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ブックマーク / xtech.nikkei.com (81)

  • 沈むH.265、グーグル動画仕様AV1が主役へ アップル採用で加速か

    動画の放送や配信の中核技術である映像符号化方式(動画コーデック)。国際機関で標準化された“正統”な現行規格が、主役から引きずり降ろされる異例の展開になっている。 米グーグルGoogle)や米アップル(Apple)、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)などが推す“異端”の新規格が、「事実上の標準(デファクトスタンダード)」として主役に立つ。世界で急伸する動画配信サービスで、米国勢の台頭を勢いづかせる。 新規格とは、米国の非営利団体アライアンス・フォー・オープン・メディア(AOM)が2018年に公開した「AOMedia Video 1(AV1)」である(図1)。グーグルやアップルなど多くの大手IT企業が参画する。 最大の特徴は、特許料を無料にする「ロイヤルティーフリー」を掲げることだ。映像関連事業を手掛ける費用を大きく削減できる。現行の標準規格である「H.265/HEVC(Hig

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    de-style 2019/09/05
  • なぜ会議は決裂したのか、海賊版対策TFの議論を検証する | 日経 xTECH(クロステック)

    「今日の議論をどう扱うかはこちらで引き取る」――。 政府の会合としては異例の結末だった。知的財産戦略部が2018年6月22日から10月15日まで9回にわたり開催したタスクフォース「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議」は、委員間の対立が激化した結果、予定していた中間とりまとめを断念した。冒頭のコメントは、慶応大学大学院メディアデザイン研究科教授で共同座長を務める中村伊知哉氏の言葉である。 裁判所の判断の下、悪質な海賊版サイトへのアクセスを民間ISP(インターネット接続サービス事業者)が強制遮断する「サイトブロッキング」の法制度を整備するか否かを巡り、「憲法の『通信の秘密』に抵触し、現時点で違憲の疑いがある」として法制化の棚上げを訴える9人の委員と、「推進」「棚上げ」の両論併記を認める他の委員との溝が埋まらず、「座長預かり」で散会になったのだ。 とはいえ、ブロッキング法制化の流れが

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    de-style 2018/11/02
  • 「ブロッキングの章は削除すべき」、海賊版対策会合第7回はまとめ案巡り批判の応酬

    政府の知的財産戦略部が2018年9月13日に開催した「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」第7回会合は、海賊版対策の中間まとめ案を巡って怒号に近い批判の応酬となった。 事務局が示した中間まとめ素案は、第1章で海賊版サイトの被害実態、第2章で9つの総合対策、第3章は対策の1つであるサイトブロッキングを法制化する場合の制度設計について議論をまとめたもの。 委員の間で意見が分かれていたブロッキング法制化の必要性について、まとめ案は第2章で両論併記したうえで「検討会議において合意を見ることはできなかった」と明記した。一方で第3章は、他の手段に効果が期待できない場合、司法判断に基づくブロッキングであれば憲法上の問題が生じる可能性は低いと整理した。 この中間まとめ案に対し、弁護士の森亮二委員は「他の海賊版サイト対策に『効果が期待できない』といった意見は出ておらず、この段

    「ブロッキングの章は削除すべき」、海賊版対策会合第7回はまとめ案巡り批判の応酬
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    de-style 2018/09/14
  • 西武ライオンズ、設立1年未満のベンチャー発「電子チケット」採用のワケ

    埼玉西武ライオンズが拠地とする埼玉県所沢市の「メットライフドーム」。スタジアムの入場ゲートには、去年までは見られなかった新しい光景が広がっている。 スマートフォン(スマホ)を片手に持ったファンが画面をゲートの係員に見せると、係員は画面に“ハンコ”のようなものを突く。画面には試合のチケットが表示され、ハンコが突かれると入場済みであることを示す「Lions」マークが出る。要はチケットを“もぎっている”(入場券の半券をもぎ取ること)わけだが、電子チケットで一般的に使われるQRコードのような電気的な読み取り装置は不要で、単に突起のパターンが設けられたハンコを使っているだけだ。

