標本作家 作者:小川 楽喜早川書房Amazonこの『標本作家』は、ハヤカワSFコンテスト、その第10回目の大賞受賞作である。著者の小川楽喜は元グループSNE所属で既刊も存在する作家だが、今回は新人賞であるSFコンテストに作品を応募し、一次選考からはじめて見事受賞まで至っている。 SFコンテスト受賞作としては珍しい単行本形式での出版であり、期待値はもとから高かったが、読んでみればこれは確かに単行本で出したいよなあ! と思わせてくれる創作と読むことについての重厚な小説であった。優れた幻想/終末SFであり、虚構に耽溺することで現実と虚構の情景が入り混じっていく、そんな感覚が見事に表現された作品だ。ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作の歴史の中でもまた異なるタイプの作品で、好みは分かれるだろうが、かなりおもしろかった。 あらすじや世界観など 物語の舞台は西暦80万年のはるかな未来。玲伎種(れいきしゅ)
マーダーボット・ダイアリー 上 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫マーダーボット・ダイアリー 下 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫この『マーダーボット・ダイアリー』はマーサ・ウェルズのSFアクション連作中篇集である。上下それぞれに二篇の中篇が収められていて、特に上巻の「システムの危殆」はヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の各ノヴェラ部門を授賞。続く「人工的なあり方」もヒューゴー賞、ネビュラ賞を授賞と(賞的な意味で)評価の高い作品。 それにこの創元文庫版は安倍吉俊のイラストもあいまって刊行がたいへん待ち遠しかったんだけれども、読んでみたらこれが期待通りのおもしろさ! 全篇通して自分のことを一人称で「弊機」を呼ぶ人型警備ユニット
http://www.amazon.com/Hard-Thing-About-Things-Building/dp/0062273205/ 1 comment | 0 points | by WazanovaNews ■ comment by Jshiike | 約1時間前 A16ZのFounderであるBen Horowitzの "The Hard Thing About Hard Things" を読みました。 今週頭に米国で発売されて、そのうち読もうかと最初は思ってたのですが、発売翌日から大絶賛するレビュー記事がどんどんでているのに気づき、本書を読む前にレビュー記事に目を通してしまうともったいないと思って、すぐにkindleにダウンロードしました。一気に読もうかと考えて朝4時まで頑張ったのですが、思いのほかボリュームがあって挫折して、3晩に分けて完読。 Marc Andreesse
著者・百田尚樹 受賞の言葉 偉大な男の生き様を、一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!」と強く思ったように、 『海賊とよばれた男』を読んでくれた書店員の皆さんもまた同じ気持ちを抱いてくれたのかもしれません。 全国の書店員の皆さま、本当にありがとうございました。 試し読みFREE WARNING! ご注意 読み出したら止まらなくなります。また車中読書の際は、落涙にご注意下さい。 周囲に人がいないことをご確認されてから本を開くことをお勧めします。 海賊とよばれた男【序章】 特集 ベストセラー連発 百田尚樹の秘密 なぜか歴史に埋もれていた「日章丸事件」の衝撃 主人公・国岡鐡造のモデルとなった出光佐三とは? 禁ネタバレしばり 海賊が百倍面白くなる登場人物相関 実名対照
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