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既刊に関するd1021のブックマーク (689)

  • 『文学全集を立ちあげる』 丸谷才一、鹿島茂、三浦雅士 (文藝春秋) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 文学全集は長らく出版社のドル箱だった。最初の文学全集は大正15年(昭和元年)に改造社が出した『現代日文学全集』だったが、36万部という大成功をおさめた。以後、文学全集は出版社を潤しつづけたが、高度経済成長時代が終わると急に売れなくなり、昭和天皇の崩御した年に刊行のはじまった『集英社ギャラリー・世界の文学』が最後の文学全集となった。どうも文学全集は昭和という時代の産物だったらしい。 書は過去の遺物となった文学全集をヴァーチャルに作ってみようという鼎談である。半分は遊びだが、半分は大真面目のようだ。というのも、文学全集に収録する作品を選ぶことは、文学のカノン(正典)を定めることだからだ。文学全集の編集はすぐれて批評的な行為なのである。 ヴァーチャル編集委員会の委員は丸谷才一、鹿島茂、三浦雅士の三氏で、顔ぶれから予想されるように、従来の文学全集を支配していた19世紀文学

    『文学全集を立ちあげる』 丸谷才一、鹿島茂、三浦雅士 (文藝春秋) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    d1021 2007/03/01
    "手塚治虫のはじめた少女マンガが女性マンガ家に引き継がれて発展するのとパラレル""文学全集の読者が求めていた教養は、求道性と結びついた教養だった""求道性が嫌われるようになるとともに"→2/28リボン ↓もっちー
  • livedoor ニュース - 【書評】『創造の原点』加藤与五郎著、発明は必要の母なり 

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    d1021 2007/03/01
    "川上正光博士(故人)が30年後の、1972年に改題改訂""発明の種はエジソンにしても、ダイナマイトにしても、独創の種はその発明当時には相当よく知られているほどの「中古」であることは良く注意すべきことだ"
  • Amazon.co.jp: 定義集: アラン (著), 森有正 (翻訳), 所雄章 (編集): 本

    Amazon.co.jp: 定義集: アラン (著), 森有正 (翻訳), 所雄章 (編集): 本
  • 悲観主義とオプティミズム - My Life Between Silicon Valley and Japan

    一週間東京に行って帰国したところ。これからしばらく寝たり起きたりで、消耗しきった身体に体力が戻るのを待とう。今年二回目の東京だったが、こちらに戻ってくるとすべてのモードが全く変わって、ブログを書く力もようやく沸いてくる。 ある日、東京で気のおけない親しい友人たちとオプティミズムの話になった。「ウェブ進化論」のオプティミズムを誤解する人が多いね、という話がよく出るが、その日もそんな話になった。オプティミズムとは、生来人間は素晴らしいものなんだから「世の中、ほっておいても何とかなるさ」みたいな呑気でいい加減な考え方とは全く違うものだ。オプティミズムの質を全く理解せぬまま、オプティミズムはけしからんと言う人が多いね、というのは僕もよく思う。 ところで別の友人との集まりで、話がなぜかそちらのほうに流れ、アランの「定義集」の話になった。僕が敬愛してやまない森有正(ぼろぼろになるまで読んだ四冊の)

    悲観主義とオプティミズム - My Life Between Silicon Valley and Japan
    d1021
    d1021 2007/03/01
    "僕はこれまでにたくさんの本を読んできたが、内容を記憶するという習慣がなく""生来の悲観主義[PESSIMISME]をしりぞける為の意志的判断。"→2/28黒蜥蜴 ↑田坂 文学全集
  • 書評 - われわれはどこへ行くのか? : 404 Blog Not Found

