ウェブサイトのエンゲージメント改善策ウェブサイトのエンゲージメントを測定するアイデアを、前編でいくつか紹介した。では、このデータやサイトのデータを使ってエンゲージメントを改善するにはどんな方法があるのだろうか。 ここからは改善策のセクションとする。 ウェブサイトのエンゲージメント改善策1 指標を売上やコンバージョンの目標と結びつける最初に明確にしておくべきことは、次のポイントだ: 指標は、売上目標と結びつけるようにする必要がある。 このことは、あらゆる講演でいつも話をしている。 データを扱うシーンで、それがGoogleアナリティクスのレポーティングであれ何であれ、あちこちで見受けられる大きな間違いがある。それは「データを単体で見るだけで、他のものと結びつけない」ことだ。 言い換えれば、 測定のための測定はやっているのだが、 それがどのような影響をもたらすのかを語らないということだ。ここで言
Mozファンのみなさん、こんにちは。わたしはデーナ・ディトマソ。Kick Pointというデジタルマーケティングエージェンシーのプレジデント兼パートナーで、本社はカナダのアルバータ州エドモントンにある。 今日は、多くの人が疑問を抱えていると思われる問題「ウェブサイトのエンゲージメント」を実際に測定する方法について話をする。 これに取り組むのは、担当しているウェブサイトについて、次のように考える時期に近づいているからという人が多いのではないだろうか: そろそろウェブサイトを作り変えるべきなのだろうか? このウェブサイトは目標を達成できているのだろうか? それでいて、答えを出せるような形でエンゲージメントを測定するには、たくさんのことが準備できていない。当てずっぽうでやって「みんなこうしているのだ」と言っていることが多いのではないか。 しかし、本当にそうなのだろうか。 必要なものを得るには、た
ウェブサイトやAPIの応答時間を短くすることはユーザー体験につながるだけでなく、Google検索で上位に表示されやすくなるなど多数のメリットをもたらします。そうした「速度」の改善活動を始める際に目標にすべき指標として、応答時間の平均値ではなくパーセンタイル値を採用するべき理由について時系列データベースの「TimescaleDB」の開発者であるデビット・コーンさんがブログにまとめています。 How percentile approximation works (and why it's more useful than averages) https://blog.timescale.com/blog/how-percentile-approximation-works-and-why-its-more-useful-than-averages/ 多数のデータを集めた時に、そのデータの特徴を
GoatCounterは軽量で高速、プライバシーに配慮したオープンソースのアクセス解析ツールです。100%オープンソースでありながら、アクセス解析Webサービスとしても展開しています。 GAなど以外の後発あアクセス解析ツールは特にプライバシーに配慮されたものが多く、それだけ個人情報の取り扱いは以前よりもデリケートなものになっている印象ですね。 GoatCounterのプライバシー配慮はCookieを使わず、ユーザーの識別は hash(site.ID、UA、IP、salt)を使うそうです。個人情報を完全に一切取得していない、とは言えないけどGDPR通知が不要になるくらいのもののようです。解析ツールとしても機能はGA等に比べて非常にシンプルになっていてとても使いやすい印象でした。 また、3.5 KBほどのスクリプトを読み込むだけの超軽量仕様ですが、更にスクリプト不要の方法も用意されているとの事
無料で資料をダウンロード SEOサービスのご案内 専門のコンサルタントが貴社サイトのご要望・課題整理から施策の立案を行い、検索エンジンからの流入数向上を支援いたします。 無料ダウンロードする >> Webマーケティングのあらゆる領域でツールの活用は欠かせないものとなっております。データの収集、分析、作業の簡易化など、その用途は様々ですが、適切なツール選びは非常に重要です。今回は、CXLより、エキスパートによるレビューも掲載した(一部、ついていないものもあり)40以上のツールを解説した記事を紹介します。CRO寄りのツールとなりますが、ツール選びに悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。 人は自ら使うツールのツールとなってしまった ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 顧客体験の最適化の代理店であれ、コンサルタントであれ、もしくは、スタートアップや企業のインハウスであったとしても、適切なコンバー
今年10月のリリース以来、「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」は着々と機能強化が進んでいます。今回は「イベントの変更」「イベントの作成」についてご紹介します。Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)の管理画面の操作のみで、計測中のイベント名やパラメータを変更したり、既存のイベントの発生に基づいて新規のイベントを発生させたりすることができるようになりました。 「イベントの変更」「イベントの作成」で、計測中のイベントやパラメータの変更・編集が可能に今年10月のリリース以来、「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」は着々と機能強化が進んでいます。今回は「イベントの変更」「イベントの作成」についてご紹介します。 Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)に「イベントの変更」「イベントの作成」という機能が追加されました。 これにより、
