西山茂行オフィシャルブログ「西山牧場オーナーの(笑)気分」Powered by Ameba ~ 勝って涙、負けて涙 ~ 平成13年、春の天皇賞。 セイウンスカイは惨敗し、引退、種牡馬入りを決めた。 平成10年の皐月賞&菊花賞馬。 遅きに失した、と言われたが、のちに思ったことは 「セイウンスカイは種牡馬ではなく、現役続行が正解だったか?」 まあ、それは机上の空論。 種牡馬入りをした時、血統的背景のないセイウンスカイには、西山牧場以外の繁殖牝馬の種付け申し込みはほとんどなかった。 ボロボロになってからの種牡馬入り。 そんな中で牝馬の超エリート、ニシノフラワーとの交配を決めた。 ニシノフラワーは桜花賞馬。 この場合完全なる「逆玉の輿」だった。 当時のニシノフラワーはサンデーサイレンスやブライアンズタイムと毎年交配をしていた。 わしの意図はひとつ。 父のシェリフズスターが100打数1安打の種牡馬。