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ブックマーク / note.com/papanda0806 (2)

  • 「ソフトウェア開発」と「プロダクト開発」は違う|市谷 聡啓 (papanda)

    執筆をしていて、時々迷うことがある。 「ソフトウェア開発」と書くべきか、「プロダクト開発」と書くべきか。 手元の行為としては同じでも、この2つの言葉の間には隔たりがある。 何げなく使っている言葉であっても、突き詰めて捉えていくと違いに気づくことができる。言葉を丸めたまま扱うと、それ以上理解が深まることはない。大事なテーマであるほど、使う言葉に気を払うようにしたい。「ソフトウェア開発」と「プロダクト開発」この言葉の違いを、置いている「目的」から捉えてみよう。 ソフトウェア開発の目的とは、ソフトウェアを作ることにある。ソフトウェア開発と称して「作らない」ということは稀だろう。どのようにソフトウェアを作るか、という観点に焦点があたりやすい。ときとして、ソフトウェア作りそのものが「こだわり」へと昇華していく。 一方、プロダクト開発の目的とは、プロダクトを利用してもらうことにある。プロダクトを提供し

    「ソフトウェア開発」と「プロダクト開発」は違う|市谷 聡啓 (papanda)
  • 「誰もいない開発」と「おまとめしておきました開発」|市谷 聡啓 (papanda)

    世の中の受発注によるソフトウェア開発には、両極端がある。一つは、「誰もいない開発」。もう一つは、「おまとめしておきました開発」。 全員集合なのに「誰もいない開発」 「誰もいない開発」は、プロジェクトや開発の進め方をどうしていくべきか、誰一人考えられていない状況のこと。いろいろと「こうすべし」「ここが課題だ」と意見だけは出てくるが、主体的な行動が取られることは無い。 業を煮やした発注側の指摘も、受注側のテコ入れ人材の指摘も、会議で波紋は呼ぶが、少し揺れて消えていく。いずれにしても、行動に落ちていかないため、言葉として宙をしばらく漂うだけ。「前回のあれどうなった?」で場には、再び波紋が広がるが、大した結果には繋がらない。 結局は身をもって引っ張っていくような人物が出てくるまで、状況は変わらない。どれだけ発言があったとしても、行動に落とし込むまでは。言葉だけ重ねても状況は一歩も進んでいかない。

    「誰もいない開発」と「おまとめしておきました開発」|市谷 聡啓 (papanda)
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