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★明日から火曜日まで日本にいます。連絡はtomomachi@hotmail.comまで。 Mixiが利用規約に新しく加えた18条について、以下のように釈明した。 (今回の18条改定は)当社の以下対応について同意いただくもので、当社が無断で使用することではありません。 1 投稿された日記等の情報が、当社のサーバーに格納する際、データ形式や容量が改変されること。 2 アクセス数が多い日記等の情報については、データを複製して複数のサーバーに格納すること。 3 日記等の情報が他のユーザーによって閲覧される場合、当社のサーバーから国内外に存在するmixiユーザー(閲覧者)に向けて送信されること。 はあ? だったら、この三つをそのまま書けばよかったじゃん! それに、この三つをいくら読んでもそれが以下の18条と関係があるようには読めない。 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1本サービスを利用してユーザ
ITエンジニアは時に,ユーザーから激しい突き上げを食らうことがある。無理な要求や自分勝手なクレームにへきえきし,ユーザーとの接触を嫌うITエンジニアもいる。だが,システムの提供側と利用側の対立が行き着く先は,「使われないシステム」。共倒れでしかない。 5月の連休明けのこと。電子部品の製造メーカーA社のシステム部門に務めるY君(24歳)は,上司のC課長と一緒に昼食をとっていた。 「しかし,ユーザーっていうのはわがままですよね」。Y君は,出し抜けにこう言ってC課長を驚かせた。「『お仕着せのシステムばかり作っていないで,現場の意見をもっと尊重しろ』なんて見当違いのことを平気で言うんですから。現場を支援するために,休日も返上してシステムを動かしているのは誰だと思っているんだ」。 C課長は,まだ若いY君から思わぬ愚痴を聞き,「おいおい,穏やかじゃないな。いったいどうしたんだ?」と尋ねた。すると,Y君
情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2008年3月5日、キヤノン製デジタル複合機とレーザービームプリンターに脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことを明らかにした。内蔵するFTPサーバー機能が、他のコンピューターへの「ポートスキャン」などに悪用される恐れがあるという。 脆弱性が見つかったのは、デジタル複合機の「Color imageRUNNER」「imageRUNNER」「imagePRESS」各シリーズ、およびレーザービームプリンター(LBP)シリーズ。これらの製品には、FTPで印刷要求を受け付ける「FTP印刷」機能がある。同機能を実現するために内蔵されているFTPサーバーを悪用される恐れがあるというのが、今回の脆弱性。 第三者は同機能を経由して、別のサーバーやネットワーク機器にアクセスできてしまうという。つまり、踏み台にすることが可能。
「情報セキュリティは、1社だけで取り組んでも効果は薄い。取引先企業を含めた対策が必要だ」――。松下電器産業 情報セキュリティ本部の金森喜久男 上席審議役は、2008年3月5日に開催された「情報セキュリティガバナンスシンポジウム 2008」で、同社の情報セキュリティに関する取り組みについて講演し、取引先企業のセキュリティ向上策に言及した(写真)。 松下電器産業が2004年1月1日に設立した情報セキュリティ本部では、5つのプロジェクトを推進している。取引先企業のセキュリティ格付けを実施しているのは、このうちの「購入先プロジェクト」だ。 具体的には、材料や部品の購入先企業を、「A2」「A1」「A」「B」「C」の5つにクラス分けする。A1レベル以上であれば重要技術情報を共有することが可能である。Cレベルの場合は、取引をしないという。 ただ、実際に2006年3月に国内の取引先企業2365社の情報セキ
