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「ずっと前から好きでした」の殺傷力はなかなかのもの。 幼なじみの男子への告白を、「予行練習」と誤魔化したことから始まるすれ違いを描いたボカロが原作で、マンガや小説になり、映画にもなっている。息子がくり返し聴いているので耳にタコができている。 息子がハマっているノベライズ版『告白予行練習』を読んでみると、これがまた超絶×極甘仕立てとなっている。糖尿病になるくらい甘々で、耐性があればキュンキュンし通しだし、なければ悶死すること請合う。キラキラした甘酸っぱい青春模様は、別の星・別の生物を眺めているくらい非現実的だ(なんだよあの頭のお団子は!?)。同時代の頃は眩しすぎて目を背けていたのだが、なるほど高校恋愛はこういうのが理想なのか……と感慨深い。高校生のわたしなら、直視に耐えかね、瞬殺されていただろう。 わたしが薦める作品を放り出し、自分で「好き」を探索する子を見ていると、ちょっと寂しい。期間も経
もし今まで観た中で最高のアニメを問われたら、ためらうことなく「秒速5センチメートル」を挙げる。 3編にわたるオムニバス形式で、初恋が記憶から思い出となり、思い出から心そのものとなる様を、驚異的なまでの映像美で綴っている。 ノスタルジックで淡く甘い展開を想像していたら、強い痛みに見舞われる。わたしの心が身体のどこにあってどのような姿をしているのか、痛みの輪郭で正確になぞることができる。予備知識ゼロで観てしまったので、徹底的に打ちのめされた。涙と鼻汁だけでなく、口の中が血の味がした(ずっと奥歯を噛みしめていたんだと思う)。初めて観終わったとき、それほど長い映画でもなかったのに(1時間とすこし)、疲労感で起き上がれなくなった(ずっと全身に力を込めていたんだと思う)。 何度も観ているうちに、「それを観たときの出来事」が層のように積まれていく。どんな季節に、誰と/独りで、何を思い出しながら観たかが、
猫派の私が選ぶKindleでタダで読める青空文庫からの小説をまとめる。 つかみどころのない、ネコが出てくる小説は面白い。 ネコの出てくる小説が好きだ。つかみどころのなさ、というか所在なさというか、何かそういうのがモチーフになることが多い。そんな小説が好きだし、何よりネコそのものが好きだ。動きとか、意味のわからなさとか。 ネコを飼いたいのだが、猫アレルギーを持っているので(眼球が腫れる)飼えない。悲しい日は小説で溢れんばかりの猫欲を紛らわせる事が多い。ネコが出てくる小説は沢山ある。 最近、引っ越しを期に書籍を大量に実家に送ってしまった為、手元にネコ小説が無い。そんな時、Kindleにあるじゃんと思って、ダウンロードして読んだ。満足。 もしかしたら、ネコ小説を求めている人は多いのではないか、と思い、簡単に、かつタダで読めるネコ小説をまとめてみたい。 <かわいすぎるだろ...> 我輩は猫である:
歴史文学でもたまには読もうと思い、「HHhH」という本を読んだ。 HHhH (プラハ、1942年) 作者:ローラン・ビネ東京創元社Amazon この本は第二次世界大戦中のドイツ占領下におけるプラハや、ナチの中で重要なポジションを担いプラハの統治を行っていたハイドリヒ、そしてハイドリヒの暗殺計画に携わったクビシュとガブチークについて書かれた歴史文学。 歴史文学と聞いていたので、最初は小説のつもりで読んでいた。だけれどたちまち僕はどういう構造になっているのか掴めなくなった。例えばこの本の中に書かれている「僕」というのは誰なのか。「僕」の視点になったり、その状況下のプラハの情景に変わったり、ころころ場面が変わるのはなんなのか。 いろいろ見てみると、いくつかの発見があり、ようやくどういう本なのかわかってくる。この本は歴史について創作で書くことをよしとせず、残っている資料を元にしか書かないという制約
この手のリストで完璧なものは当然ないわけですが、とまれ乾くるみが入ってたりすると「いや、それは……」となりますがな。 10作の「教養」の中には入れないなぁ……。 教養として、ミステリクラスタでなくても読んでおく方が……というなら、まぁ他にもあるんじゃないかしら、と。 ゴリゴリに本格、新本格ですが。 そういうまとめ。 【スポンサーリンク】 とはいえ「教養」をどう考えるか、なんですよね。 教養ってよくわからないので「ミステリとして基本的」なものと「ミステリでなければならない」もので造ってみました。 主にミステリ黄金期。 ド定番1 モルグ街の殺人/エドガー・アラン・ポー 青空文庫でも読めますが(でも書影が好きじゃないのでこっち)古典中の古典。 もともとポーはミステリと言うジャンルを書こうとしたわけではなくミステリになってしまったわけで、一般小説(漠然としてますが)寄り。 だからこそ「モルグ街の殺
先日、二夜連続で三谷幸喜脚本の『オリエント急行殺人事件』が放送されました。 車のなかで、その番組のことについて話していた際、妻が言っていたのです。 「アガサ・クリスティの名前は知っているけれど、『そして誰もいなくなった』も『オリエント急行殺人事件』も読んだことがない」と。 読書傾向というのは人それぞれで、妻は「世界名作全集」的なものを幼少時に一通りは読んだ、とのことだが、ミステリにはあまり興味がなかったそうだ。 僕はそのあたりの「大人が子供に読ませておきたいであろう名作」が、すっぽりと抜け落ちているのだよなあ。 子供の頃は、「子供が読む本など、読みたくない」とずっと思っていたし、この年になると、いまさら、ねえ……という感じなので。 最近、ミステリ好きを公言している6歳の長男が「それって、『名探偵コナン』みたいなやつ?読んでみたい!」と言っているのを、y嫁が「幼稚園児にはまだ早い!」とたしな
