なぜ鉄道は超過定員が認められているのでしょうか。航空機や船舶は座席の数で定員が決まりますが、鉄道には立席定員という「座れない人」の存在が加味されています。 「サービス定員」とは何か 自家用車や航空機の「定員」は座席の数ですが、鉄道やバスでは座席定員と立席定員の合計を定員としており、座席に座れない人の存在が前提となっています。その中でも鉄道は定員を超える乗車が認められている点が、他の交通機関と大きく異なります。なぜ鉄道に限って定員超過が認められているのでしょうか。 拡大画像 鉄道車両の座席イメージ。写真はL0系改良型試験車(乗りものニュース編集部撮影)。 ちまたでいわれる定員とは、これ以上乗っては危険であることを示す「保安定員」です。保安定員には物理的なものと、安全設備上のものがあります。例えば小型航空機や小型船舶は、人数に加え総重量を管理しなければ安全な運行ができません。 乗用車も多くの人
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