凸版印刷は、新型コロナウイルスワクチンの接種履歴や各種検査結果の情報を一元管理できるアプリ「PASS-CODE™(パスコード)」を開発、2021年8月2日より9月30日まで社内実証を開始したと発表した。接種証明や検査結果は書式、媒体が紙も含めさまざまな形が混在するとみられるだけに、データ化して扱いやすくする仕組みが求められており、行動自粛にとどまらない感染制御の一翼となるか注目される。 現在、新型コロナウイルスの感染拡大により飲食業、観光業、イベント等に大きな制限が生じており、ワクチン接種が進んだ後も経済を回すための施策が求められている。その手段の一つとして国内でも検討されているのが、ワクチン接種証明や陰性の検査結果をなんらかの手段で確認し、広域移動や飲食店、イベント会場への入場を可能とする仕組みだ。凸版印刷は独自開発の「ユニークQRコード」を利用した各種検査の管理アプリを開発し、4月に検