芸人であり芥川賞作家・又吉直樹の小説『劇場』が2017年5月11日(木)に発売されるのだが、その初版部数が30万部に決定した。これには世間から「初版こんな刷れる作家って日本に何人もいないだろ!」と驚きの声が上がっている。 同作品は、売れない劇作家・永田が、原宿の雑踏で出会った女優志望の大学生・沙希と共に暮らし始めるという恋愛小説。夢と現実のはざまで葛藤する姿や大切な人を想う気持ちが切実に描かれており、文芸雑誌『新潮』2017年4月号に掲載された同作品を読んだ人からは「いろんなことに腹立つのに涙が止まらない作品」「これ俺じゃないか、と思ったら段々読むの辛くなってきた」「恋愛の王道パターンの1つを完全に又吉ワールドにしてる」といった感動の声が多く上がっている。 加藤浩次は3月17日放送の『スッキリ!!』内で「もう、やばいです。とんでもないとこ、行ってますよ。僕の感想ですけど、芥川賞を取った『火