8日午前9時ごろ、新潟市北区前新田の「はばたき橋」の上で「人が燃えている」と、近くのプール職員から110番通報があった。駆けつけた新潟県警新潟北署員が遺体を発見した。 署によると、遺体は市内の高校1年の男子生徒(15)。死因は焼死だった。自宅から灯油を持ち出し、体にかけて火をつけ、焼身自殺を図ったとみられている。遺体近くには灯油が入っていたとみられる空のペットボトルとマッチが落ちていた。遺書などは見つかっていないという。 署の説明では、男子生徒の父親が「悩みを相談された」という内容の話をしている。男子生徒は夏休み中で、午前8時から約1時間、散歩に出かけるのが日課だったという。父親が捜していたところ、現場の橋にたどり着き、署員に「息子ではないか」と話したという。 現場はJR白新線の豊栄駅から東に2キロほどのところにある、放水路にかかる橋。
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