社会問題になっている「活字離れ」を懸念する猪瀬直樹副知事の提案で、都職員を対象にした言語力・表現力を磨くための勉強会が16日、新宿区の都民ホールで開かれた。約300人の職員が、フィンランドの言語教育に詳しい文字・活字文化推進機構調査研究員の北川達夫氏の講演に聴き入った。猪瀬副知事が「新しいメディアの出現で、これから本を読む習慣がどうなるのか。論理立てた考えができなくなる危険性がある」と開催趣旨を説明した。 北川氏は、「若い人は価値観を共有できる人とはコミュニケーションが緊密だが、今後、求められるのは価値観の共有を前提としないコミュニケーション」と述べ、「読書はさまざまな価値観との遭遇の場。古今東西の価値観に触れるいい機会」などと力説した。 21日には三森ゆりか・つくば言語技術教育研究所長が講演する。 石原慎太郎知事もこの日の定例会見で、「昨今の若い人の活字離れをなんとかしたい。人間は書籍を
●阪神3−7横浜○(17日・横浜) それは、痛々しい光景だった。 八回の横浜の攻撃。2死二塁から石川の左前打を処理した阪神・金本は、内野へ返球しようとしたが、ボールを地面にたたきつけてしまった。この間に二塁走者は楽々とホームイン。記録は適時打となったが、春先から痛めている右肩の影響は明らかだった。実は六回の守りでも、2死二塁で吉村の浅い当たりの左前打を本塁に返球できず、走者の生還を許していた。 そして打撃でも、全く精彩を欠いた。得点圏に走者を置いた場面で2度凡退するなど4打数無安打、1三振。現在の打率は何と1割6分7厘だ。阪神が勢いに乗れない大きな要因が、不振を極める4番打者にあるのは間違いないだろう。 金本の守りについて聞かれた山脇守備走塁コーチは「精いっぱいやっているのだから仕方ない」。真弓監督も「打つ方は良くなっている」。この日の敗戦で、再び貯金ゼロとなっても、首脳陣は42歳
10日からの4連勝でためた2つの貯金をはき出した。攻守で精彩を欠いた金本の痛々しい姿が、チームのムードをさらに重苦しいものにした。 投げられない。六回の守り。2死二塁から、吉村に三遊間を破られたが、送球すらできなかった。横浜の三塁コーチは、ためらうことなく右手を回していた。八回2死二塁では、石川の左前打を処理したが、本塁への返球を地面にたたきつけて悪送球。いずれも適時打が記録されたが、3月に痛めた右肩が「回復」していない現実をさらけ出してしまった。 主砲としての働きもできなかった。四回にセンター、五回にはライトへ大きな飛球を放ったが、フェンスの手前で失速。体調が万全なら、スタンドインした当たりだった。4打数無安打で、通算打率は・167まで落ちた。真弓監督は「打つ方はよくなっている。守り? どうなのかな」ととぼけるばかりだった。 この日の横浜の最高気温は12・9度で3月中旬の寒さ。前日
Twitterで代表の応援において、『翼をください』での応援というのが、どうしてフランス大会以降定着しなかったのか、という話題あたりを発端にして、協会が日本人の多くが一体感を持って応援できるスタイル作り、雰囲気作りについて軽視していて、「ジーコで黄金の中盤」とか「ベスト4」とか「ワールドカップ再招致」といった、起爆剤的なものばかりを追い求めているようで、そういう足元を見ないやり方というのが、ますます代表離れというのをサッカーファンに起こしている。 Jリーグがあれば、日本代表は別にいらないというのは、自分と自分の半径数メートルさえよければ良いという、無責任な言説です。Jリーグがもっと盛り上がるためには、サッカーに日常的に関心の薄い層を巻き込んでいくことを、止めてしまってはいけない。そしていつもはクラブを別々に応援している人たちが、この時だけはみんなで一つのものを応援するという、Jリーグが日常
「金髪の女将さん」で知られる山形・銀山温泉の旅館「藤屋」(藤敦社長)が、経営難から民事再生法の適用を申請していたことが分かった。負債額は約5億円とみられる。金髪の女将は2年以上前に米国に帰国しており、女将は不在のまま。一時は全国区の知名度だった老舗旅館に何があったのか。関連記事14日に開館の甲子園歴史館、旅館女将…東北の老舗旅館、ネットに活路 ニーズ…記事本文の続き 藤屋が一躍有名になったのは、2003年に放送された公共広告機構のテレビCM。藤社長の妻で藤屋の女将、藤ジニーさん(44)が和服を着こなして登場したCMだ。 ジニーさんは女将業と子育てに加え、華道、茶道など日本の伝統文化を身につけた“大和撫子”として登場。「ニッポン人には、日本が足りない」というCMコピーとともに、日本人以上に日本文化や習慣を理解する米国人として有名になった。 ジニーさんは、米オレゴン州の名門・リンフィールド大を
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