕がないことだけではく、失敗する場面が多い。 ・だから、スラックがあることは、豊かさを感じられ、心のぜいたくにも感じる。 (大きなスーツケースに物を詰める時、トレードオフになっていることにすら気付いて

    『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』(センディル・ムッライナタン)の感想(57レビュー) - ブクログ
  • 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』(セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ)の感想(69レビュー) - ブクログ

    著者はGoogleの検索データをもとに、統計分析を行い、いかに人々が周りの目がないときには正直になるのかを明らかにした。ことさら、セックスと人種差別に関する検索ワードからわかる事実はいくぶんか衝撃的でもあるが、ある意味では予想に沿ったものでもあった。著者は、「グーグル検索こそ、人間心理についてこれまで収集された最も重要なデータセットだと確信している」ーなぜなら「グーグルのデータの価値が非常に高いのは、規模が大きいからではない。人々が真情を吐露している」からだ。 ー たとえば、「トランプ支持が最も強かった地域は、「ニガー」という語を最もよく検索していた地域だったのだ」ということがデータ分析の結果として明らかになってしまう。 ー たとえば、「米国では「天気」よりも「ポルノ」の検索のほうが多い」という不都合な真実も明らかにされる。 ー たとえば、「が夫をゲイなのではないかと疑うことは案外多いこ

    『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』(セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ)の感想(69レビュー) - ブクログ
  • 『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』(マイケル・L・パワー)の感想(8レビュー) - ブクログ

    現代社会において肥満が増加した原因を進化生物学的観点から考察する書。 種がすでに獲得した性質が想定していない速度での劇的な環境変化を起こしているヒト社会を、進化論的・生理学的観点から分析する試みで示唆に富んでいる。 ただ進化の探求はあくまで推論の域を脱せないことに注意すべきだ。語源の探求などと同様に、すでに生じている雑然とした系を過去にさかのぼって完全に解析することは不可能である。 書はソリッドな論拠に基づくよう細心の注意を払って作成されているが、根的なところでは「これらの手がかりからこういった解釈が成り立ちうる」といったソフトの域にとどまるだろう。 こういった性質を持つ分野における研究の困難性は仕方のないことであり、現在利用できる情報から仮説を立項し、データの厳密な検証によってしかその全貌は見えてこないものである。この取り組みは途方もなきことであるが、その探求の取り組みをなるべくソリ

    『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』(マイケル・L・パワー)の感想(8レビュー) - ブクログ
  • 『繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)』(マット・リドレー)の感想(65レビュー) - ブクログ

    語版のタイトルは『繁栄 ~ 明日を切り拓くための人類10万年史 』。一方、原題は"The Rational Optimist ~ How Prosperity Evolves"。そのまま訳すと『合理的な楽観主義者 ~ 繁栄はどのように進化してきたか』となる。邦題に欠けるこの「合理的な楽観主義者」は書内でもキーワードとして多用されている。また、書の最後を締める言葉として、「二十一世紀は生きるのにすばらしい時代となる。 あえて楽観主義者でいようではないか」と楽観主義者が使われている。特にこのは、極端な環境保護主義者や温暖化反対者や再生可能エネルギー礼讃者などの「非合理な悲観主義」に捕われているのを翻意させることが目的のひとつなのだから、せめて副題には「合理的楽観主義」の言葉は含めてほしかったところ。 その副題も少しひどい。10万年間がどうのというのは書の主題ではない。そもそも章立て

    『繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)』(マット・リドレー)の感想(65レビュー) - ブクログ
  • 『あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎』(デイヴィッド・イーグルマン)の感想(14レビュー) - ブクログ

    第1章 私は何ものか? 未完成で生まれる 幼少期の刈り込み 自然のギャンブル 10代の時期 成人期の可塑性 病気による変化 老化する脳 脳は雪の結晶のよう 第2章 現実とは何か? イリュージョン 現実確認 五感の時間合わせ 予想を見る 薄切りの現実 時間のゆがみ 第3章 主導権は誰にある? 意識 自動操縦 無意識の深い穴 自由意志の感覚 第4章 私はどうやって決断するのか? 決断の音 未来への旅 決断と社会 第5章 私にあなたは必要か? 自分の半分は他人 共感の喜びと悲しみ 適者生存を超えて 外集団 第6章 私たちは何ものになるのか? 柔軟な計算装置 感覚拡張 生きながらえる デジタルの不死 人工知能 創発特性としての意識 意識のアプロード