    西武ライオンズ、設立1年未満のベンチャー発「電子チケット」採用のワケ
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    de-style 2018/04/22
  • 「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か

    あまり話題になっていないが、インターネット接続事業者(プロバイダー)の提供する光回線サービスが「遅くて使いものにならない」という声が一部で出ている。「モバイル回線のほうがまだまし」とさえ言われるほどだ。規格上の通信速度で1Gビット/秒をうたったサービスが主流となっているにもかかわらず、何が起こっているのか。 同現象は、NTT東西の「フレッツ光」を使ったプロバイダーの一部サービスで起こっている。NTT東西の基幹網「NGN(次世代ネットワーク)」とプロバイダーを接続するネットワーク機器(網終端装置)が恒常的な混雑状態に陥っているのだ。顧客の新規獲得を抑えることで対処しているプロバイダーもある。 この問題はNTT東西が設けた網終端装置の増設基準に起因しており、総務省の有識者会議が年内にも一定の結論を出す見通し。筆者が気になっているのは、その先の展開である。プロバイダーはトラフィック増加に長年苦し

    「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か
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    de-style 2017/11/13
  • 通信すら飲み込むAmazon、ルーター用半導体も自社開発と公表

    「全世界を100Gビット/秒の専用光ファイバー網で接続」「ルーター/スイッチ用半導体は自社開発」「一つのアベイラビリティゾーンで30万台のサーバーを運用」――。米Amazon Web Services(AWS)でデータセンター(DC)戦略を統括するJames Hamiltonバイスプレジデント(写真1)は2016年11月29日(米国時間)、「AWS re:Invent 2016」の基調講演で同社のクラウドの衝撃的な内部仕様を明らかにした。 Hamilton氏はこれまでもAWSの内部仕様を明らかにしているが(関連記事:「AWSの裏側を数字で教えよう」、上級エンジニアが秘密を公開)、同社の大陸間ネットワークの詳細やネットワーク機器用半導体を開発している事実、自社開発サーバー/ストレージの詳細を明らかにしたのは今回が初めて。ライバルである米Googleも最近、DCや自社開発サーバーの詳細を明らか

    通信すら飲み込むAmazon、ルーター用半導体も自社開発と公表
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    de-style 2016/12/01
  • NTT東西が15年前に販売したコードレス電話機を回収へ,まれに遭難信号を勝手に発信

    NTT東日NTT西日は1991年~92年に販売したコードレス電話機「ハウディ・コードレスホンパッセS200」とその後継機「同S220」を回収する(発表資料)。対象台数はNTT東日エリアで2万3070台,NTT西日エリアが1万8601台の合計4万1671台。具体的な回収方法は現在検討中で,決まり次第,同社のWWWサイトなどで告知する予定だ。 回収する理由は,S200とその後継機で,内蔵する2次電池の電圧が2V以下になったときに,制御回路が誤動作し,船舶や航空機からの遭難信号に使われる243MHzの電波が勝手に送信される現象が発生することがあると分かったため。NTT東日 広報室によると「子機の内蔵バッテリーが劣化し,さらに完全放電した状態で,電源を入れたまま充電すると,この現象が起こることがある。調査の結果,制御回路に設計ミスがあった」とする。 この問題が発覚したのは今年7月。20

    NTT東西が15年前に販売したコードレス電話機を回収へ,まれに遭難信号を勝手に発信
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    de-style 2014/09/29
  • シリコンバレーの秘密の歴史(1)――祝・シリコンバレー生誕100周年

    シリコンバレーの秘密の歴史(1)――祝・シリコンバレー生誕100周年 伝説が現実になったら、その伝説を出版しましょう――リバティ・バランスを射った男 今回から、ブランク氏が著した「シリコンバレーの秘密の歴史」シリーズを隔週の予定で掲載します。第1回は、ブランク氏がひも解くシリコンバレーの原点です。シリコンバレーの起源は、一般に言われる半導体やパソコン関連の企業ではありませんでした。(ITpro) 私は、自分が実際に住み、働く場所となったシリコンバレーのことを、常々知りたいと思っていました。アントレプレナーとして自分のキャリアを積む過程で、投資家のベンチャー・キャピタリスト(VC)や友人に 、「アントレプレナーシップはどこから出現したのか」「シリコンバレーはどのように始まったのか」「なぜこの場所だったのか」「なぜこの時期なのか」「“これを実現してやろう”という文化はどのようにして出現したのか

