東京エリアをぐるりと回るJR武蔵野線。旅客列車は府中本町駅から出発しますが、正式な起点はJR東海道本線と接続する鶴見駅です。鶴見~府中本町間は貨物列車用で、通称「武蔵野南線」。旅客化の構想もありました。 リニア工事の貨物列車も走行 東京エリアの郊外をぐるりと回るJR武蔵野線。JR南武線と接続している東京西部の府中本町駅(東京都府中市)を起点に、埼玉南部の南浦和駅(さいたま市)や千葉北西部の新松戸駅(千葉県松戸市)などを経由して千葉西部の西船橋駅(同・船橋市)に至る、全長71.8kmの路線です。 拡大画像 武蔵野南線の梶ヶ谷貨物ターミナル駅付近では、リニア中央新幹線の工事が進む(2019年3月21日、草町義和撮影)。 しかし、武蔵野線の起点は正式には府中本町駅ではなく、同駅から南東へ28.8km進んだところにある神奈川東部の鶴見駅(横浜市鶴見区)で、JR東海道本線(京浜東北線)に接続していま
![トンネルだらけの「武蔵野南線」に乗る 知られざる貨物線、リニア工事にも一役 | 乗りものニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f3c75d1946ad9a1faed62bc22657fa198f061c90/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.trafficnews.jp%2Ficatch%2F000%2F010%2F249%2Flarge_190322_musashinos_01.jpg)