第57回エンプレス杯(2日、川崎10R、交流GII、4歳上オープン牝馬、ダート2100メートル、出走12頭)武豊騎乗のラヴェリータ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)が、ゴール前で差し切り1番人気に応えた。勝ちタイムは2分15秒3(不良)。 レースはブラボーデイジー(牝6、栗東・音無秀孝厩舎)が逃げ、2番手にプレシャスジェムズ(牝4、美浦・伊藤圭三厩舎)がつける展開。ミラクルレジェンド(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)は5番手、ラヴェリータは内の6番手を追走した。直線に入るとブラボーデイジーとプレシャスジェムズの2頭が後続を突き放し逃げ切りを計るが、ラヴェリータが内を突いて猛然と追い込み、ゴール前で競り合っていた2頭をかわした。武豊騎手はラヴェリータに初騎乗だったが、見事な手綱捌きで重賞Vへ導いた。1/2馬身差の2着にブラボーデイジー、さらにクビ差の3着にミラクルレジェンドが入り、JRA勢が上位を独占し