未経験者に「プログラミング言語」は求めない 調査で分かった企業が期待するスキルとは:パーソルキャリアがITエンジニア職未経験、微経験者の転職について調査 パーソルキャリアは、「doda ビジネスパーソンと企業の転職意識ギャップ調査」の結果を発表した。それによるとITエンジニア職「未経験歓迎」求人の割合は2年前(2021年1月)に比べて約3.0倍に伸びていることが分かった。

Q. AIが悩みに答えるのですか? A. 正確には「バーチャルAIを持つbot」が答えます。バーチャルは「仮想的な」と訳され「想像上の」と誤解されがちですが、本来は「実質的な」という意味を持ちます。表面上の体裁はbotですが、下図のように人とAIから成り立ちます。人と機械からなるバーチャルなAIを中身としたbotが実質的にお悩みをデバッグしていくというわけです。 開始当初はほぼ人力でお悩みデバッグをしていくことになります。しかし、実際にOpenAIのChatGPTなどのAIに頼ったり、既存モデルを利用してAIを実装したりしていく予定です。そのため、上図のように連載が進むに連れAIによる回答の割合が増えていくことになります。 実装は、現在の技術においては既存のAIモデルのファインチューニングが現実的です。ファインチューニングに限りませんが、学習させるには教師データとなり得るテキストが必要です
関連記事 お悩みデバッグ連載、始まりますわよ~ エンジニアの皆さまのお悩みに、私たち「おbot」が、ラグジュアリーに、エスタブリッシュメントに、おキュートにお答えしますわよ。 お悩みその1 やりたいことがない(30歳 男性 SE) オリジナルバーチャルAI vs. ChatGPT。どちらの回答が悩めるエンジニアの心に響くのか――。 元任天堂開発者が特訓 連想と反対を使って「きのこたけのこ」から新しいお菓子のアイデアを考える 連想で要素を分解して反対で再構築して新しいアイデアを生みだす――。WiiやSwitchの開発者が伝授する「アイデアの考え方」、今回は連想と反対のテクニックを使って、「きのこの山/たけのこの里」の対抗勢力のアイデアを考えてみましょう。 元任天堂開発者が伝授、3つのモノサシを使ってアイデアの「いい/わるい」を計測する 相対性理論、印刷、iPhone――世の中を変える発明は、
StackBlitzは2023年2月14日(米国時間)、「WebContainer API」を公開したと発表した。開発者はWebContainer APIを使用することで、Node.jsを完全にブラウザ内で実行できる。WebAssemblyベースのマイクロOSである「WebContainers」上に独自のユーザーアプリケーションを構築することもできる。 WebContainersとは 関連記事 利用者が増え続ける「WebAssembly」、ブラウザ実行できる4つ目の言語の魅力とは ソフトウェアコンサルティング会社のScott Logicは、「WebAssembly」の使用状況に関する2回目の年次調査を実施、結果を発表した。WebAssemblyは「HTML」「CSS」「JavaScript」に続き、Webブラウザで実行可能なコードを作成できる4つ目の言語と位置付けられている。 スクリプト言
契約書にも民法にも書かれていませんが、「義務」なので履行してください:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(106)(1/3 ページ) 担当者の急逝によって所在が分からなくなったソースコードを引き渡せとせまられたベンダー。契約書に記載されていない納品物を渡す義務は果たしてあるのだろうか――。 連載目次 契約に存在する「見えない義務」 仕事の契約には契約書が存在する。契約書に記載された条項を守らなければ、契約を解除されたり受け取るべき費用を減額されたりすることがあり得る。では契約書の内容を順守してさえいればいいのかというと、そういうわけでもないのがソフトウェア開発だ。 例えば、納入したソフトウェアに不具合が見つかれば修補しなければならないという「契約不適合責任」などは、契約書に規定していなくとも受注者が負うべき責任として民法の条文に書かれている。契約書というものは本来、受注者と発注
出所不明のファイルの正体を安全に調べたい! メール添付あるいはUSBメモリなどで受け取ったファイルが何だかよく分からず、安全にそのファイルの正体を調べたい、と思ったことはないだろうか? 「エクスプローラーでダブルクリックすればいい」というのは、出所が明らかでウイルス感染などの危険がないファイルに限られる。出所不明なファイルの場合は、いきなり実行したり関連付けられたアプリで開いたりするのではなく、少なくとも事前にその内容を確認して正体を明らかにしたいところだ。 では、ファイルの内容をどうやって確認すればよいのだろうか? 一つの手段として、いわゆる「バイナリエディタ」という、ファイルの内容を16進数形式で表示(ダンプ)、編集するソフトウェアツールを利用する方法がある。しかしバイナリエディタはWindows OSに標準装備されていない。 次善の策としては、通常の「メモ帳」アプリ(notepad.