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  • ARM用Linuxの最適化組織「Linaro」が日本で活動へ

    ARM系CPULinuxカーネルなどを開発する非営利組織「Linaro」が日でも活動を開始した。国内メーカーに向けて成果物の採用を打診してきている。ARMコアを搭載した組み込み機器の開発効率の向上に寄与する。 「日国内のメーカーに、ARM用Linuxカーネルの採用を打診し始めた」。ARM用Linuxカーネルを開発する非営利組織「Linaro」でコミュニティベースの活動を進める「Linaro倶楽部」(仮称)の今村 謙之氏は、国内で動き始めたことを明らかにした。 Linaro(http://www.linaro.org/)は、ARMアーキテクチャを採用したCPUコアに最適化したLinux環境を開発する組織だ。英ARM社が中心となって資金や人材を提供している。Linuxカーネルは、Linus Torvalds氏を中心にしたコミュニティが開発しているが、ARM向けに利用するには課題があるとす

    ARM用Linuxの最適化組織「Linaro」が日本で活動へ
  • 「重要情報はPDFやExcelではなくHTMLやCSVで」、地方自治情報センターが呼びかけ

    東日大震災に関連して、財団法人 地方自治情報センター(LASDEC)が、国民へ発信する重要情報をPDFExcelではなくHTMLCSVで提供するよう呼びかけている。容量が大きいファイルがサーバーや回線を圧迫しないようにすることと、携帯電話しか持っていない被災者でも閲覧しやすくすることが目的だ。 LASDECでは2011年3月18日に、地方公共団体へメーリングリストを通じて通知している。「アクセスが集中し、PDFExcelファイル形式の場合、容量が大きく、サーバー・回線リソースを圧迫し、重要情報が閲覧できない事象が頻出しています」(LASDEC)。そこで、PDFExcelファイルの代わりにHTMLやJPEG、CSVといった形式での提供を推奨。WordやExcelの文書も、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、ファイルの種類に「Webページ (*.htm,*html)」

    「重要情報はPDFやExcelではなくHTMLやCSVで」、地方自治情報センターが呼びかけ
  • スマートフォン化する自動車,フォードが目指す新たな強み

    2010年1月,ラスベガスで開催された家電展示会「2010 International CES」では,米グーグルと米アップルという主役2社が不在の中,これまで脇役に過ぎなかった自動車メーカーの米フォード・モーターが話題をさらった。CEOが基調講演に登場し,運転席のインタフェースを徹底的に「スマートフォン化」した新システム「MyFordTouch」を発表したのだ。 同社は2007年から,車内ITシステム「SYNC」を米マイクロソフトと共に提供している。今回のMyFordTouchは,SYNCを軸に運転席周りのハードウエアも作り直した。 テレマティクスからの脱皮 これまでも米ゼネラル・モーターズ(GM)の「OnStar」など,「テレマティクス」という自動車向け通信システムがあった。これはナビゲーションや緊急連絡が中心で,ITはアクセサリとしてくっつけた「おまけ」であった。 しかし今回のフォード

