講談社は20日、2019年11月期の単独決算を発表した。純利益は前の期比約2.5倍の72億円、売上高は13%増の1358億円だった。紙の雑誌や書籍の販売は前年実績を下回ったものの、漫画を中心に電子書籍が好調に推移した。国内外で版権収入が増えたことも利益を大きく押し上げた。紙の出版物の低迷をデジタルや版権収入で補う収益構造が一段と鮮明になってきた。雑誌や書籍など紙の製品の売上高は3.9%減の64
出版大手のKADOKAWA(角川)が4月からインターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)と紙の書籍・雑誌の直接取引を始めた。出版物を書店に届ける取次を介さないことで物流を効率化。消費者に早く商品を送り届けられるようにする。仕入れ費用を抑えられるアマゾンはポイントなどの形で消費者に収益を還元することも可能になる。角川が発行するすべての書籍や雑誌が直接取引の対象となる。大手出版社がアマゾ
CD不況が長引く中、ヒットチャートで存在感を放っているのがアニソンや声優アーティストの作品。最近は新規参入が再び増加しており、レコード業界の勢力図に影響を与えそうなパワーを持ちつつある。 数年前からアニソンや声優アーティストの作品が、CD市場で重要な位置を占めている。象徴的なのがCDシングルのランキング。今年に入り34週過ぎた時点で、オリコン週間シングルトップ10にアニメタイアップのシングルが
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