シンガポール拠点の配車アプリ会社、Grab(グラブ)。2014年12月にソフトバンクグループが2億5000万ドル(約300億円)を出資し、大株主になったことで日本でも一躍その名を知られるようになった同社だが、あれから2年。日本企業による海外企業への出資はその後の状況が伝えられなかったり、知らないうちに失敗したりしていることが少なからずあるが、グラブはどうなっているのだろうか。 グラブが15億ドル超を追加調達――。3月末、米ブルームバーグニュースは、グラブが近くソフトバンクを中心に、新たに15億ドル(約1600億円)を調達する見通しだと伝えた。ソフトバンクから回答は得られなかったが、グラブは2016年9月にもソフトバンクなど投資家から7.5億ドル(約830億円)を調達しており、今回の追加調達が実現すれば、グラブの企業価値は推定30億ドル(約3300億円)相当になるとみられている。 ソフトバン
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