    2007年03月01日00:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - われわれはどこへ行くのか? 松井孝典のなら、やはり最初の一冊はこちら。 われわれはどこへ行くのか? 松井孝典 これを読んでから、「松井教授の東大駒場講義録」を読むというのが順序としてはいいと思う。 書「われわれはどこへ行くのか?」は、地学の世界的第一人者、松井孝典による、チキュウ学(地球|知求)学の(「チキュウ学」は松井教授の東大駒場講義録より)。チキュウ学は帯にあるとおり「宇宙の始まりから人類の運命まで」あつかう、実に壮大な科学だ。 その壮大な科学を、ちくまプリマー新書という、岩波ジュニア新書と並んで新書の中ではもっとも「わかりやすく」かつ「納得しやすく」書かなければならないメディアに対して書いたのが書である。これが面白くないわけがない。 目次 - 筑摩書房 われわれはどこへ行くのか? / 松井 孝典 著より

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  • 書評 - 私の脳科学講義 : 404 Blog Not Found

    2007年02月28日16:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 私の脳科学講義 これが気に入った人は、こちらもどうぞ。 私の脳科学講義 利根川進 極東ブログ: [書評]ぶってよ、マゼット 47歳の音大生日記(池田理代子)そのあたりが気になって、彼女が四七歳で音大生になった時代のエッセイ「ぶってよ、マゼット 47歳の音大生日記」(参照)を読んだのだが、これがもうめっちゃくちゃ面白かった。え?利根川進と池田理代子とどういう関係があるかって? 書「私の脳科学講義」は、ノーベル生理学賞を、それも単独受賞した利根川進が、ノーベル賞受賞の課題であった免疫の世界から脳科学の世界に移って何をしているかを、ご人自ら語ってくれる、なのですが、実は書でこの二人は対談しています。 開口一番、実は池田理代子がばりばりの理系女子であったことが明らかにされます。 p.152 じつは何を隠そう、私は高校生ま

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    d1021
    d1021 2007/02/28
    "実は池田理代子がばりばりの理系女子であったことが明らかにされます。"
  • [書評]ぶってよ、マゼット 47歳の音大生日記(池田理代子): 極東ブログ

    先日なにげなく見たテレビで池田理代子の対談をやっていた。見るつもりもなかったのだが、あまりの面白さに見てしまった。話は四十歳を過ぎての更年期のことと四七で結婚した旦那とののろけみたいなことなのだが、そういえば彼女、結婚生活一二年かと思った。たしか、私よりちょうど一〇歳年上だったはずだと確認するとそうだ(参照)。 そのあたりが気になって、彼女が四七歳で音大生になった時代のエッセイ「ぶってよ、マゼット 47歳の音大生日記」(参照)を読んだのだが、これがもうめっちゃくちゃ面白かった。面白い上に、ちょうど私は今四九歳なのだが、この年代の人間が思い感じるであろう心のありかたが痛いほどわかる。読書というのはこういう面白さもあるものだなと思う。私も学生を長いことしたしちょっとやり直しもしたりしたが、さすがにこの歳になるとやり直せない感はあるし、やるとして青年期の学問ではないだろう……といった夢想がわくが

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    d1021 2007/02/28
    "でも、ここまで突き抜けた人生というか、中年以降の生き方というのは、明らかに戦後日本というものの正しさというか豊かな成果なのだろうなと思う。"
  • 『猿飛佐助からハイデガーへ』 木田元 (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 木田元という名前はメルロ=ポンティの翻訳で知った。訳文は哲学書の翻訳とは思えないくらい読みやすく、含蓄があった。『眼と精神』は何度も読みかえしたが、内容もさることながら、訳文の魅力が大いにあずかっていたと思う。 フランス哲学をやっているから翻訳がうまいのだろうと思っていたが、1993年に岩波新書から出た『ハイデガーの思想』で、実は若い頃から一貫してハイデガーを研究している人だと知った。木田は堰を切ったように『ハイデガー『存在と時間』の構築』、『ハイデガー拾い読み』、『ハイデガー』、『ハイデガーの知88』等々、ハイデガーを主題としたを上梓したが、それと平行して『偶然性と運命』や『闇屋になりそこねた哲学者』など、波瀾万丈の半生を描いた著作で、なぜハイデガーに引かれるようになったかを語りはじめた。 波瀾万丈と書いたのは誇張ではない。木田は満洲で育ち、海軍兵学校に入学する。

