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金融と投資銀行に関するdeadcatbounceのブックマーク (7)

  • 投資銀行:ウォール街の復活

    (英エコノミスト誌 2013年5月11日号) 米国の投資銀行が再び世界の金融を支配している。それは米国にとって、必ずしも良いことではない。 金融危機から5年近くを経て、ウォール街が復活を遂げている〔AFPBB News〕 2008年の緊迫した数週間、投資銀行の幹部たちがニューヨーク連邦準備銀行のいかめしい扉の奥に集まっている間に、ウォール街は彼らの周囲で崩壊していくかに思えた。 リーマン・ブラザーズが破産を申請し、メリルリンチは倒れかけてバンク・オブ・アメリカに買収された。アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)とシティグループは公的資金で救済せざるを得なくなり、その腐は広がっていくように見えた。 当時の財務長官ハンク・ポールソン氏は、回顧録の中で以下のように語っている。「次に控えていた可能性は、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスを失うことだった――この2つが倒れれば

  • もしリーマンが破綻しなかったら・・・  JBpress(日本ビジネスプレス)

    2008年8月、ハーバード大学の経済学者ケネス・ロゴフ教授はシンガポールの会議で次のように警告し、世界の株式市場を一時的に動揺させた。 「我々は今後数カ月間で中規模の銀行の破綻を目にするだけでは終わらない。並外れて大きなもの、大手銀行――大手投資銀行か大手銀行の1つ――の破綻を目にするだろう」と。 その1カ月後、9月15日早朝にリーマン・ブラザーズは破産法の適用を申請した。 プリンストン大学の経済歴史学者ハロルド・ジェームズ教授は、リーマンの破綻は、1931年に起きたオーストリアの大手銀行クレジットアンシュタルトの破綻に類似していると言う。当時オーストリアとドイツは外国の債権者から多額の借り入れを行っており、クレジットアンシュタルトの破綻は世界中に波紋を広げ、大恐慌を著しく悪化させた。 リーマンの破綻は、現在の金融危機におけるそれとよく似た分岐点だと考えられている。つまり、ありふれ

  • High Frequency Trading Systemでおかしな解説が出ているという話

    高頻度取り引きシステムと訳すべきを、高周波取り引きシステムと翻訳して、あさっての方向に説明が行っているのが、活字媒体に出ているらしい。 そもそも、高頻度取り引きが可能な状況というのは、高速で注文が執行されるという状況である。これは、arbitrage(アーブ、裁定取引)をやる時に、絶対に必要な条件となる。アーブは、同一の銘柄が複数の市場に上場している時に、価格にズレが発生した瞬間を捉えて売買を行い、利益を上げる。ここに、HFTが必要な理由がある。ほんのわずかでも乖離した瞬間に、乖離したことに気がつかない間抜けの注文を、他の誰よりも早く売買を成立させて取り込み、ノンリスクで利益を捻り出すには、HFTが実現可能な程の取り引き環境を物理的に準備するというリスクが必要となる。そして、HFTを実現させる為のリスクを背負ってしまったら、アーブをやり、利益を上げなければならない。 同一銘柄という定義には

    High Frequency Trading Systemでおかしな解説が出ているという話
  • Risky-transaction fees - 漂流する身体。

    今日の昼くらいに、アメリカにおいて、金融機関が高リスク取引を今後手がける際にセーフティネットの為の保険料徴収を考えているとバラク=オバマが考えているという報道が割と唐突に日経で流れた。先週くらいに流れていた規制案の中で、デリバティブ関連の規制はちょっと待って、となっていた部分の話だと思って調べたが、そこにぴったり合致するかは不明ではあるが、オバマが昨日の記者会見で、金融規制改革の一環として、このアイディアを表明したらしい。 Google Newsで検索する限りは日語ソースは日経だけの模様で、日語メディアだけでは埒が明かないので、Wall Street Journalのサイトを見たら、割とまとまった記事があったのでこれを紹介する。要は、解釈は混じるが、こういうことの様だ。 オバマは大手金融機関の行動が金融危機後も変わっていない事に苛立っており、このまま規制しないと、また同じ金融危機が起き

    Risky-transaction fees - 漂流する身体。
  • 次なる危機の予兆、ゴールドマン復活:日経ビジネスオンライン

    ゴールドマン・サックスが7月14日に発表した今年第2四半期(4~6月)の純利益は34億3500万ドルで、四半期ベースで過去最高となった。(1) 投資銀行部門の株式の引き受け、(2) 債券・為替・商品部門、(3) 株式部門などが好調だったのが主因である。 同社の第1四半期の純利益は18億1400万ドルだったので、上半期で52億4900万ドル、年換算で104億9800万ドル(約9853億円)となる。 また、JPモルガン・チェースも7月16日に、第2四半期の純利益が27億2100万ドルで、第1四半期(同21億4100万ドル)を上回る好決算になったと発表した。 数十億円という報酬を手にする経営陣たち ゴールドマンの従業員報酬を見ると、今年上半期の総額は113億6100万ドルだったので、従業員数で割ると、1人当たり38万3817ドル、年換算で76万7634ドル(約7200万円)となる。この数字には、

    次なる危機の予兆、ゴールドマン復活:日経ビジネスオンライン
  • 投資銀行とは何だったのか - よそ行きの妄想

    ここ数ヶ月で、ベア・スターンズ、及びリーマン・ブラザーズが破綻し、メリルリンチはバンカメに買収され、モルスタとゴールドマンは商業銀行への転向を表明し、米国の5大投資銀行がすっかりなくなってしまった件で、報道等でよく「投資銀行」という言葉を耳にすると思うのだが、はてな辺りのド素人どもが果たして「投資銀行」がなんなのか理解できているのだろうかと心配で夜も眠れない私*1は、解説を試みることにした。暇だから。 業務の内容から見る投資銀行 とりあえず、Wikipediaから引用する。 投資銀行(とうしぎんこう)とは、顧客企業が有価証券の発行による資市場からの資金調達をサポートし、合併や買収などの財務戦略でのアドバイスを行う金融機関である。個人向け業務は行わない。 これが具体的な業務内容。Wikipediaにも書いてあるが、日語で言うと要は「証券会社の法人部門」である。とりあえずこれだけ知っておけ

    投資銀行とは何だったのか - よそ行きの妄想
  • 投資銀行はどうすれば変わるか? | ウォールストリート日記

    市場経済は、インセンティブシステムとも言い換えることが出来るかもしれませんが、収益への過大な欲求に対するチェック機能が機能不全に陥っていた事が、金融危機を招く結果になってしまったとことは、既にコンセンサスになっている気がします。 そこでよく聞かれる極端な理論は、「ウォールストリート(投資銀行)を解体せよ」と言うもので、実際に大手投資銀行は、全て銀行持株会社に転換しました。そして、金融の中心地であるニューヨークですら、金融業界の関係者以外からは、「金融関係者=I-Banker=悪」、と言った、極めて単純化された批判を、頻繁に耳にする気がします。 このような話を聞くにつけ、そもそも投資銀行とはどういう存在であり、I-Bankerと呼ばれる人は誰であり、何故ウォールストリートが過大なリスクテイクに走ったのかということについて、根的な構造が理解されていないと感じます。 よって、このブログを書き始

    投資銀行はどうすれば変わるか? | ウォールストリート日記
    deadcatbounce
    deadcatbounce 2009/02/11
    仕組み債の現物支給
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