福岡市東区のJR香椎線海ノ中道駅で、トカラヤギが駅長に就任し、子どもたちの人気者になっている。 海の中道海浜公園の「九太郎」(雄、2歳)で、飼育員手作りの駅長帽をかぶって名札を付け、訪れる客を「メェー」と出迎える。 九太郎は普段、公園内の「動物の森」で放し飼いされている。ヤギは6頭いるが、人に触られても動じない穏やかさが買われ、駅長に抜てきされた。 駅前の広場に木の柵で囲った「駅長室」があり、誰でも触れられるようになっている。勤務時間は午前10時から午後3時半まで。公園では150万本のコスモスが咲く「うみなかはなまつり」が開かれており、PRも兼ねている。 サイズが合わないのか、駅長帽が脱げることもあり、現在、帽子を改良中。11月30日でいったん任期を終え、冬季休暇に入る。 動物の駅長は、和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫「たま」が話題になった。これにあやかり、海浜公園もヤ