元横浜の日本一監督で日刊スポーツ評論家の権藤博氏(82)が17日、阪神の沖縄・宜野座キャンプを視察し、藤浪晋太郎投手(26)の復活調整に太鼓判を押した。キーワードは笑顔。球は変わっていないが、取り戻した自信が最大の武器と分析。首脳陣が藤浪を使いこなせば優勝争いできるとし、その逆はBクラスの危機もあるとキーマンに指名した。 ◇ ◇ ◇ 藤浪はすごくいい顔をして投げていたね。何より明るい。顔色もいい。「復活のほほ笑み」といったところだろうね。1、2軍を行き来していた頃とは全然違う。昨季終盤に1軍で投げることができて、Aクラス入りに貢献できた喜び、また1軍で投げられる充実感がにじみ出ている。何が変わったかって、球自体は変わってないですよ。変わったのはあふれる自信。すごいです。さすがです。やっぱりモノが違う。元の藤浪に戻ったということです。 ワインドアップで投げてましたが、投げる球