    『あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎』(デイヴィッド・イーグルマン)の感想(14レビュー) - ブクログ
  • 『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く』(アンドリュー・パーカー)の感想(111レビュー) - ブクログ

    AI関連の複数ので引用されていた。 IoT+AIの産業革命によるパラダイムシフトは、 カンブリア紀の爆発と重ねられ、AIは当時の「眼」となりうる、 というような文脈で。 文章が行ったり来たりとか、冗長な表現だったりとか、 全体的にはやや読みづらい印象だった。 ただし、扱っているテーマや主張自体が面白く、楽しんで読めた。 カンブリア紀の爆発において著者が主張するポイントは以下。 ・光が生物の進化に与える影響(淘汰圧)は絶大 →現存する生物の形態は、見られることを前提とした最適化 ・先カンブリア紀までは進化の速度が緩やか ・光を感知するだけの器官は眼ではない →脳とセットで光を認知することで視覚となる ・最初に開眼したのは三葉虫 ・眼があることで圧倒的な競争優位に →捕による淘汰圧が生物の進化の速度を爆発的に加速させた ・眼の誕生によって自然淘汰のルールが突然変わった そのバランスを取るま

    『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く』(アンドリュー・パーカー)の感想(111レビュー) - ブクログ
  • 『読んでいない本について堂々と語る方法』(ピエール・バイヤール)の感想(196レビュー) - ブクログ

    著は、読んでないを堂々と語る、ハウツーではない。また、を読まない事を推奨する物でもない。では何かというと、読んでないについて語るというより、読んでない自らを語る。つまり、著者によるエクスキューズ、懺悔だ。 世に溢れる書物の数は膨大で、到底全てには目を通し得ない。更には、読んだことすら忘れてしまったような読書を、そもそも読書と呼べるだろうか。更に言えば、読書は自らの経験や理解を通して咀嚼されるものだから、他者と全く違う印象や解釈を得る事も多々ある。そこでは、自らの思考を反転させるには足らず、単に補強材料を集めるだけで、つまりは都合の良い単語の拾い集めになる事もしばしば。だからこそ、読書が必ずしも必要だとか、読書に意味があるとは言えない。向き合う姿勢によるのだろう。一々著者の主張に振り回されるのではなく、軸を持つ事で多面的な視点を獲得できるはずだ。 大衆が注意を払って耳を傾けている

    『読んでいない本について堂々と語る方法』(ピエール・バイヤール)の感想(196レビュー) - ブクログ
  • 『新装版 なぜ選ぶたびに後悔するのか オプション過剰時代の賢い選択術』(バリー・シュワルツ)の感想(16レビュー) - ブクログ

    生活の質を向上させたいなら、 1、選択の自由を束縛するものを忌み嫌うのではなく、みずからある程度の制約を取り入れる 2、最高を求めるのではなく、まずまずを求める 3、決断の結果について期待を低くする 4、決定は変更不能にする 5、周囲のひとがどうしているか気にしない どれも、世間一般の考え方と正面からぶつかるものばかりだ。 アベイラビリティ・ヒューリスティック入手しやすさの発見法 わたくし達が、客観的なレポートより経験談をつい重く見るのは、それが鮮明な映像を伴い、人から直接聞いた、個人的かつ具体的な話に基づいているからだ。 なにをみても、だれに訊いても、おなじ物語が語られていると、それが正しいと思うようになる。楽隊車効果バンドワゴン効果=間違ったコンセンサス 過剰な選択肢に押しつぶされそうなひとは、努めて満足するための方法を取り入れればいいことになる。最高が手に入るという期待を捨ててしま

    『新装版 なぜ選ぶたびに後悔するのか オプション過剰時代の賢い選択術』(バリー・シュワルツ)の感想(16レビュー) - ブクログ
  • 『命の価値: 規制国家に人間味を』(キャスサンスティーン)の感想(8レビュー) - ブクログ

