2019年2月13日 9時30分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと Googleは2018年9月、「URLをなくす」という大胆な構想を打ち出した 目当てのサイトに案内してくれるブラウザの仕組みをつくり直すことが目的 URLの複雑さにつけ込み、次々に現れるハッカー行為などを封じる狙いがある グーグルのChromeセキュリティ対策チームは2018年9月、大胆な構想を打ち出した。あのURLをなくしてしまおうというのだ。 ウェブ世界を支える基本構造を一変させようという話ではない。その望みは、目当てのサイトに案内してくれるブラウザーのしくみをつくり直すことだ。結果的にわたしたちは、長くなるばかりの理解不能なURLの文字列と格闘せずに済むようになる。URLの複雑さにつけ込んで次々に現れる詐欺行為にも対抗できるはずだ。 こうしたなか、1月下旬に開かれたセキュリティカンファレンス「Enigm