路上で騒いでいた少年を立ち去らせるため、警視庁滝野川署の男性巡査長(27)が拳銃を抜いて威嚇した事件で、全国から巡査長の行動を支持する手紙やメールが署などに相次いでいることが5日、分かった。警視庁では拳銃の適正使用にあたらないとみて、特別公務員暴行陵虐容疑で調べるとともに処分も検討中だが、署には処分の軽減を求める地元住民の嘆願書も提出された。「許される行為ではないが」…。警視庁幹部も思わぬ反応に戸惑い気味だ。 事件は2月26日午後8時半ごろ、東京都北区滝野川の路上で発生。「大声がうるさい」との苦情を受けて駆けつけた巡査長が区内の高校2年生(16)ら少年3人に注意した。3人はいったんその場を離れたが、約10メートル先で再び路上に座り込んだ。名前などを尋ねても無視したため、拳銃を抜いて立ち退かせたという。3人が直後に、「銃を向けられた」と署に訴え出て発覚した。 署などには5日昼までに手紙や電話
本来、エシカル(ethical)という言葉は「道徳上の」とか「倫理的な」などを意味する形容詞だ。ところが近年、この言葉が、英語圏において少し踏み込んだ意味を持つようになった。環境や社会に配慮している様子を表すというのだ。 例えば、エシカルインベストメント(倫理的投資)やエシカルコンシューマー(倫理的消費者)などの語は、環境保全や社会貢献に寄与する投資や消費者を表す。エシカルは今後、日本でも頻出する概念になるかもしれない。 エシカルファッションは、まず「倫理的に“正しく”製造されているか」を問う まずはエシカル概念の一例として、エシカルファッションを紹介したい。これまでのファッションは、デザインが優れているかどうかなどをまず気にする。だがエシカルファッションでは、その前段階として、倫理的に“正しく”製造されているかどうかを気にする。 ここで言う倫理的な“正しく”とは、環境や社会に対す
米国でロカヴォア(locavore)という新語が流行している。地元産の食品を食べる人、という意味だ。地元産の食品を選ぶ行為には、様々な意義があるという。例えば、食品輸送に伴う環境負荷を減らせるし、地元農家への支援にもつながる。これはスローフードや地産地消に近い考え方だ。どうやら、食生活において「地元」に注目する概念が、世界各地で同時多発的に発生しているようだ。 この概念は、2005年にサンフランシスコで行われたイベント『世界環境デー』で誕生した。同イベントに参加したカリフォルニア在住の女性4人が、自らをロカヴォアズと称し、「環境保護などのため地元産の食品を食べよう」と呼びかけたのだ。ここで言う地元産の食品とは、自身の居住地から100マイル(約160キロメートル)以内で生産している農水産物や加工品を指す。 ロカヴォアという新語は、グループのメンバーであり、料理人、作家でもあるジェシカ・プ
(もり・ひろし=新語ウォッチャー) 企業理念や社是などに代えて、クレド(credo)を導入する企業が現れている。クレドとは「信条」を意味するラテン語で、「企業の信条や行動指針を簡潔に記したもの」を指す。導入企業はこの仕組みを、従業員の自主的な行動を促すためのツールとして利用しているという。企業はクレドに、一体どんな内容を記しているのだろうか? そしてどのように運用しているのだろうか? タイレノール事件で力を発揮したジョンソン&ジョンソンのクレド この分野で有名な2つの企業について事例を見てみたい。 1つ目の企業は、ヘルスケア製品などを製造する多国籍企業ジョンソン・エンド・ジョンソン(以下J&J)だ。同社は『我が信条』と題するクレドを、企業運営の中核に据えている。原形となる文書は1943年に誕生した。文字数は日本語にして1000文字にも満たず、A4の紙一枚に収まる。 『我が信条』が示
1950年代から70年代にかけて盛衰した新左翼運動は、戦後日本の社会と歴史を考える上で逸せない出来事の一つだ。 そうなのだが、評者のように事後的にフォローする者にとって、これほど接近しづらいものもない。といっても手がかりがないわけではない。歴史的にも数十年内のことだけに、証言や史料には事欠かない。むしろ手がかりがありすぎるくらいだ。 そこで、概要をイメージしようと文献や映像を見る。すると、グライダーで上空から滑空するつもりが、気づくと石つぶてや催涙弾が飛び交う「藪の中」で往生することになる。 いくつかの要因が考えられる。一つは、高分子化合物の分子式のように素人には見分けがたい組織名だ。革命的共産主義者同盟、革共同中央書記局、革共同全国委員会、革共同革マル、革命的労働者協会……。また、これは現代史に共通することだが、日時と場所のはっきりした詳細な情報が洪水のように出てくるため、記録を読むうち