    原題:Valuing Life: Humanizing the Regulatory State(2014) 著者:Cass R. Sunstein(1954-) 訳者:山形浩生 装丁:宮川和夫 【書誌情報】 価格:2,700円+税 出版年月日:2017/12/22 ISBN:9784326550791 版型:4-6 340ページ 「ナッジ」で知られるハーバード大学の教授がホワイトハウスへ。情報規制問題局の局長として、規制に関する法律の実際の立法に関わる。政策採用の是非の基準や、その際の費用便益分析の用い方まで、その内実を明らかにする。 〈http://www.keisoshobo.co.jp/smp/book/b329817.html〉 【目次】 献辞/コロフォン [/] 題辞 [i] 目次 [ii-iii] はじめに――フランクリンの代数 001 第1章 政府の中 015 ルールのレビ

    『命の価値: 規制国家に人間味を』(キャスサンスティーン)の感想(8レビュー) - ブクログ
  • 『選択しないという選択: ビッグデータで変わる「自由」のかたち』(キャス・サンスティーン)の感想(11レビュー) - ブクログ

    このの内容の前提として、 一般経済学ゲーム理論での合理的人間による市場の失敗の発見 →そもそも人間は合理的な行動はしない行動経済学、という流れがあるのですが略。 そこでサンスティーンが提案しているのが「選択しない選択」です。 人間は選択すると失敗するなら、選択しなければ良い。 ここで出てくるのが「デフォルト・ルール」で「何もしなければデフォルトを選択することになる」です。 人間行動には「固着性」があり、変化を促して行動させるにはそれなりの労力がかかります。 そこで、より望ましいほうにデフォルト・ルールを変えてしまう。 例えば、プリンターのデフォルト設定を片面→両面印刷にしただけで紙の消費が44%削減された事例などが掲載されています。 あるいは、臓器移植について、何の意思表示もしない場合は提供を認め(デフォルト)、拒否するには意思表示(オプト・アウト)が必要な国では臓器提供に賛同する比

    『選択しないという選択: ビッグデータで変わる「自由」のかたち』(キャス・サンスティーン)の感想(11レビュー) - ブクログ
  • 『恋人選びの心 1: 性淘汰と人間性の進化』(ジェフリー・F.ミラー)の感想(9レビュー) - ブクログ

    性淘汰にスポットライトをあてた進化心理学の古典の一つ。2000年に原著が書かれた。 性淘汰は自然淘汰と異なる。自然淘汰はランダムで進化の方向性は行き当たりばったりである。一方で性淘汰は、より人為的な品種改良に近いプロセスである。一度性的に装飾形質として好まれるようになると、その形質は限界に突き当たるまでエスカレートしていく。 筆者は人間の脳、言語、道徳、芸術といった、人間固有と思われるような特質は、自然淘汰ではなく性淘汰によって発生したと考える。というか自然淘汰で発生したと考えるには、あまりにも高コストで役に立たたないからだ。 この問題を最も際立たせるのが、脳の進化した時代背景である。脳は250万年前から10年前までに3倍の大きさになったが、しかしこの期間で明確な脳の用途は見つかっていない。脳が役立つようになったのは10万年よりも最近、サピエンス全史では認知革命と定義される、10万年以降に

    『恋人選びの心 1: 性淘汰と人間性の進化』(ジェフリー・F.ミラー)の感想(9レビュー) - ブクログ
  • 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介)の感想(264レビュー) - ブクログ

    【感想】 BASE FOODなどの完全栄養は、当に身体にいいのか。書で示された研究をもとにすれば、恐らく「NO」だろう。 というのも、「品」と「成分」は全く違うからだ。野菜や果物などの品は身体にいいが、品から抽出されたビタミンを摂取したとしても、身体にいいわけではない。ビタミンは、生の品に含まれている他成分(物繊維など)との相乗効果によって身体に効くのであり、成分だけに注目しては片手落ちなのだ。 書は、そうした健康への曖昧な風説を払拭する一冊だ。巷には健康になるためのノウハウがいくつも転がっているが、その多くは間違っているか、健康になるという観点からは効果が薄い。そうした中で、複数の論文が「身体にいい」と示している品だけを取り上げ紹介している。 では、どんな品が身体にいい/悪いかというと、 ●当に健康に良いと考えられている品 ①魚 ②野菜と果物(フルーツジュース、