    スマートフォン化する自動車,フォードが目指す新たな強み
  • 通信事業者がiPhoneで攻防,開発者の人気が勝敗を決める

    週末のショッピング・モール。やけににぎやかな一角はApple Storeだ。前回と比べると今回の「iPhone 3GS」の発売日はやや穏やかだったものの,相変わらずのiPhone景気である。 その2週間前には,米パームの「Palm Pre」が世に出た。iPhoneほどではないが,それでも発売日には通信事業者の米スプリント・ネクステルにとって1日当たりの売り上げの最高記録を更新した。さらに,台湾HTCからは新型Android端末が近く発売予定だ。 カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)の「BlackBerry」も引き続き好調で,米国スマートフォンのトップブランドの地位は磐石である。 端末に対する通信事業者各社の思惑 スマートフォンの舞台裏で,通信事業者はそれぞれの事情を抱えている。 AT&TはiPhoneを擁し,年率24%(2009年第1四半期)と順調に新規顧客を伸ばしている。財務アナ

    通信事業者がiPhoneで攻防,開発者の人気が勝敗を決める
  • 電子書籍を作って分かったこと

    出版業界は電子書籍を巡って大騒ぎとなっている。さまざまなプラットフォームが乱立し、これまで静観していた出版社が電子書籍に乗り出してきた。電子書籍を取り上げた雑誌や書籍も目立つ。こうした動きのきっかけとなったのは、米アップルの新型端末iPadであることは明らかだろう。出版業界としては、恐れと同時に期待も大きく、何かせずにはいられないという気持ちも正直なところだ。 今回、我々もiPad上で読める電子書籍を出すことにした。タイトルは「ネットワーク開発物語」(画面)。「IP」「イーサネット」「Web」の3大ネットワーク技術がいかにして開発されたのかをつぶさに追ったネットワーク開発史だ。ビント・サーフ、ボブ・メトカフ、ティム・バーナーズ=リーなど、直接開発にかかわった技術者を取材し、人にしか語れない内容を盛り込んだ。これ自体は有料で販売するが、コンテンツの一部は無料版の「インターネット開発物語」と

    電子書籍を作って分かったこと
  • 「日本のデジタルテレビのノウハウをどう生かすのか」、W3CがWeb on TVワークショップ

    Web関連技術の標準化団体であるW3Cは2010年9月2日と3日、Web技術と放送技術、非パソコン端末を統合したサービス「Web on TV」の標準化に関するワークショップを慶応義塾大学で開催した。9月2日は、国内でのデジタルテレビの普及状況や、現行の仕様であるBMLによるデータ放送/双方向通信機能を活用した最新サービスについて、説明が行われた。説明では、日放送協会(NHK)や民放各局が、今後の提供に向けて開発中のサービスも含めて、各種デモンストレーションを行った。 9月3日は、HTML5をキーワードとしてUI(ユーザーインタフェース)やホームネットワークのハブとしてのテレビの役割、テレビや家電製品をネットワーク越しに操作するためのAPIなどのテーマを設定し、議論を行った。 放送側はWebとテレビの機能的な連携望む UIに関連して通信事業者からは、「様々な機器でHTML5をサポートしやす

    「日本のデジタルテレビのノウハウをどう生かすのか」、W3CがWeb on TVワークショップ
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    de-style 2010/09/23
  • FlashはHTML5よりかなり先を行っている

    米Adobe Systems社がFlashの拡大戦略を推進している。2010年6月22日には,「Flash Player 10.1」を携帯電話機メーカーなどに向けて提供を開始した。同社はこれまで,組み込み機器向けには軽量版の「Flash Lite」を提供してきたが,Flash Player 10.1はパソコン向けと同等の機能を持ち,Flashで記述されたコンテンツをフルに再生できるという。同社でFlashなどプラットフォーム事業を担当する,Platform EvangelistのSerge Jespers氏に聞いた。 --スマートフォンなど組み込み機器へのFlash Player 10.1の導入は,いつごろから広がっていくのでしょうか。 Flash Player 10.1は,Androidの最新版であるAndroid 2.2やWindows Phone 7,BlackBerry,webOS

    FlashはHTML5よりかなり先を行っている
  • 異例ずくめのドコモ新Android端末Xperia発表会

    Android搭載スマートフォンXperiaの日向け発表会が、2010年1月21日に開催された(写真1、2)。Androidというオープンなプラットフォームに基づき、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが独自の作り込みを施した製品である。日国内ではNTTドコモが販売する。