    『猿飛佐助からハイデガーへ』 木田元 (岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    d1021
    d1021 2007/02/28
    "山あり谷ありの半生は『闇屋になりそこねた哲学者』で尽くされているが、本書ではいつどんな本を読み、どんな影響を受けたかという視点から、人生をふりかえっている。"
  • 404 Blog Not Found:書評 - 数に強くなる

    2007年03月02日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 数に強くなる [初出2007.02.27; 暫くトップページに表示] 最高! 数に強くなる 畑村洋太郎 間違いなく、畑村洋太郎の最高傑作。「面白い」と「ためになる」を双方満足させるとしては、この一年、いや数年で最高のかも知れません。 書「数に強くなる」は、技術の伝え方に関しては横綱である畑村洋太郎が、さらに具体的で生活密着度が高く、それでいて難しいとされる「数」に挑んだ。「数学」ではなく「数」というところが一段難しい。類書は数多いが、その中では書が最高得点かも知れません。 岩波新書 数に強くなる このを読んでほしい人 「数字なんて大ッキライ」という人 数字を見ると、ジンマシンが出てくる人 ビジネスマンの人(できるなら逃げたいが、仕事で数と向き合わざるをえない人) 家庭の主婦(数学は苦手だったけど、数の

    404 Blog Not Found:書評 - 数に強くなる
  • 404 Blog Not Found:雑誌は売れないのか売らないのか

    2007年02月28日05:45 カテゴリMedia 雑誌は売れないのか売らないのか 雑誌が売れていないが、これは当に売れていないのか、それとも売る気がないだけなのか。 確かに日では雑誌の凋落が激しい。 出版物はどのくらい発行されているのでしょうか? 一方、雑誌の推定販売部数は28億7325万冊で、前年比で3.3%の減少となりました。月刊誌は1.5%減の18億9343冊、週刊誌は前年比6.6%減の9億7982万冊となりました。 週刊誌「底なしの凋落」:FACTA onlineABC協会の調べによると、「週刊朝日」は1998年下期(7〜12月)には33万3千部あった部数が、最新データの2006年上期(1〜6月)では20万8千部と37%も下落。「サンデー毎日」は同じ期間に15万部から8万7千部へと42%も激減した。 しかし、外に目を転じてみると、そうでもないのだ。 右のグラフは、 An

    404 Blog Not Found:雑誌は売れないのか売らないのか
    d1021
    d1021 2007/02/28
    "なぜ日本では定期購読による雑誌の大幅値引きが出来ないのだろうか?それがどうしてもわからない。"
  • 『花のほかには松ばかり』 山村修 (檜書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    d1021
    d1021 2007/02/27
    "記憶のなかの月光のかがやきが、いまの荒涼たる跡地の空にかかった月光のかがやきと重なって、そこにかつて遊んだ、涙がでるほど綺麗で、懐かしい浦のたたずまいが――たとえレプリカにせよ――、よみがえるんだ。"
  • 『<狐>が選んだ入門書』 山村修 (ちくま新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 丸谷才一はすぐれた入門書は「偉い学者の書いた薄い」、読む価値がないのは「偉くない学者の書いた厚い」だと書いた。これは至言であるが、「偉い学者の書いた薄い」の例としてあげられているのは荻生徂徠の『経子史要覧』とコーンフォードの『ソクラテス以前以後』だけだった。漢学と哲学についてはこの二著で間違いないが、それ以外の分野はどうなのか。数ある入門書の中から「偉い学者の書いた薄い」を選び出したがないものか。 かねがねそう思っていたところ、匿名書評家<狐>こと山村修が書を書いてくれた。日語、文学、歴史、思想史、美術史という五つの分野について、夫々五冊の「偉い学者の書いた薄い」を推薦し、詳しい紹介をつけてくれた。最近のもあるが、多くは山村が何十年も手元におき、折にふれて読みかえしてきただけに、紹介は実にゆきとどいていて、すべてのを読みたくなった。「偉い学者」だ

