陸上自衛隊のヘリコプターが訓練中に不時着、大破しました。飛行中のエンジン停止を想定した訓練と見られますが、そのような状況でもすぐには墜落させない、ヘリやティルトローター機などに特有の緊急着陸の技術があります。 「空中でトラブル時の着陸訓練」とは? 2019年6月21日(金)午前10時ころ、陸上自衛隊立川駐屯地内飛行場(東京都立川市)において、陸上自衛隊東部方面隊所属の主力多用途ヘリコプター、UH-1J「ヒューイ」が不時着、大破するという事故が発生しました。幸いにも搭乗中だったパイロット2名に怪我はありませんでした。 拡大画像 陸上自衛隊のUH-1J多用途ヘリコプター(画像:陸上自衛隊)。 6月22日現在、事故についての調査報告はまだ公表されていないため、原因について断定することはできませんが、一部報道によると、空中におけるトラブルを想定した着陸訓練を行っていたとされます。もし、これが事実で