【感想】 いつも時間がない、時間がないと思いがちだったけれども、 時間がないと言う欠乏性に陥っていることに気づかされた。 特に、身体の疲れにより休息が必要と同じように、精神的にも消耗したときに回復を必要とするというのは心に残った。 育児はまさにこれ。 あと、今まで貧困は金銭面しか考えていなかったけれども、 心理的状況や処理能力まで目を配ると言う事はなかった。これも新発見。 【心に残ったところ】 ・ひとつのことに集中するということは、ほかのことをほったらかしにするということ。 ・欠乏とは、自分の持っているものが必要と感じるものより少ないこと ・欠乏は人の心を占拠する ・欠乏状態とは、失敗できる余裕がないことだけではく、失敗する場面が多い。 ・だから、スラックがあることは、豊かさを感じられ、心のぜいたくにも感じる。 (大きなスーツケースに物を詰める時、トレードオフになっていることにすら気付いて
![『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』(センディル・ムッライナタン)の感想(57レビュー) - ブクログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/acc594aa468f1a80ef605f26593036ea815bf057/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51joKvjZZgL._SL500_.jpg)