Kevin Yank氏によって執筆されたCSS tablesに関する記事が2月28日(米国時間)、SitePointに「Table-Based Layout Is The Next Big Thing」として公開された。IE8がリリースされた以降のWebデザインのテクニックを検討するうえで興味深い内容だ。 現状では複数カラムデザインを持ったのWebページを制作する場合、古典的にはHTMLのtable要素とCSSによるサイズ指定を組み合わせたり、CSSを使う場合でもトリッキーな指定を行わなければならない。最新のCSSの機能を使うとIE6/7などで表示されない問題があるからだ。 こうした状況はIE8の登場からかわることになりそうだ。すでに主要なWebブラウザには導入されているCSS tablesの機能がIE8に導入されるためだ。このため、IE8の普及にあわせて従来の複雑な記述を、CSS tab
SNSの最大手であるミクシィ(mixi)の新しい利用規約が問題となっている。ユーザーが投稿した日記などの著作者人格権の不行使を求める条文があり、「勝手に商品化される」などの懸念が広がっているのだ。ミクシィ側は「新サービスを行う上でのトラブルを防ぐため」とする一方、「規約の変更もありうる」と弱気な姿勢も見せている。一体どうなる? 日記などへの「著作者人格権不行使」求める 問題となっているのは、ミクシィが4月1日から改定を予定している新規約の第18条「日記等の情報の使用許諾等」の条文で、以下のような2項で構成されている。 1. 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2. ユーザーは、弊社に対し
改めて知る「iPad」の底力、高精度の手書き入力や背面カメラでの3Dスキャンが可能 2024.09.20
黄砂の甚大な被害と、「国家機密」としてデータ共有を拒否する中国 2008年3月 5日 国際情勢 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo credit: NASA 東アジアの黄砂嵐のシーズンが始まった。先週中国の北東部で観測された黄砂によって、現在韓国や日本の一部で、学校が閉鎖されたり、工場が操業不能になったり、毒性物質が蓄積したりしている。 この砂嵐は毎年3月から5月まで続くもので、モンゴルや中国の砂漠から風で吹き上げられた砂が、中国の工業地帯で汚染物質を吸着し、最終的に東部地域に到達する。 これによって生じる損害がどれだけになるのか定かではないが、控えめな数字でも、製造業における損失は数十億ドルにのぼり、特にハイテク製品のメーカーに被害が大きいとされている。汚染物質は肺や免疫系疾患を引き起こす可能性もあり、影響はさらに大きくなる。[Environment
皆さんは海外出張にお出掛けの際,現地でどのような通信手段を使われるだろうか。筆者がいる編集部では,国際ローミングに対応した携帯電話を持っていくケースが多い。国際ローミングは,国内で使っている携帯電話を海外に持ち出して使えるサービスで,国内と同じ携帯電話番号で着信できる。利用するサービスと渡航先によっては,同じ携帯アドレスあてに送られたメールを受信でき,Webも使える。 携帯電話事業者3社はいずれも国際ローミングを提供しており,イー・モバイルも2008年夏に始める予定だ。サービスを使うには,日本と海外両方のネットワークを使える国際ローミング対応端末が必要だが,その機種数は着々と増えている。ソフトバンクモバイルは早くから国際ローミングに注力しており,対応機種は多い(関連記事)。NTTドコモは905iシリーズで対応機種を増やしてきた(関連記事)。KDDIは近くサービスをリニューアルし,それに合わ
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