ちえのみのイラストとサインでした。どんな気持ちでこれ書いたのかなぁなんて想像してました。りんごのTシャツも前着てたし、りんごがたびたび登場するのでこれ選びました。くじらと迷いましたが。 やわらか脳は、クオリア日記を編集したものらしいです。アーカイブをみれば、わかる内容だと思うのだけれど、かばんの中にサッといれて手軽に読めるのは本だし、携帯画面はいまいちみにくいので今の時点ではまだまだ本は売れるんだろうなぁって思います。日進月歩で進化しているらしいのでこの先はわかりません。個人的には、デジタル文字がどうも目に負担がかかってしまって、どうしても長文がよめないので紙に印刷して読むほどです。現代っ子じゃないみたいです。 やわらか脳―茂木健一郎「クオリア日記」 作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/11メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (14件)
視界良好―先天性全盲の私が生活している世界 スポンサード リンク ・視界良好―先天性全盲の私が生活している世界 先天性全盲である著者が、聴覚、触覚、嗅覚をフル稼働させて、どのように世界を認識しているかを書いた本。この表現が適切かどうかわからないのだが、”目から鱗が落ちる”記述の連続である。そして面白い。 生まれてから世界を一度も見たことがない著者にとって、見えないということは何かが欠落しているということではない。視覚ナシで全方位の世界認識を確立しているわけであり、その視界は常に良好なのである。 著者の日常生活の記述は、視覚アリの人にとっては、非日常であり、驚きと気づきの連続である。たとえば「目が見える人が絵を描くとき、目で捉えられないものは描かないという話は私にとって大きな衝撃でした」という一文から、世界認識の大きな違いが見えてくる。 この本は、日々の生活や幼少時代を振り返った短いエッセイ
« SecondTimes創刊 と ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸 | Main | 普通の手書きメモがデジタルに エアペン アイデマアラソン スターターキット » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評:文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評: 仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術|書評:社会・世間 |書評:教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス
脳を鍛えるブームを解剖する 人間の知性の成り立ちは複雑である。答えの決まったドリルやパズルを解く だけでは、創造性もコミュニケーション能力も身につかない。一方で、基本的 なスキルを確実に身につけておくことは、創造性を発揮するための「安全基地」 としては機能し得る。・・・ ・・・創造やコミュニケーションにはあらかじめ答えがわかった「正解」など ない。パズルやドリルのような、わかりやすい本もつくりにくい。結局は答えの ない人生を真剣に生きることでしか、脳の感情システムを鍛える方法はない。学校 の勉強ができる子と、発想力のある子は必ずしも一致しない。同じことが、大人の「脳を 鍛える」ブームについても言えるのである。 脳の中の人生 茂木健一郎 中央新書 引用 「答えのない人生を真剣に生きる」いい言葉だと思う。最近の脳を鍛えるブームに なんとなく嫌悪感をかんじています。根拠のない嫌悪感なんで、 どう
インフォドラッグ 子どもの脳をあやつる情報 (PHP新書) 作者: 生田哲出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/04/17メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る読んだ。この話が、真実ならかなり恐ろしい。 ゲームに没頭すればするほど、満足感はどんどん低下し、欲望は高まり続ける。仮想世界の ゲームから快楽を得れば得るほど、現実世界での喜びは減少する。これはシンナーや覚せい剤 などによる薬物依存者の状況とそっくりである。 怖い。 子供をゲーム漬けにするのは赤子の手をひねるようなものであるから、ゲーム業界の人は、 自分の家にゲーム機を置かないそうだ。・・・・ 日本のゲーム業界は巨大である。大学教授だちがゲーム業界を恐れているのか、マスコミが 広告主の顔色をうかがっているのか、ゲームの依存性や暴力を引き起こすという重大なマイ ナス面の報道に関しては腰が
04/7/7 脳 は い か に し て 〈神〉 を 見 る か 副題: 宗教体験のブレイン・サイエンス アンドリュー・ニューバーグ、ユージーン・ダキリ、ヴィンス・ローズ 著 PHP研究所 (2003年3月出版) 私たちが感じたり、考えたりすることは、すべて脳の働きであることは、今や常識である。生きているとはいえ、物質の塊である脳の中で、電気的・化学的反応が起きている。それが私たちの精神活動なのであって、それ以上の神秘的なものはない。一方、人は自分を越えた存在を感じ、霊的なものをイメージし、自分を一個の魂と自覚し、その魂が永遠に生きることを信じる。偉大なるものへの畏敬の念を共有することによって、宗教ができ、イメージや言葉をもって表象される人格神に帰依する。それは単なる知的理解を超えた宗教的経験をもたらす。 現在、脳を研究している大部分の科学者、そして彼らを含むもっと大きな自然科学者集団の
