エルムステークスは、日本中央競馬会 (JRA) が札幌競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。 競走名の「エルム」はニレ科ニレ属の植物の総称で、日本では特に北日本に多く、街路樹などとして用いられているハルニレを英名から「エルム」と呼んでいる[4]。 正賞は札幌馬主協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞[1]。 概要[編集] 1996年に、ダート路線(ダートグレード競走)整備の一環として創設された重賞競走[5][6]。当初の名称は「シーサイドステークス」だったが、1997年より、施行場が函館競馬場から札幌競馬場に変更された際、名称も「エルムステークス」に変更[5]して現在に至る(函館・札幌の開催順が逆転したことによる)。 2009年より国際競走に指定され、外国馬の出走も可能になった。創設時から2011年までは9月、北海道シリーズが短縮された2012年以降は原則8月に開催されるが、