    『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介)の感想(264レビュー) - ブクログ
  • 『ナショナル ジオグラフィック日本版 2018年2月号<特製付録付き> [雑誌]』(ナショナル ジオグラフィック)の感想(4レビュー) - ブクログ

    借りたもの。 抽象概念と考えられてきた善悪という価値判断を脳のしくみから解明しようと試みる研究成果の紹介。 他者を理解する能力が、善悪の判断の基礎であることが伺える。 人間は社会性のある生き物であり、他者への共感能力(他者を理解する能力)は必要なものだった……そう考える人は多い。 しかし、共感を得られない(内因的にも外因的にも)人は一定数存在する。 「これが人間のすることか?」と思うような凶悪な事件、ジェノサイドなど……その時、それを行った人間の脳の作用には偏向したものがあるようだ。 生来的(遺伝)な要因(サイコパス?)、トラウマ、戦争などの社会的な要因など……複雑な要因も絡み合っているためか、全ての事象の原因が一概には言えない。しかし、心神喪失や殺人などは、前頭前皮質の衝動を抑制する部分の活動が弱いという。 二者択一ではないが、理系・文系の脳の傾向で、理系の方が共感能力に乏しいという傾向

    『ナショナル ジオグラフィック日本版 2018年2月号<特製付録付き> [雑誌]』(ナショナル ジオグラフィック)の感想(4レビュー) - ブクログ
  • 『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(ピアーズ・スティール)の感想(60レビュー) - ブクログ

    自分自身、昔から先延ばしの傾向はあったのだけれど、最近とみに先延ばしでそれなりに痛い目にあっているので、タイトルに惹かれて購入。 先延ばしと言えばエインズリーの『誘惑される意志』で語られた双曲曲線の理論が有名だが、基的には先延ばしの原因の説明は書でも同じだ。直前にすぐに得られる報酬(ゲームなど)があるとそちらを選択して、期限が先にあるものにはとりかからない。先にある大きな報酬や問題は、容易に小さいがすぐ目の前にある報酬のために先送りされてしまうことが示される。 書では、先延ばし克服の行動プランが13個も提案される。小さなゴールに分割する、先にコミットメントする、失敗を想像する、など。すべてその理屈は理解できるし、そうすべきであることはわかっているのだが、やはりどれも実行は容易ではないなと思う。そういえば、このレビューもすぐ書けばよいのだけれど、先延ばしにして記憶が曖昧になって、内容も

    『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(ピアーズ・スティール)の感想(60レビュー) - ブクログ
  • 『分析哲学講義 (ちくま新書 944)』(青山拓央)の感想(37レビュー) - ブクログ

    山口大学の准教授である著者による「分析哲学の専門書。 講義の形式をとっており、順番に話が進んでいくためついていきやすい。しかし、そもそものテーマが哲学で抽象度が高いため非常に難解。目が滑る箇所が多かった。 理解できた内容は半分程度だったが、それでも面白いだと思う。 分析哲学とは、言語の働きの解明を通じてさまざまな問題に答えるものである。 私たちは、何を論じるにも観察するにも、言語に依存している。分析哲学はこの言語を徹底的に掘り下げる。その意味であらゆる哲学やあらゆる思考と、科学や倫理や芸術と、連続的なものである。 分析哲学は開かれた学問であり、書が取り扱うテーマだけでも、「言語の構造の分析」「言語の使用に関する分析」「形而上学的「心の哲学」「哲学的時間論」と非常に広範。 分析哲学はすなわち「考えること」そのものに関わる活動なのだ。 個人的には、新しい範囲の専門知識でありながら、それが色

    『分析哲学講義 (ちくま新書 944)』(青山拓央)の感想(37レビュー) - ブクログ
  • 『暴力の人類史 上』(スティーブン・ピンカー)の感想(56レビュー) - ブクログ

