1980年生まれのメアリー・ハルヴァーソン(Mary Halvorson)は2000年代から徐々に頭角を現し、いつしか世界屈指のジャズ・ギタリストと認められるようになった。米国の権威あるジャズ雑誌ダウンビート誌は批評家投票で、昨年まで6年連続で最優秀ギタリストに選出。パット・メセニーやビル・フリゼール、カート・ローゼンウィンケルといった面々をも上回るほどの圧倒的評価を確立している。 【画像を見る】史上最高のギタリスト250選 フリージャズを含むエクスペリメンタルなシーンでの活動が中心のため、日本での知名度はまだ追いついていないものの、「天才賞」として知られるマッカーサー財団フェローシップなどの受賞歴も華やかだし、同業ギタリストからの信頼も厚い。ジュリアン・ラージも以前取材したとき、戦後のジャズギター史に革新をもたらした「特異点」の一人として、デレク・ベイリーやビル・フリゼールとともに彼女の
CleartuneはiPhoneの内蔵マイクを使ってすばやく正確にチューンアップできるクロマチック楽器チューナー、ピッチパイプだ。 Cleartuneには完璧なチューニングを実現する高精度ファインチューニングマスターと一体となったユニークな"note wheel"インターフェースを装備で素早くピッチを合わすことが可能。 シンプルなデザインとインターフェースにも関わらず、Cleartuneはカスタム調律や移調、ソルフェージュなどの記譜法や調整可能なキャリブレーションなどに対応し、プロさながらの内容が簡単操作で誰にでもお使いいただけます。 Cleartuneはアコースティックギター、エレクトリックギター、バス、擦弦楽器, 木管楽器, 金管楽器, ピアノやトーンのある楽器ならなんでも調律できます。 機能: - Note Wheel表示 - 超高精度範囲25セントチューニングディスプレイ - ニー
Editor : Shige Okusawa (Acousphere) ここ数日、清水君と一緒にジャズスケールの解釈について、「Someday My Prince Will Come」を題材に分析作業を行っています。 特に今回は「Diminished Chord」に注目して研究をしてみました。 DiminishedはRoot、b3rd、b5th、bb7thというインターバルを持つコードで調性感が薄く、しばしばパッシングコードとして楽曲に現われてきます。 大抵の場合、無視してその楽曲のKeyのスケールを演奏しても特に楽曲にダメージを与える事もないので、放置しがちなのですが、そこに正しいスケールを持ってくる事で更にコントロールされたアドリブメロディーを生み出す事もでき、また解釈を大きくすることで面白いスケールで弾いたり、シンプルなアドリブコンセプトを持ってくる事ができます。 以下にアコースフィ
完璧なギタートーンを作り上げるための便利なツールが満載の、Solid State Logic「SSL Guitarstrip」が90%OFFとなっています。 Solid State Logicでは、最大92%OFFとなるSSL Manufacturer Focusセールを開催中です。合わせてチェックしてみてください。 SSL Manufacturer Focusセール SSL Guitarstripはエレクトリックギター、アコースティックギター、ベースギターのための新しいプロセッサーです。4つのギター処理モジュールを提供するGuitarstripは、プリミックスとミキシングの両方の段階で完璧なギタートーンを作り上げるための便利なツールを満載しています。 GuitarstripのDRIVEモジュールは、ギターアンプとベースアンプという2つのクラシックなアナログドライブエミュレーションを搭載し
Stevie Wonder with his SlapStick N-100
tonal is a music theory library. Contains functions to manipulate tonal elements of music (note, intervals, chords, scales, modes, keys). It deals with abstractions (not actual music or sound). tonal is implemented in Typescript and published as a collection of Javascript npm packages. It uses a functional programing style: all functions are pure, there is no data mutation, and entities are repres
突然過ぎて意味がわからなかった。ギタリスト・笹久保伸が3月11日、Xにてジャズ評論家の柳樂光隆氏を名指しで批判し始めたのである。いわば音楽家から評論家へのカウンターだ。 ミーハーで口だけのクソみたいなやつに褒められても喜ぶフリをしないといけないんだから音楽家の人生も大変だよ。 若い人々は評価を無視して作品を作った方がいい。 近年自分の歩みの中で何か恥じることがあるとしたら、それは評論家・柳樂光隆みたいな中身のない人間に『良い』とか書かれたこと。 pic.twitter.com/2wvFFEJEPX — SHIN SASAKUBO (@shinsasakubo) March 11, 2024 私個人としては、柳樂氏が監修する『Jazz The New Chapter4』でディスクレビューを担当させてもらったし、主宰した『ネオホットクラブ13』にもゲスト出演してもらった。好意でインタビューさせ