今日も時間をかけないつもりでソフトウェアに関係ないことを書いてみます。 もうひとつ、気になってた話題。 心臓移植とかで、ドナーの記憶が移ったっていう話。 脳みそっていうのは神経のネットワークの塊で、心臓なんかの内蔵も神経のネットワークで覆われているので、ちょっとした記憶があってもおかしくないっていう話です。 そうは言っても脳みそに比べればちょっとしたネットワークしかないので、ちょっとした記憶しか持てないような気がしますが、ここでプリブラムのホログラフィーモデルっていうのを持ってくると面白いことになります。 ホログラフィーって言うのは、みなさんがたくさんもってる1万円札についてるキラキラ光って角度によって図柄が変わるやつのことです。1万円札のは角度によって10000と日本銀行マークが見えるのですが、立体像が見えるものもあります。で、この立体像が見えるホログラムでは、像の一部が全体に、ホログラ
物理学と数学 ペンローズの「量子脳」理論を読んだ。 ペンローズは、 「意識は、脳細胞中のマイクロチューブルにおける波動関数の 収縮として起こり、それは計算不可能である」 と言っている。 私はこれまで、複雑系・カオス関連の本や、AIと呼ばれている分野関連の本を主に読んできたが、 それらとはまったくちがう切り口での「意識とは何か」についての強烈な仮説が展開されていて、 極めて強いショックを受けた。 本書では、「脳の機能は、原理的に計算機では再現できない」と主張しているが、 私がこれまで読んできた本はすべて「脳は計算機で再現できる」 という立場のものばかりだったからだ。 脳を計算機で再現できないということが、もし本当に証明されたら、 私は狂喜乱舞すると思う。人間の創造性の限界を、計算では求められないということだからだ。 ペンローズの説は極めて異端度が高いとされていて、本書の内容もかなり「トンデモ
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なかなか感想を書く時間を作れずにいましたが、ロジャー・ペンローズの『ペンローズの<量子脳>理論』は、むずかしくて部分的にしか理解はできませんでしたが、とても刺激があり、おもしろかったです。 計算不可能性ロジャー・ペンローズは、「一般相対性理論」と「量子力学」という2つの偉大理論を統一するモデルとしてツイスター理論というモデルを提唱していたりする数学者、数理物理学者ですが、この本ではそうしたペンローズ像に触れつつも、副題にあるとおり「心と意識の科学的基礎をもとめて」書かれた2冊の本『皇帝の新しい心』『心の影』以来の意識の問題に迫るペンローズのインタビューや著作、茂木健一郎さんや竹内薫さんによる解説、紹介などを編集してまとめられた本です。 読んでいて、刺激的だったのは、ペンロー
→紀伊國屋書店で購入 「ケータイ・モデル」 ケータイというのは奇妙な道具だとつくづくと思う。それは近さを遠さに変えてしまうものであり、遠さを近さに変えてしまうものだ。仕事の打ち合わせなどで相手がもぞもぞとケータイを取りだすと、気が殺がれていやなものだが、考えてみるとこれは近くにいるからといって、実際に「近い」わけではないことを相手に知らず知らずに知らせる手段ともなりうる。わたしはあなたと話をしていると、あなたは思っているかもしれないけど、実はあなたでない人と話し合っているのよと。 だから話している友人にケータイがかかってくると、とたんにその友人は「ここにいる人」ではなくなってしまうのだ。ケータイは人を遠い場所にさらってしまう。もちろん電話も同じ役割をはたしたのだが、受話器はでこにでもあるというものではなかったのだ。その質的な違いは大きい。 本書はハーバーマスの『コミュニケーション的行為の理
2007年05月18日05:55 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 前頭葉は脳の社長さん? そのすごくなさが、すごい。 前頭葉は脳の社長さん? 坂井克之 なにがすごいかというと、その腰の低さ。 本書「前頭葉は脳の社長さん?」は、前頭葉に関して今までわかっている知見を、最前線で研究している研究者の一人である著者が一般向けにまとめたもの。 目次 第1章 前頭葉は脳の最高経営責任者 第2章 前頭葉損傷による症状 第3章 前頭前野は脳の重役室 第4章 企画担当重役 - クールな外側前頭前野 第5章 営業担当重役 - 儲かって何ぼの底部前頭前野 第6章 総務担当重役 - 調整役の内側前頭前野 第7章 特別仕様の前頭前野 第8章 前頭葉から意思は生まれるのか 「研究者の一人である著者が一般向けにまとめたもの」なのだが、著者の坂井先生、のっけからこうである。 まえがき うーん。まずこの本
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