奈良市で安倍元首相が銃撃され死亡した事件で、逮捕された男の刑事責任能力を調べる鑑定留置について、奈良地方検察庁は17日、2か月あまり延長すると発表しました。 【動画ニュースはこちら】安倍元首相銃撃の山上容疑者 鑑定留置を来年2月6日まで延長 今年7月、奈良市で演説中の安倍元首相が銃で撃たれて死亡した事件では、無職の山上徹也容疑者(42)が、殺人の疑いで逮捕・送検されました。 これまでの警察の調べで山上容疑者は、母親が多額の献金をしていた「旧統一教会」に恨みを募らせ、安倍元首相が団体と親しい関係にあると思いこみ、犯行に及んだとみられています。 今後の裁判で、刑事責任能力の有無が争点となる可能性があることなどから奈良地検は、今年7月から山上容疑者の鑑定留置を実施しています。 留置期間は、11月29日までの予定でしたが、奈良地検は先ほど、来年2月6日まで延長することが裁判所に認められたと発表しま