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ブックマーク / hb.matsumoto-r.jp (14)

  • viを:wqや:q!、あるいはZZで終了するのとではどちらが効率的か - 人間とウェブの未来

    後ろの方に追記をいくつか書いているのでそちらも是非参照ください 今日さくらインターネット研究所の雑談タイムで、viの終了時には:wqや:q!とかで終了するよりもZZで終了すべき、という話題が出た。 ここで簡単に整理しておくと、 :wqはファイルを上書き保存して終了 :qは上書きせずに終了 ZZ はファイルに変更があれば保存して終了、なければ上書きせずに終了 というコマンドである。 最初はZZ便利だよなぁと思っていたけど、確か過去にZZだとやりにくいところがあって使うのをやめた記憶があった。それで色々話をしていると、やっぱりZZを使った方が良いケースが思いつかなかった。 そこで、ZZいらんでしょ、などと発言したりしていたのだった。 といのうも、僕のviの終了するパターンとしては、 まず:qを押す 変更がなければそのまま終了、変更があれば変更があるよとwarningが出て終了できない warn

    viを:wqや:q!、あるいはZZで終了するのとではどちらが効率的か - 人間とウェブの未来
  • GMOペパボ株式会社を退職しました - 人間とウェブの未来

    日、2018年9月28日が最終出社日でした。正式には10月末をもって、チーフエンジニアとして務めたGMOペパボ株式会社、また、主席研究員として務めたペパボ研究所を退職します。 現職には2015年4月に入社後、実際には入社前から関わりがあったため、それも含めると約4年間、当に様々な取り組みを行ってきました。チーフエンジニア兼主席研究員として取り組んできた仕事の中で、社外にアウトプットして伝えてきたこと以外の、より社内業務的な内容はなかなか言語化する機会がなかったので、それらを振り返りつつ、転職に至った経緯をお話ししてみます。 2015年入社当時のペパボ福岡の雰囲気は今でもよく覚えており、良くも悪くも様々なところで血気盛んなメンバーによる争いの絶えない雰囲気がありました。 レンタルサーバ、所謂ホスティングサービスという歴史あるサービスを運営していることもあり「Webサービスに関する知見やア

    GMOペパボ株式会社を退職しました - 人間とウェブの未来
  • 第二回 #wsa研 でHTTPリクエスト単位でコンテナを再配置する仮想化基盤の高速なスケジューリング手法について発表しました - 人間とウェブの未来

    第二回Web System Architecture研究会で、タイトルの内容について発表してきましたので、そのスライドと予稿を以下に公開します。 speakerdeck.com 英文タイトルは以下の通り。 Fast Scheduler for a Cloud Platform to Relocate Containers at Each HTTP Request クラウドサービスの普及に伴い,個人のWebサイトでもクラウドサービスに類する機能を利用して,突発的なアクセス集中に耐性があり,かつ,利用したリソース使用量に応じて課金するサービスの提供が求められている. 我々はその要求に応じるために,Webサイトをコンテナ上に構築し,コンテナの起動や停止,複製やリソース割り当てといった状態の変更を素早く実行できるコンテナ管理アーキテクチャFastContainerを提案した. 一方で,単一のコンテ

    第二回 #wsa研 でHTTPリクエスト単位でコンテナを再配置する仮想化基盤の高速なスケジューリング手法について発表しました - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2018/05/23
  • OSレイヤでWebサーバが起動時に実行するシステムコールを監視し起動完了直前のプロセスをイメージ化する - 人間とウェブの未来

    今回は、Webサーバの実装に依存することなく、OSレイヤでWebサーバソフトウェアが起動時に実行するであろうシステムコールを監視して、そのタイミングでプロセスをイメージ化する方法(PoC)について紹介します。 その前に、まずは前提の一致ということで、僕は以前から、Webサーバプロセスの性質について、プロアクティブ性とリアクティブ性という分類について述べてきました。 プロアクティブ性とリアクティブ性について簡単にまとめると、以下のようになります。 Webサーバ機能のプロアクティブ性とリアクティブ性 突発的なアクセス集中のような変化に耐えうるシステムを構築するためには,負荷の状態に基いて適切なインスタンスの数を決定し,必要以上にコンピュータリソースを使用しないように設計することも重要である. 単一のサーバに高集積にホストが収容可能であり,ホスト単位でのリソース管理を適切に行いながら,セキュリテ

    OSレイヤでWebサーバが起動時に実行するシステムコールを監視し起動完了直前のプロセスをイメージ化する - 人間とウェブの未来
  • プログラミングにおける不安と学びのプロセス - 人間とウェブの未来

    僕の場合、実現したいことをコードで書けない時には、ひたすら似たコードを読んで理解して写して…を繰り返す。そのうちに手元に大量の自分のサンプルが溜まっていく。その繰り返しがパターンの細分化を促し、書けるコードの幅を広げていく。書けるコードを気持ちよく書き続けてるだけでは新しいコードは書けないからだ....と、向き合えるようになるには時間がかかった。 書き慣れたコードの延長で書いていると、自分でコードを書けている実感があって、リファレンスなど何も見ずに自分の力でプログラミングできている感があるのだが、ある時これはただ「慣れ」の感覚を高めているように思えた。素早く書けること自体は、それはそれで一種のスキルで素晴らしいのだけど、実現したいことをコードで書けるようになる、という観点で振り返ったときに、どうしても成長を感じなかったのだ。それ以来、まずいと思い、実現したいことを思い描き、それを実現するた

