原田義昭氏 敷島製パン(PASCO)のコオロギ粉末入りパンやバウムクーヘン、徳島県小松島市内の県立高校の給食室で出されたコオロギ粉末を入れた「かぼちゃコロッケ」の試食など(食べるか否かは選択できる)、昨今はコオロギ市場が熱い。 しかし、インターネット上では「エコで良い」「畜産動物の犠牲が減る」という賛成派と、「グロテスクで気持ち悪い」「衛生面が心配」「絶対に食べたくない」と反対派もおり、賛否両論だ。 かねて「食料危機に備えて、昆虫食を推進しよう」という動きはあったが、なぜ「コオロギ」なのか。 河野太郎デジタル大臣は去年2月、徳島県のベンチャー企業のイベントに登壇した際に食用コオロギ養殖のグリラスが提供する「乾燥コオロギとミックスナッツあえ」を試食し、「美味しい」とコメントした。 1年以上も前のことだが、インターネット上では「河野太郎が試食したから」「新しい利権か」など、コオロギ推進は政治的