    異例ずくめのドコモ新Android端末Xperia発表会
  • Androidの仕組みを知る(1)

    遂に日でもAndroid携帯が発売された。注目を集めているAndroidとは,一体何なのか,パソコンに移植するためにはどのような作業が必要なのか,アプリケーションを開発するにはどうするのか解説する。 Androidは,米Google社が開発し,携帯電話関連の業界団体であるOHA(Open Handset Alliance)が2007年11月に発表した,ソフトウエア・スタック(複数層で構成するソフトウエア群)である。 Androidを構成するソフトには,携帯端末向けに改良されたLinuxカーネルとミドルウエア,アプリケーションの実行環境,開発環境であるアプリケーション・フレームワーク,アプリケーション,がある。 Androidは携帯端末用として開発されているものの,適用範囲は携帯端末にとどまらない。Androidが現在対応しているCPUは英ARM社のARM系と米Intel社のx86系の2種

    Androidの仕組みを知る(1)
  • 欧州の移動体通信事業者に起こるパラダイム・シフト

    2008年以降,欧州の移動体通信事業者は,急増するデータ通信需要を中心とする様々な圧力にさらされ,生き残りか退場かを迫られた。それに対して通信事業者は,大きく三つの生き残り策を講じた。これらによって大きな利点を得られる一方で,失うものも少なくない。彼らが取った方策を概観し,その影響を解説する。 (日経コミュニケーション編集部) 欧州のモバイル・データ通信が2008年以降,爆発的に増加している。トラフィックが急増する中,定額利用でのサービス提供を余儀なくされた移動体通信事業者は,「ホッケースティック・カーブ」と呼ばれるジレンマに直面した(図1)。音声の時代には,トラフィック増による費用増はそれに伴う収入増で賄えた。しかしデータ通信の時代に入り,急増するトラフィックに対してわずかな収入増しか望めなくなっている。 一方,別の方面からの圧力も明確になり始めた。欧州各国政府によるモバイルを含むブロー

    欧州の移動体通信事業者に起こるパラダイム・シフト
  • OSは変わった

    OS、Operating System、基ソフト--。我々がそう呼ぶものの正体は、大きく変貌を遂げた。米グーグルのルイズ・アンドレ・バロッソ氏とウルス・ヘルツル氏は著書「The Datacenter as a Computer」で、「クラスタレベル・インフラストラクチャ」こそがOSなのだという。もはや単一のコンピュータしか制御しないソフトウエアはOSの名に値しないのかもしれない。 「The Datacenter as a Computer」はグーグルが2009年5月に刊行した書籍で、紙のとして購入できるほか、108ページに及ぶ全文をPDFファイルとしてダウンロードできる(出版元のWebサイト)。著者のバロッソ氏はグーグルの「Distinguished Engineer(最上級エンジニア)」、もう一方の著者であるヘルツル氏の肩書きは「運営上級副社長兼Googleフェロー」といい、グーグル

    OSは変わった
  • ソニー・エリクソンが初のAndroidケータイを世界同時発表,顔認識機能搭載

    ソニー・エリクソン・モバイル・コミュニケーションズが,携帯電話の新機種「XPERIA X10」を世界同時発表した(写真1~3)。米グーグルが推進するソフト基盤「Android」を搭載する,同社として初めての端末となる。米アップルの「iPhone」のパネルよりも一回り大きい4インチ型(480×854画素)の液晶パネルを搭載した,タッチパネル方式の携帯端末である。 “コミュニケーションがエンタテインメントになる”をキャッチコピーとした新端末の特徴の一つは,Android上で動く「UXプラットフォーム」と呼ぶ新しいユーザー・インタフェースを導入したこと。これにより,各種アプリケーションに共通するユーザー・エクスペリエンス(ユーザー体験)を提供できるようにしている。Androidには共通のユーザー・インタフェースがなく,メーカーなど第三者が自由に設計できるようになっている。 XPERIA X10は

    ソニー・エリクソンが初のAndroidケータイを世界同時発表,顔認識機能搭載