矢野経済研究所がこのほど発表した2009年度の「オタク市場」についての調査結果によると、恋愛シミュレーションゲームや電子コミック、同人誌などの市場規模が成長していることが分かった。不況の影響でさまざまな産業が市場規模の縮小を強いられている中、「オタク市場は非常に健闘している」という。 「一定数のコアユーザーを有するとみられ、オタクの聖地である秋葉原などで扱われることが比較的多いコンテンツ」をオタク市場と定義。「アニメ/コミック」「オンラインゲーム」「恋愛シミュレーションゲーム」「同人誌」「フィギュア」「アイドル」など12ジャンルについて市場規模を前年と比較した。 成長が著しいのは恋愛シミュレーションゲームで、前年度比83%増の86億円に拡大。「ラブプラス」人気や、ここ2~3年の女性向け恋愛シミュレーションゲームのユーザー増がけん引している。オンラインゲームも、ソーシャルゲームの成長に伴って
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