トヨタ自動車は、“初代コネクテッドカー”と位置づける新型車の発売を開始し、コネクテッドカー時代の到来を宣言しました。「コネクテッド(connected)」は、“接続”や“つながる”という意味で、通信機を搭載し、外部と常時通信することができる車の時代がきたというのです。ETCやカーナビなどで、すでにほとんどの車に通信機器は搭載されています。メーカー各社が“コネクテッドカー”という次世代の車を連想させる言葉を使うようになったのは、通信の高速・大容量化で、提供できるサービスが格段に広がったことをPRするためです。一方で、コネクテッドカーで私たちにどんなメリットがあるのか、日常の運転を大きく変えるものなのか。実はよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。(経済部記者 山根力) トヨタが本格的なコネクテッドカーの第一弾として発表したサービスの内容はどんなのものなのでしょうか。代表的な3つを