Google アナリティクスは、流入元計測や目標計測などの設定をカスタマイズすることで、目的に応じた有用なデータをレポート上で見ることができる、マーケティング活動に欠かせないツールです。 しかし、設定ミスなどいくつかの要因でレポートに意図したデータが反映されないケースもあり、弊社のGoogle アナリティクス 360 サポートにもよくお問い合わせをいただきます。 今回は、そのようなお問い合わせの中から、よくあるケースの原因とチェックポイントについてお伝えします。 【ケース1】utmパラメータ値でキャンペーン計測されない●こんなケースありませんか? 流入計測をしようと、外部ページやメルマガ内に設置した自社サイトへのリンクにutmパラメータを付与したが、utmパラメータの値でレポーティングされない… ●これが原因かもしれません その1)必須パラメータ「utm_source」がリンクに付与されて
ウェブサイトにアクセスするユーザーを分析できるGoogleアナリティクスでは、ウェブサイトのURLに「UTMパラメーター」を追加することでユーザーのアクセス経路を細かく分析することができます。記事作成時点で6種類あるUTMパラメーターが持つ役割の違いと、UTMパラメーターを使ってURLを生成する方法をまとめてみました。 How to use UTM parameters to grow your audience by Kirill Zubovsky on SmashNotes https://smashnotes.com/updates/how-to-use-utm-parameters-to-grow-your-audience カスタムURLでキャンペーンデータを収集する - アナリティクス ヘルプ https://support.google.com/analytics/answe
特定の値を含むURL、イベントやカスタムディメンションのみの削除は現在不可能です。 例えばメールアドレスを取得してしまった場合、「@」を含むURLのみ削除することができず、すべてのURLのデータが消えてしまいます。 ④ 「送信」をクリックすれば、注意のアラートが表示されます。 内容を確認して、「データ削除リクエストの送信」をクリックすると、データ削除リクエストが作成され、プロパティ管理者全員宛にデータ削除に関するメールが送信されます。 データ削除が行われると、データの回復はできなくなります。かなり注意して進めるべきプロセスのため、データが削除される前に7日間の猶予期間が設けられています。 その期間中であれば、データ削除リクエスト詳細よりプロパティ管理者のどなたでもリクエストをキャンセルすることができます。 データ削除リクエスト一覧 データ削除リクエスト詳細 通知メール(件名:A data
著者は、BtoB事業会社を経て、現在はBtoBマーケティングの支援会社に所属。上級ウェブ解析士としてBtoBサイトの分析・改善提案を行なっています。今回紹介するBtoBサイトの分析は、筆者自身が初回分析で使う確認ポイント。また、月に1回程度の割合でチェックしている内容でもあります。 こんな課題・要望をお持ちの方におすすめBtoBサイトの分析で何を見たら良いかわからないBtoBマーケターとしてサイトの状況をざっと把握したいGoogleアナリティクスは見れる項目が多すぎて、何のレポートを見れば良いか悩む毎月のレポート作成に手間がかかっている何のKPIを追いかければ成果に繋がるかわからない。BtoBサイトの目的の多くは「見込み客を創出する」こと。見込み客を創出するためには、顧客とのタッチポイントを抑えることが重要です。タッチポイントを制するものは、BtoBマーケティングを制すといっても過言ではあ
目次 ・はじめに~なぜ「A/Bテスト」を導入したのか~ ・「AbemaTV」におけるA/Bテストの具体例 ・A/Bテストによる恩恵、そして課題 ・どう向き合っていくか? ・最後に はじめに~なぜ「A/Bテスト」を導入したのか~ 「AbemaTV」では、日々プロダクトの様々なグロースを行なっています。その検証手段として導入している「A/Bテスト」に対して、デザインがどう向き合うか?を記していきます。 なお、本記事は「A/Bテストの正しい方法論」や「統計や分析に対する論点」ではなく、「デザインがどう向き合っていくか?」という考え方の部分を書いていきます。 「AbemaTV」は2016年4月にリリースし、直後から新機能追加やグロース施策を実施してきました。デザインが関わるグロースの軸は、2019年時点で主要なKPI毎に5つのプロジェクトがあり、それぞれにUIデザイナーが1~2名ずつ所属している体