    『<狐>が選んだ入門書』 山村修 (ちくま新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    d1021
    d1021 2007/02/27
    "丸谷才一はすぐれた入門書は「偉い学者の書いた薄い本」、読む価値がないのは「偉くない学者の書いた厚い本」だと書いた。""荻生徂徠の『経子史要覧』とコーンフォードの『ソクラテス以前以後』"
  • 好奇心のランダムウォーク 頭に汗

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    d1021 2007/02/27
    "『あなたのTシャツはどこからきたのか』"
  • 「山本モナ の もなろ~ぐ」は2011年7月10日をもちまして終了いたしました:@nifty

    d1021
    d1021 2007/02/26
    "「坂の上の雲」は、私の大好きな小説のひとつです。読んでは感動し、読んでは感動しをここ数年何度も繰り返しております。""かねてから一度「三笠」を見てみたと思っていて、ついにこの週末に実現しました!"
  • 『忘れられた日本人』 : 本屋さんへ行こう!

    没後26年、なお根強い人気があり、未来社から現在刊行中の著作集も48巻を数えた旅する民俗学者、宮常一さんの代表作です。 岩波文庫版で1984年に初版が発行され、2006年で53刷を数える大ベストセラー、その魅力について屋の視点から語ってみたいと思います。 この作品は宮常一さん自身が1950年代に、日各地のさまざまな村の古老たちに行なった聞き取り調査がもとになっています。 古老たちは農民や馬喰など歴史の表舞台に出ない庶民たちであり、その人たちが経験してきた記憶、たとえば村の寄り合いの様子、田植、一日の生活、旅の話、夜這いの話など、その当時ですらすでに失われつつあり、現代においては消えてしまった数多くの風俗が丹念に描き出されています。 それでは誰が「失われた日人」だったのか? 読んで感じたのは知恵を持った老人たちではないかということです。 長い人生の中で身に付けた個人的なもの、また村

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    d1021 2007/02/26
    "それでは誰が「失われた日本人」だったのか?読んで感じたのは知恵を持った老人たちではないかということです。"
  • 隠し剣 鬼の爪 - Festina Lente2

    溜まっていた疲れのせいか、毎夜の勉強がはかどらない。 娘と2人、耳鼻科から帰ってきたら夜の8時半。 おまけに飲酒検問、医者帰りに誰が酒飲んでるんだよ! 全くもう・・・の、金曜日の夜。 ボーっとテレビを眺める。偶然、今日は「隠し剣 鬼の爪」。 何故かあれほど有名なのに、「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」 「武士の一分」等を観ていて、これだけは見ていなかった、私。 これ幸いと、炬燵テレビの夜。 私は藤沢周平世代ではないが、まあ多少なりとも作品は読んでいる。 個人的に気に入っているのは、やはり「三屋清左衛門残日録」 NHKで見たのが気に入って読んでみたら、TVドラマ以上に嵌った。 当時私は仕事にどっぷりで、嫁に行くなんてとんでもない、 こちらが嫁を欲しいくらいの生活。 [] 病になれば看病、季節季節のお菜を盛ったお膳、 打ち水のある庭、飲み屋のはたはた田楽、 訳もなく目の前に広がって消えない、田

    隠し剣 鬼の爪 - Festina Lente2
    d1021
    d1021 2007/02/26
    "米粒一粒一粒に光が差しているような、歯ごたえの良い香の物を噛み切るような、つましく満ち足りた生活"
  • http://www.otani.ac.jp/tannisyo/index.html

  • Amazon.co.jp: 歎異抄 (講談社学術文庫 1444): 梅原猛: 本

    Amazon.co.jp: 歎異抄 (講談社学術文庫 1444): 梅原猛: 本
    d1021
    d1021 2007/02/25
    "菩提心を起こし信心を深めていくには、科学偏重主義に毒されてしまった強固な疑念を乗り越えなければなりません。"
  • Amazon.co.jp: 現代語訳 歎異抄 (河出文庫 古 1-10): 親鸞 (著), 野間宏 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 現代語訳 歎異抄 (河出文庫 古 1-10): 親鸞 (著), 野間宏 (翻訳): 本
  • Amazon.co.jp: 「李香蘭」を生きて: 山口淑子: 本

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