ようやくか、という声も聞こえてきそうですが、ChromeのデベロッパーツールでCSSの詳細度が表示されるようになります。 CSSを普段使用している人はセレクタを見ただけで詳細度が分かると思いますが、こういうちょっとしたアップデートが重ねられていくのは便利になりますね。 CSSの詳細度を表示できるようになったのは、先日アップデートされたChrome Canaryの最新版です。 Chrome 115の安定版は、7/12にリリース予定です。
デベロッパーツールの地味だけど便利な新機能が実装されるので、紹介します。CSSの非アクティブなプロパティを表示し、それがなぜ機能しないのか、どう修正すればよいのか教えてくれる機能です。 たとえば、親がdisplay: flex;ではないのにFlexboxのプロパティを設定しまった場合は、下記のように表示されます。 CSSに携わる人なら、この機能をオンにしておいて損はないでしょう。 display: flex;ではないのにFlexboxのプロパティを設定 ほかにも、widthを設定したのに効かないときは、それインライン要素ですよ、と教えてくれます。 インライン要素にwidthを設定 デベロッパーツールのこの新機能は「Find inactive styles」と呼ばれるもので、要素に適用されている非アクティブなスタイルを見つけることができます。 Find inactive styles -Ca
Webのレスポンシブは、メディアクエリによるページベースだけでなく、コンテナクエリによる親コンテナベースの実装ができるようになります。 このCSSの新機能コンテナクエリによりコンポーネントを複数のコンテクストで使用でき、コンポーネント単位の実装も簡単になります。Googleのデベロッパーによるコンテナクエリをデベロッパーツールで検証およびデバッグする方法を紹介します。 Inspect and debug CSS container queries by Sofia Emelianova, Jecelyn Yeen 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様のライセンスに基づき翻訳しています。 はじめに コンテナとその子孫を見つける コンテナクエリを確認する方 コンテナ要素を検索する方法 コンテナクエリをデバッグする方法 はじめに この記事では、Chromeの
CSSアニメーションによるGPU処理 昔はWebサイトでアニメーションを行う際はJavaScriptがよく使用されたが、現在はCSSアニメーションが使用されることが多い。 理由はJavaScriptは主にCPUで処理するが、CSSはGPUを併用して処理するため処理負荷が軽く、スマートフォンなどの低スペックな端末でもスムーズにアニメーションを行うことができるからだ。 ただし、CSSを使用してアニメーションを行っていても、正しく使用しないとGPUで効率的に処理することができない。 GPU処理の確認方法 Chromeの場合はまずChrome Developer Toolを開いて3点ボタンをクリックしてRenderingを選択する。 RenderingタブでPaint flashing、Layer borders、FPS meterにチェックを入れるとアニメーション部分に枠線が付き、fpsやGPU
こんにちは! 開発部の武内です。 Webフロントエンドの開発はここ数年で急激に高度化していますが、 それを大きく後押ししている一因にブラウザ付属の開発ツールがあります。 Chrome、Firefox、Edge、Safariなどに付属していますが、どれも非常に高機能です。 Webフロントエンドエンジニアで使っていない方はいないのではないでしょうか。 グラフィカルなデザイン調整 コードのステップ実行 通信のロギング etc… 今回、Chrome 59のアップデートでCSS/JavaScriptのカバレッジ機能が追加されたので試してみました。 CSS and JS code coverage What’s New In DevTools (Chrome 59) Find unused CSS and JS code with the new Coverage tab. When you load
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