Facebook(Meta)ピクセルの発行方法Facebook(Meta)ピクセルを設定するときは、2種類のタグの設置が必要です。 大まかに、以下の2つの手順になります。 ①Facebook(Meta)ピクセルを広告で使用するランディングページやホームページの全ての経路に設置 →リマーケティングに使用できるようになります。 ②コンバージョン計測用のタグをサンクスページに設置 →コンバージョン計測ができるようになります。 →コンバージョン最適化機能も利用できるようになります。 また、これらのタグはタグマネージャーに設置することも可能です。 Facebook(Meta)ピクセルの発行手順Facebookのビジネスマネージャーに登録をしていない人はまずビジネスマネージャー登録から始めましょう。 Facebookビジネスマネージャーの登録方法はこちら↓ Facebookビジネスマネージャーの登録が
ブランディング向け広告とセットで語られることの多い、ブランドリフトやサーチリフト。 Facebook広告では「テストと分析」機能を使えば、ブランドリフトやコンバージョンリフトは手軽に試すことが可能です。 ただし、サーチリフトに関してはFacebook担当者を介さないと設定はできず、金額的なハードルもあるため誰もが使用可能な機能ではありません。そもそも検索エンジンを持たないFacebookがどうサーチリフト計測するのか?という疑問を持たれている方も多いと推測されます。 そこで今回はFacebook広告に接触してからどれぐらいのユーザーが検索してサイトに流入したのか確認する方法をご紹介します。もちろんFacebook担当者を介さずに個人でも実行可能な方法です。どういった広告が検索行動を誘発させやすいのかといった検証に使える内容となっています。 1. 計測の仕組み 計測イメージ 例えば、弊社(ア
by Tati Tata ブラウザがウェブサイトにアクセスする際に送信するユーザーエージェント文字列は、使用しているOSやデバイスのアーキテクチャ、ブラウザの情報などを含んだテキストであり、ウェブサイトの表示形式などに影響します。オープンソースのウェブブラウザエンジンChromiumをベースとしてGoogleが開発するGoogle Chromeが、このユーザーエージェント文字列を段階的に廃止する方針であることが明らかになりました。 Intent to Deprecate and Freeze: The User-Agent string - Google グループ https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!msg/blink-dev/-2JIRNMWJ7s/yHe4tQNLCgAJ Google to phase out user-a
[レベル: ] Google Search Console の検索パフォーマンスレポートの検索の見え方に「商品の結果」が追加されました。 検索結果に表示された商品リッチリザルトの状況を確認できます。 検索での見え方から商品の結果で絞り込み 商品のリッチリザルトを検索結果に掲載できているサイトでは、検索パフォーマンスレポートの「検索での見え方」セクションに「商品の結果」が記録されます。 あるいは「検索での見え方」フィルタで絞り込むこともできます。 商品のリッチリザルトが表示された検索結果に絞りこんで、ほかのレポートと同様に次の指標を確認できます。 合計クリック数 合計表示回数 平均 CTR 平均掲載順位 11 月 6 日からのデータがレポートされています。 物販サイトはもちろんのこと、旅行のようなサービスを販売しているサイトで商品の構造化データを実装しているなら「商品の結果」レポートは利用価
Googleサーチコンソールは、WEBサイトやブログ、ネットショップの運営に必要不可欠なツールですが、もう一つのGoogleの必須ツール、Googleアナリティクスに比べて、その知名度も導入率も低いように思います。 特にWEBサイトを立ち上げたばかりであれば、アナリティクスよりもサーチコンソールの方がよっぽど重要です。 今回はサーチコンソールの設定方法や登録の手順について、基礎知識にも触れながら初心者にもわかりやすいように丁寧に解説していきます。 それでは始めます! 1.サーチコンソールとは 自分のサイトがGoogleにどのように認識されているのかを監視・管理できる無料ツールです。 直接Googleの検索エンジンに対して自分の要望をリクエスト(管理)することができたり、検索結果やサイトのパフォーマンスの改善・向上に利用することができる情報が得られたり(監視)できるのです。 Google S
[レベル: 中級] Google Discover からのトラフィックに対して固有のリファラーを送信する計画は今のところないようです。 したがってアクセス解析ツールでは、Discover からのトラフィックを特定することは困難なままです。 Search Console の Discover パフォーマンスレポートだけが頼り Discover に固有のリファラーを追加することは考えていませんか? 現状では google.com がリファラーで、Search Console 以外では(検索からのトラフィック)と切り分けるのが難しいです。 Twitter でのこの質問に Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように返答しました。 私が知る限りでは、さらに分ける予定はない。だから。そのために Search Console の Discover レポートがあるんだ。
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