今回は個人的に以前から気になっていた事について書いてみたいと思います。 きっかけは2022年に音楽メディア、Pitchforkが発表した「The 150 Best Albums of the 1990s」というこちらの企画でした。 1990年代にリリースされたアルバムの中で重要な意味を持つ、優れた作品を150枚選びランキング形式で発表するというこちらの記事。 実はPitchforkは2003年に同じ企画を行っていて、その時のラインナップと上位の顔ぶれがガラッと変わっていた事が当時話題になり、ネットやSNS上では様々な意見が見受けられました。 その当時自分もその変化ぶりに驚きつつも、時代の流れとはそういうものだよなと感じていたんですが、自分が思っていた以上に否定的な意見があった事も記憶しています。 「Pitchforkらしくない」とか、「ポップなラインナップ過ぎて面白くない」とか、「都合良く
Pythonで音楽を作りました。 普段maxとかpdとかで作ってるんですがそもそもこういう言語の中身が何をしてるのか知りたくてドライバのやり取りだけ用意して、できるだけ作って みることにしました。 オーディオドライバとのやり取りでpython-sounddeviceを使っています。 コールバック関数を指定するとバッファーサイズごとにオーディオを出力してくれます。 バッファーサイズごとにオーディオ処理を行うようにしたオシレータクラスやフィルタークラス、エンベロープクラス、シーケンス用のメトロクラス、ディレイクラスなどシンセなどのパーツを書いています。組み合わせて音楽が作れるようにしています。numpyを使って書いています。 クラス 例えばオシレータなどでは一つ一つに位相情報などを個別に記憶しておく必要がありました。オシレータが一層の場合は時間の変数をマスターにしてそこから計算すれば良さそうで
今年亡くなった著名人たちを振り返るNHK総合の年末番組「耳をすませば」の第3回として、12月31日早朝に高橋幸宏と坂本龍一の映像が放送される。 ともにYellow Magic Orchestraのメンバーで、今年1月に亡くなった高橋と、3月に亡くなった坂本。番組では「新たな音楽を追い求めて~高橋幸宏・坂本龍一~」と題して、生涯にわたって新たな音楽を追求し続けた2人の言葉に耳を傾ける。 なお「耳をすませば」は、明日12月29日に谷村新司と松本零士、12月30日に陳建一と奈良岡朋子の映像がオンエアされる。 NHK総合「耳をすませば」「思い切った挑戦が道を開く~谷村新司・松本零士~」2023年12月29日(金)6:10~6:40 「立ちはだかる壁と格闘して~陳建一・奈良岡朋子~」2023年12月30日(土)6:10~6:40 「新たな音楽を追い求めて~高橋幸宏・坂本龍一~」2023年12月31日
この記事は 弁護士ドットコムアドベントカレンダーの11日目の記事です🎄 前日は @sh_tanakaさんの「モブテスト設計を試してみた話」でした。 弁護士ドットコム事業本部デザイン部の内藤です。 毎年、デザイン部の活動について書いてきましたが、今年は趣向を変えて会社の部活動について書いてみます。 弁護士ドットコムには、部活動を通じて社内交流を活性化すること を目的とした部活動の制度があります。雇用形態問わず、幅広い交流を促進し、会社を盛り上げようという素敵な制度で部費も出ます。 中でも、今年の春に爆誕した 本気音楽部 に入部したので、その話を書いてみます。 入部のきっかけ 事業部を超えた交流って素敵 本気でやるから面白い 初のLIVE出演、ファンから声援も 本気音楽部LIVE 「もういっそ、ベイビー。」開催決定! 入部のきっかけ 今年の春頃に本気音楽部が爆誕し、部活のSlackチャンネル
年末は音楽特番のシーズン。今年は”覆面シンガー”のAdoが話題をさらいました。『ベストアーティスト2023』(12月2日放送日本テレビ)と『FNS歌謡祭』(12月6日放送フジテレビ)でスタジオパフォーマンスを披露すると、圧倒的な歌唱力に“恐ろしくうますぎる”とか”エグい”などと絶賛の声が相次いだのです。 筆者も驚きました。裏声にヨーデル、さらにドスの利いたシャウトを使い分ける喉の強さ。カラオケのように歌うのではなく、演劇的な抑揚で歌詞を”読み上げる”プレゼンテーション。それらを一瞬のもたつきもなくやり続ける持久力。どこをとっても、かつていなかったタイプで、様々な能力が突き抜けていると感じました。 しかしながら、こうしてAdoの能力が際立つほどに、筆者には昨今の日本のポップスが抱える問題が見えるのです。 ここからは、Adoをはじめとしたいくつかのヒット曲が浮き彫りにする論点を考えていきたいと
現代ジャズギターの“最高”を聴こう。ジュリアン・ラージの最新作はあの鬼才も参加 2022-09-18 2022-09-18 Jazz, Music 2022, アメリカ, アメリカ合衆国, ギター, ギタートリオ, ジャズ, ペルー Love1ジュリアン・ラージ、ビル・フリゼールをゲストに迎えた新譜ピックを持つ指先から6本の弦が張られたエレクトリック・ギター本体、弦の振動を拾うピックアップからケーブルで繋がれたエフェクター、アンプまで。それらすべてが精神や肉体と同化してしまった正真正銘のギタリスト。現代最高峰ジャズ・ギタリストと称されるジュリアン・ラージ(Julian Lage)の新譜『View With A Room』を聴くと、彼こそがギターそのものなのではないかとさえ錯覚してしまうほど。 基本の編成は前作『Squint』から引き続きベースにペルー出身のホルヘ・ローダー(Jorge Ro
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