OpenAIは2023年1月31日(米国時間)、AIによって生成された文章を見分けるツールの試験的な提供を開始した。ChatGPTと同様、登録してログインすれば誰でも無料で使えるようになっている。なお、このツールは命名されていない。 「AIによって書かれた文章を全て、十分な信頼性をもって検出することは不可能だが、優れた分類器を使用すれば、AIが生成した文章を人間が書いたとする嘘の主張に対処するための情報を提供できる」(OpenAIのブログポストより、以下同) OpenAIは例として、自動化された情報操作、アカデミックな場での不正、AIチャットボットの人間としての偽装を挙げている。一方で、教育者の間でChatGPTに対する懸念が広がっていることに触れ、今回のような分類器には限界があるとして、ChatGPTに関する理解を広げるためのドキュメントを公開していると述べている。また教育者とのChat
「うぇっ!」……共通テスト「情報I」を見て、子どもたちが心配になったワケ:「楽しい」がITの入り口になってほしい 2025年の大学入学共通テストから「情報I」が追加されます。大学入試センターはこれに先駆け試作問題を公開しているのですが、問題の内容を見て「うぇっ」と思いました。受験する子どもたちのことが、ちょっと心配になったのです。
関連記事 おばあちゃんの謎テクがさく裂する「食べ超」まとめ 逆転無罪を決定付けた「反意図性」と「不正性」の解釈(Coinhive事件最高裁解説 前編) 市井のエンジニアが不正指令電磁的記録保管罪に問われた「Coinhive裁判」において、最高裁判所は2022年1月、無罪判決を言い渡した。東京高裁での有罪判決から逆転無罪を勝ち取れたポイントは何だったのか、主任弁護人と弁護側証人が解説する 技術的に不可能でも、セキュリティ対策は万全にしろ! 業者がイーサリアムの売買を停止したから3500万円損をした。「NEMが流出したから」だなんて言い訳は許さん! 「仮想通貨を支払わなければDDoS攻撃を実行する」と脅す“DDoS脅迫”に注意 JPCERT/CC JPCERT/CCは、DDoS脅迫について注意を喚起した。DDoS攻撃の影響を受ける恐れのあるシステムの特定とリスク評価、攻撃の検知と防御などの対策
情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)は2023年1月23日、NTTと共同で「秘密計算AI(人工知能)ソフトウェア」をトライアル提供すると発表した。非商用の研究目的に用途は限定されるものの、主要なAIアルゴリズムによる学習や推論などで秘密計算を試すことができる。 秘密計算とは、データを暗号化したまま、復号せずに処理する技術のこと。個人のプライバシーに関わるデータや営業データなど、情報漏えいや不正利用の懸念があるデータを安全に利用するための技術として注目されている。 トライアルの目的は、NIIとNTTの共同研究の一環として、NIIの計算機上で秘密計算AIソフトウェアを実験的に利用する大学などのパートナーを募集すること。そのため対象は、国内の大学や研究機関に所属する教職員と研究者となる。 「フィードバックを基に世界最先端の学術基盤の構築を目指す」 NIIは、大学や研究機関の研究活動
山市良のうぃんどうず日記 ショートカットを勝手に削除、その挙動はまるでマルウェア? スタートメニューやタスクバー上のショートカットが利用できなくなるという今回の問題は、既に発生してから時間が経過しているため、IT系メディアの記事やSNSなどを通じて知っている人は多いと思います。影響を受ける可能性がある企業向け「Microsoft Defender」の管理者であれば、「Microsoft 365」の管理ポータルでインシデントをいち早く確認したでしょう(画面1)。 “Microsoft Defender”という製品名を目にして、Windows標準搭載のウイルス対策ソフトウェアの問題と勘違いした人もいるかもしれません。そう思わせるようなタイトルのメディア記事も幾つか見掛けました。先に指摘しておくと、“個人ユーザーには影響しない”問題です。 Recovering from Attack Surfa
ソフトは転売していません。マニュアルを販売しただけです:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(105)(1/2 ページ) 連載目次 自分が作ったソフトを勝手に転売されたら、訴えてやる? 必要のなくなった書籍やDVDを中古品として売却することは、何ら問題はない。未成年ならともかく成人であれば、誰の許可を得る必要もなくいつでも自由に中古品として売ることができる。では、ソフトウェアの場合はどうだろうか。これもCDやDVDに収められたゲームソフトなどを買い取り業者に売ることには問題はない。 では同じソフトウェアでも本体をダウンロードした上でライセンスキーなどを購入する場合はどうだろうか。コピーが可能なソフトウェアのライセンスキーを購入した人間がこれを第三者に売れば、違法になる。民事上はソフトウェアの販売業者や作成者に損害賠償を請求されるだろうし、刑事上の罪にも問われる。同じようにソフトウ
「パワハラされてリストラされたので、転職サイトに書き込んでやりました」の追い解説:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(104)(1/2 ページ) 連載目次 2023年、あけましておめでとうございます。 おかげさまでこの連載も旧年中に100回を超え、読者の皆さまへの感謝の念に耐えない。新年を迎えこの連載が長く続けられるよう、筆者としても精進を欠かさぬよう決意を新たにしているところである。 本連載はそもそも、ITに関わる裁判が実は反面教師として実際の現場に有効な知見を与えてくれるのでは、と思い立って始めたものである。以来、途中で投げ出したくなるとか参考になる裁判例に困るとかいったことは一切なかった。しかし、書き続けるには、それなりに“元気”が必要なことも確かだった。 筆者に元気を与えてくれるのは、やはり読者の皆さまからの反応やコメントである。編集担当に送られるコメントや指摘は筆者で
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