署名簿の束を前に再審査に当たる千種区の選挙管理委員会=名古屋市千種区で2010年12月15日午前10時33分、丸山進撮影 名古屋市議会解散請求(リコール)署名の再審査は15日、有効署名が法定数36万5795人を上回り、政令指定都市の議会では初の解散の賛否を問う住民投票実施が確定した。14日までの審査で法定数まで1835人分に迫っていたが、15日の昭和、千種、港区選挙管理委員会の審査で有効署名がさらに2317人分増えた。残る区選管でも15日に最終委員会が開かれ、市全体の有効数が確定する。 リコール運動を進めた河村たかし市長の支援団体は今月下旬ごろに本請求し、住民投票は11年2月に実施される見通し。河村市長は自ら辞職して出直し市長選に立候補する意向を示しており、2月6日投開票の愛知県知事選と市長選、住民投票がトリプル投票になる可能性もある。住民投票で投票者の過半数が解散に賛成すればリコールが成