「後悔しない人生を」なんてスローガンみたいなもの。どう生きたって悔いるもの。何を選択したところで、「ああすればよかった」と振り返る。むしろ、そもそも選択肢なんてあったこと自体に、後から気づいて臍を噛む。 わたしが文学を読む理由はそこにある。文学は、人生のエミュレーターである。美しいものからおぞましいものまで、言葉にできないものを言葉を通じて知ることが、文学をすることだ。なかった成功を追体験し、ありうる失敗をシミュレートする。そこに描かれる個人的な体験に普遍性を見いだし、わたしの価値観と交錯させる。そうすることで、「ああすればよかった」は「これでいいのだ」に代わるかもしれないし、ゲームのように選択肢が「見える」ようになるかもしれない。選択までの葛藤込みで、生きることを堪能できる(何度でも)。文学は、一生を二生にも三生にもしてくれる。 『ストーナー』の人生もそこに加わる。ひとりの男が大学教師の
期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、本来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下
期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、本来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下
はてなには鋭いなーとか、教養あるなーとか思う人が結構いるんだけど、はてなの人達が今現在の考え方、感じ方に大きく影響を与えた本が知りたい。自分がお気に入りに入れている人で、例えば政治分野や哲学分野なんかに対して深い知見を持ってる人がいる。でもその人は法学部出身でも文学部出身でもなく工学部出身みたいで、どういうルートでそこに至ったんだろうと気になったり。別にブコメやトラバで書けるなら何冊でもいいし、自らの血肉となった本をよかったら教えてください。読みたいので。 教えを請うだけじゃアレなんで、一応自分の3冊も挙げてみます(お前誰だって思われるだろうけど)。文学オンリーで政治や経済のことがさっぱりわからない。。 ・大江 健三郎 (著)「万延元年のフットボール」(講談社文芸文庫)しつこいぐらいの異化が面白い。文学ってこんなにニヤニヤ出来るものなんだ、と初めて気づいた一冊。 ・ドストエフスキー (著)
ガイブン初心者にオススメする海外文学・ハードカバー編 - ボヘミアの海岸線 - 海外文学の感想 秋の夜長に「読みたい本の雰囲気を伝えてもらったら、それっぽい海外文学をおススメする」企画をTwitterでやってみた。 「あまり海外小説を読まないけれど興味はある」人たちからのリクエスト、「こういう雰囲気の本を求めている人がいる」という発見があって、とても楽しかった。 秋の夜長に海外文学バーテンダーでもやってみたらと言われたので。こういう雰囲気の本が読みたいとか、形容詞(ぐるぐるしている、真緑、冬っぽいなど)を2つ3つお伝えいただいたら、わかる範囲でそれっぽい海外文学を1冊紹介します。ご希望の方は #海外文学バーテンダー タグかリプライでどうぞ— ふくろう (@0wl_man) 2014年11月5日 というわけで、海外文学/世界文学にほんのり興味があるけれど、あまり読んだことがない人たちに紹介で
■日本の「定番」が生む新鮮味 公開中の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエンディングでは、「HIROSHI SAKURAZAKA」の名が、トム・クルーズの前にクレジットされる。この原作は、日本の作家、桜坂洋の手による小説。コミックなど関連書籍合わせて100万部を突破した。 近未来。統合軍を形成する各国は、海の中から現れた未知の知性体“ギタイ”の大群との交戦状態に置かれている。 ギタイは、地球外の存在だが、映画でよくみるエイリアンとは違う。彼らは、ネットワークに近い存在。群れの中にはコンピューターのサーバに当たる個体がいて、大群に見える個々はその端末に過ぎない。そして、彼らは戦闘の情報を、過去(1日前)に送ることができる。つまり、人類は未来を知っている相手と戦争をしているのだ。 戦場で、この特殊なサーバ個体と遭遇した主人公は、死ぬと再び戦闘以前の場面に戻されるループ能力を手にする。こ
映画版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のストーリーは、原作「All You Need Is Kill」から大きく変わっているが、その中でも特に気になった点について述べることで、映画版の感想の代わりとする。以下、多少のネタバレがある。 最初に軽く説明しておこう。AYNIKは「ガンパレード・マーチ」や「マブラヴ オルタネイティヴ」のような異種侵攻ものの系譜に属している。人類は正体不明の怪物たちとの戦争において長く劣勢を強いられている。その戦場で主人公はタイムループに陥る。 ループものと言えば、今なら「シュタインズゲート」などが思い出されるかもしれないが、AYNIKの特徴は、シュタゲのようなパズルじみた時系列、バタフライ効果による状況の変化、といった要素に重きを置かない点にある。 AYNIKのタイムループは単純明快で、それは「斬り覚える」ための設定である。ループ中にいくら体を鍛えても、時間が
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