    プログラミングにおける不安と学びのプロセス - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2018/04/07
  • GMOペパボ株式会社のチーフエンジニアに就任いたしました - 人間とウェブの未来

    2018年3月18日付でペパボのチーフエンジニアに就任しました。 ペパボのエンジニア職位制度におけるNo.1エンジニアとして、引き続きテクノロジーによってペパボのプロダクトを成長させていきます。 私はペパボ研究所の主席研究員でもありますので、基的には研究開発を通じて事業を差別化する技術を作り上げ、研究開発によって産学に影響を与えながらプロダクトを作り上げていくことになります。 インターネット技術の変化というものは、これまでの常識を簡単に塗り替えていきます。その為、エンジニアの道を選んだ我々は、常にその変化を追い続け、学び続けなくてはなりません。ペパボのエンジニア組織は、mizzyさんをはじめ、あんちぽさんや柴田さんを中心に、多くの方々のご尽力により、インターネット技術の変化・高度化に強い、小回りのきく組織として成長してきました。それに伴い、組織の規模が拡大しようとも、効率的にプロダクトを

    GMOペパボ株式会社のチーフエンジニアに就任いたしました - 人間とウェブの未来
  • エンジニアリングや研究開発について思うこと - 人間とウェブの未来

    エンジニアリングや研究開発について思うことをこれまで色々とツイートしたりしてきたが、それを改めて短編エッセイ集のようにまとめて整理し、自分の行動原理や思考を言語化して振り返っていた。以下目次。 基礎を学び古典を知る サーベイと評価の重要性 論文という学習と貢献を両立する手法 企業でのスペシャリストに求められるさらなるスキル 技術への深入りの効能 インフラエンジニアのキャリア再び 技術という真にフェアな領域 エンジニアへの動機付けと教育 知識をコードで表現する専門職としてのエンジニア 技術に対する思考 技術力の醸成による先行報酬 エンジニアアウトプットと個人の実績 アカデミアか企業か家族か 楽しいことと貢献とその評価を重ねる 技術と自由 技術が目的 基礎を学び古典を知る 技術力を高めたい、成長したいという前提において、基礎を学ばずに発想で勝負などと、勉強もせずに過去の天才達とに渡り合うほど

    エンジニアリングや研究開発について思うこと - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2017/09/18
  • CPU使用率100%のWebサーバをOSのチューニングだけでCPU使用率20%まで改善する - 人間とウェブの未来

    こんばんは、 @matsumotoryです。 hb.matsumoto-r.jp 上記エントリにおいて、プロセスの大量メモリ確保に伴うページテーブルサイズとベージテーブルエントリ数の肥大化によるcloneやexecveの性能劣化とCPU使用時間の専有問題、および、それらの解決方法についてシステムコールレベルで確認しました。 そこで今回は、システムコールやそのカーネル内部の処理の性能、というよりは、より実践的な環境であるApache httpdとmod_cgiを用いて、phpinfo()を実行するだけのCGIに対してベンチマークをかけた時にどれぐらいCPUのidleが空くか、システムCPUの使用量が変わるかを、前回示した解決方法の1つであるHugePagesを使うかどうかの観点で比較してみましょう。 特定条件下のWebサーバ環境のシステムCPUに起因する高負荷問題から、システムコールやカーネ

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    delimiter 2016/07/23
  • エンジニアが技術力を高めるもう一つの理由 - はてな・ペパボ技術大会を経て - 人間とウェブの未来

    はてなさんと共催で行った「はてな・ペパボ技術大会@京都」と「ペパボ・はてな技術大会@福岡」が無事終わりました。 http://developer.hatenastaff.com/entry/2016/06/21/131302 ペパボ社内では、はてなサービスとその技術力の高さのファンが多く、はてなさんと一緒にこんな技術イベントできるなんて!!と喜んでいる人たちも沢山いましたし、僕自身もご一緒できてとても嬉しかったです。技術大会後の打ち上げも含めて、すごく盛り上がったしとにかく最高でめちゃくちゃ楽しかったです。 id:y_uukiさんをはじめ、はてなさんの若手エンジニアのスキルは圧倒的に高く、id:ichirin2501さん、id:masayoshiさん、id:taketo957さん、そして、技術大会で諸々沢山調整してくださった、id:wtatsuruさんとid:tomomiiさん、座談会をモ

    エンジニアが技術力を高めるもう一つの理由 - はてな・ペパボ技術大会を経て - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2016/07/11
  • Webサーバのベンチマークツールはh2loadが便利 - 人間とウェブの未来