    マイクロソフトのビル・ゲイツ氏はその年1年で読んだ興味の引かれた5冊を毎年発表しているが、書は「ここ10年読んだなかで最高」「『今年の』ではなく『永遠の一冊』」として絶賛しているである。 書は、著者のスティーブン・ピンカー氏が「私たちは人類史上、最も平和な時を生きている」ということを数々の事実からがっちりと論じたガチガチの学術書である。 だが、学術書でありながらも読みやすい。 もはや辞書? としか見えないレベルの厚さであり、上下巻で1300ページ以上。 しかしながら、一度ページをめくればどこも非常に興味深い内容であり、どんどんと知的好奇心が刺激される。 まさに題名のとおり、書は人類が歩んできた歴史の暴力の面に特化して論じられているのだ。 今の時代は、毎日の様に報道される無差別テロや殺人事件を見聞きすると、人類は以前より暴力事件が多くなっているのではないかと感じられる。 だが、今は

    『暴力の人類史 上』(スティーブン・ピンカー)の感想(56レビュー) - ブクログ
  • 『暴力の人類史 下』(スティーブン・ピンカー)の感想(35レビュー) - ブクログ

    僕が人生でいつかは読まなければならない大作の一つとして考えていた書、スティーブン・ピンカー氏の大作『暴力の人類史』を読破した。 書で論じられる人間の暴力についての数々の考察。 当に興味深いものばかりだった。 これを読むと、人類は意識や知能の面でも過去の人類よりも進化している(反暴力という面において)と言えるだろう。 書を読む前にリチャード・ランガム氏の『善と悪とのパラドクス』を読んだが、その中で大きなテーマであった 人類の自己家畜化 という面も暴力の減少には間違いなく寄与しているということも論じられていた。 一つのを読み、さらに他のを読み、それらがこのように組み合わさっていくことによって、僕の頭の中でいろいろと化学変化が実現していくこと経験するのは非常に心地よい。 これが当に『勉強する』ということなのだろう。 やはり、読書は素晴らしいものである。

    『暴力の人類史 下』(スティーブン・ピンカー)の感想(35レビュー) - ブクログ
  • 『Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2018年 2/6 号 [世界を読み解くベストセラー40]』(CCCメディアハウス)の感想(3レビュー) - ブクログ

    目玉記事は米、露、仏、中、韓、印、英、エジプトの最新ベストセラー。それらから各国の国際情勢と国民感情を理解できる上、異文化理解を深めるのにも役立つ。邦訳がないのも多く、原文(英訳)で読むか検討中。また、普段はあまり知る機会のない各国の政治・経済のニュースに興味津々。各国の政策や外交、シリアやコソボといった内戦中・紛争後の地域情勢…。映画欄は『スリー・ビルボード』のM・マクドナー映画監督をピックアップ。映画館で見た予告が印象に残っており、制作の背景を知ってますます観たくなった。 興味を持った ロシア 「したい、そして、する/ミハイル・ラブコフスキー」 メッセージは非常にシンプルで、心の声に耳を傾け、自分の気持ちに正直に生きようというもの。「したいことをする」といったシンプルな6つのルールに従い、人間関係などの問題を解決しようと提唱する。 フランス 「カオスの力学/ダニエル・ロンドー」 描か

    『Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2018年 2/6 号 [世界を読み解くベストセラー40]』(CCCメディアハウス)の感想(3レビュー) - ブクログ
  • 『Pen(ペン) 2018年 2/15 号[バズる美女。2018 表紙:白石麻衣]』(CCCメディアハウス)の感想(1レビュー) - ブクログ

    『Pen(ペン) 2018年 2/15 号[バズる美女。2018 表紙:白石麻衣]』(CCCメディアハウス) のみんなのレビュー・感想ページです(1レビュー)。この作品は28人のユーザーが棚に登録している、CCCメディアハウスから2018年2月1日発売の雑誌です。

    『Pen(ペン) 2018年 2/15 号[バズる美女。2018 表紙:白石麻衣]』(CCCメディアハウス)の感想(1レビュー) - ブクログ
  • 1