    Webサーバのベンチマークをとるのが趣味になりつつあるmatsumotoryです。 Webサーバのベンチマークについては、abからはじまりwrk等を使っていたのですが、最近ではほぼh2loadを使っています。 h2loadはnghttp2というHTTP/2ライブラリのアプリケーションに含まれているツールですが、 HTTP/2(SPDYも)とHTTP/1.xに両対応している ベンチマーク側の同時スレッド数を増やせる TLS及びSNIもサポートしている 最小、最大、平均、標準偏差あたりもちゃんとでる ので、色々プロトコルを変えつつ同じベンチマークツールで、値の目安を出すにはとても重宝しています。 Nghttp2: HTTP/2 C Library - nghttp2.org 実行結果のサンプルは例えば以下、 $ h2load -c 100 -n 10000 https://localhost:

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    delimiter 2016/01/14
  • 2016年の抱負 - 悔しさの回収 - 人間とウェブの未来

    あけましておめでとうございます。 2016年になり、早速今日から仕事はじめのところも多いと思います。ということで、今年の抱負でも簡単に書きます。 2016年1月付でシニア・プリンシパルエンジニアになった 参照: エンジニアの働き方 | キャリア採用 | 採用情報 | GMOペパボ株式会社 前回の2015年の記事でも簡単にふれたように、ペパボではエンジニア職位制度が刷新され役職名の変更と、新たな上位の役職が追加されました。 hb.matsumoto-r.jp その新たな上位の役職がシニア・プリンシパルエンジニアと呼ばれており、1月付で僕が初めて就任することになりました。ということで現在はシニア・プリンシパルは僕だけとなります。 外での活動は目立っているが、一緒に会社に入ってエンジニアとして仕事をしてみると意外と思ってたより普通…というような印象を与えてしまうのは避けたいという思いがありました

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    delimiter 2016/01/04
  • Webサーバの仮想ホスト単位のリソース使用量をFluentd+Norikra+GrowthForecastでグラフ化 - 人間とウェブの未来

    ご存知の通り、ApacheのVirtualHost(以下vhost)、所謂、Webサーバの仮想ホストは単一のApacheで複数のホストを処理しています。そのため、複数のvhostを含めたCPU使用量といったリソース使用量をグラフ化することは簡単なのですが、vhost単位となると各vhostへのリクエスト単位でのリソースを計測しておかないとグラフ化することはできません。そういう意味でvhost単位でリソース使用量をグラフ化しようとすると一気に敷居が上がってしまいます。 また、uid毎に実行プロセスを分離しておけば、pacctといったプロセスアカウンティング機能でuidのカウントはできますが、リアルタイムの計測(秒とか分のオーダー)にはコストが高かったり、vhostで提供しているコンテンツによっては、Apache権限で配信されているものもある(静的コンテンツ)ため、正確に計測することは難しくな

    Webサーバの仮想ホスト単位のリソース使用量をFluentd+Norikra+GrowthForecastでグラフ化 - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2015/10/14
  • Webオペレーションエンジニアのアウトプットと開発力 - 人間とウェブの未来

    という話を、社内のインフラチーム向けにしました。 Webオペレーションエンジニアの大体のイメージについてはこちらを御覧ください。書評なのですが、とてもイメージしやすいエントリになっていると思います。 blog.riywo.com スライドの中でも一応定義していて、3行にまとめると Webサービスの運用 OS・ミドルウェアの運用 運用技術の調査・開発 を主な業務として行っているエンジニアを指すことにします。 入社して間もないので、僕の人格の好き嫌いや人間関係みたいなものがまだできていない頃の発表ということで、素直に内容を聞くことができる、という意味でいい機会だったと思います。 この内容は、社内だけでなく社外のWebオペレーションエンジニアや、所謂、インフラエンジニアと呼ばれている人でも同じような悩みを抱えている人がいるかもしれないと思っていて、内容的にも公開しても良い話なので公開しようと思い

    Webオペレーションエンジニアのアウトプットと開発力 - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2015/04/20
  • 2015年の抱負 - 福岡で過去最高のエンジニア生活がはじまる - 人間とウェブの未来

    2014年の振り返りを簡単に書いたので、2015年の抱負なるものを書こうと思います。 4月から社会人になる 2008年に会社に入社して、インフラエンジニアとして4年間運用業務を行い、2012年から大学院の博士課程に入学した僕も、ついに2015年4月からは再び会社に入社してインフラエンジニアとして復帰する事になります。 人間とウェブの未来 - Linuxエンジニアを辞めて大学院に入学しました 元々僕自身も好意を寄せていたのに加えて、僕の技術を評価して頂いたこともあって、4月からはペパボ社の福岡支社に勤務します。 RubyKaigi2014でmod_mrubyやngx_mrubyとその応用について発表して、就職も決まりました - 人間とウェブの未来 有名なエンジニアから気になる若手のエンジニアまで、沢山の優秀なエンジニアが在籍していて、今から想像するだけでも一緒に仕事をするのが楽しみです。ペパ

    2015年の抱負 - 福岡で過去最高のエンジニア生活がはじまる - 人間とウェブの未来
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    delimiter 2015/01/02
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