現在発売中の『サッカー批評』にて、「ソーシャルメディアはサッカーに何をもたらすのか?」というテーマで岡田康宏さん,川本梅花さんと鼎談をしています。 サッカーについて書いたことはあっても、サッカー専門誌に書くのははじめて。最近のサッカーライターの問題、欧州のサッカースタジアムとショッピングモールの関係性なんかについてしゃべってます。かつては教会に集まった人々が、スタジアムに集まり併設のショッピングモールとともに、地元の共同体の中核になっているが、日本の都市ではスタジアムもショッピングモールも郊外にあるので、そうなりにくいみたいな話。 サッカー批評(51) (双葉社スーパームック) 出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/06/09メディア: ムック クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る
チャリティー電子書籍企画、 「サッカーのチカラ 〜FOOTBALL WRITER'S AID〜」 の詳細が確定しました! 【電子書籍タイトル】 サッカーのチカラ 【著者名】 FOOTBALL WRITER'S AID 【定価】 税込1260円(うち諸経費・手数料分を除いた1000円を寄付) 【販売先】 honto(http://hon-to.jp/contents/StaticPage.do?html=soccer) 【寄付先】 財団法人日本サッカー協会 (寄付金は被災地のサッカーを中心とした復興支援に充てられます) 【購入方法】 パソコン、iPhone&iPad、docomoスマートフォンのいずれかから (電子書籍を読むためには、専用ビューアソフトまたは専用アプリ(いずれも無料)のインストールが必要です。デバイスごとに対応環境、操作方法が異なりますので、詳しくはhontoサイトの「ご利用
そもそもなぜ、我われは「世界はどう報じたか」を気にしなければならないのだろうか? いきなりこの疑問からスタートしてみよう。本書のかなり早いあたりにその答えは示される。 勝った、負けたと一喜一憂するだけに留まっていたら、日本サッカーは伸びていかない。何も変わらないのである。 日本のサッカーは発展途上の途中で、まだ美学と呼べるようなサッカーのスタイルは残念ながら確立されていない。日本のスポーツ報道にも、同じく成長していくことが求められる。 だからまだ今は、外からの視点が必要だ(43ページ) 「美学」である。 この言葉は、「はじめに」の中にも出現する。 柔道の「一本で勝つ」という文化を見れば分かるように、日本は勝ちにこだわると同時に、どのように勝つかという美学やスタイルにも思いを巡らせることができる国のはずだ。 ならばサッカーにも、美学を求めるべきではないか。 ここに私は、「サッカーファン」と「
社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年 作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/05/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 159回この商品を含むブログ (24件) を見る 内容紹介 大分トリニータと溝畑宏を襲った悲劇の正体 大分トリニータは誰に殺されたのか!? 社長を解任された溝畑宏とチームを襲った悲劇の正体に迫り、Jリーグの病巣、弱小クラブの現実、中央と地方の格差など、様々な問題を暴いたノンフィクション。 これは面白かった。 あの名著『オシムの言葉』の木村元彦さんが書かれた本なので、ちょっと気になってはいたのですが、僕は野球はともかくサッカーは、ワールドカップ関連の日本代表戦くらいにしか興味がないので、なかなか手が出ませんでした。 「大分トリニータの溝畑宏社長の話」と言われても、よくわかんないし。 それでも表紙で右手を天高く上げている、さえな
昨年12月、日本代表オフィシャルサプライヤー・アディダスジャパンが、日本代表の「応援の輪」を広げる新しいモバイル・コミュニケーションツール「参戦セヨ。」をリリースした。 「参戦セヨ。」は、アバター同士の交換および最大36文字にミニブログ感覚でのライブチャットコミュニケーションができるサービスだ。 このコーナーではその「参戦セヨ。」にかけて、人と人とを繋げていくフットボールの魅力について、サッカー関係者に話を聞いていく。 今回、ご登場いただくのは東邦出版で数々のサッカー本を手がけてきた編集者の中林良輔さん(28)。 今年1月の新刊「J2白書」、昨年末には「フットボールの犬」「ダービー!!」と精力的にサッカー書籍を生み出し続けている彼だが、どんなに忙しいときでもサッカー/フットサルの誘いは断らない、と噂されるほどのサッカー好きとしても知られている。 Q 普段、どのくらいの頻度でボールを蹴ってい
張本勲氏「とにかく一茂が大バカ。あれだけの人(長嶋茂雄氏)をどうして他人が面倒を見てるのか」 (【2chまとめ】ニュース速報嫌儲版) 「アマレス」より『野球』です。 (mingoh's観戦レポート) 都市対抗野球に明日はあるのか (三井健聖の野球生活) さらば落合博満。 (観測所雑記帳) 2010年W杯南ア大会 - 金子逹仁03 (観測所雑記帳) 2010年W杯南ア大会 - 金子逹仁02 (観測所雑記帳) 2010年W杯南ア大会 - 金子逹仁01 (観測所雑記帳) [野球]2009/11/07 プロ野球〜原巨人が日本シリーズ優勝 (昨日の風はどんなのだっけ?) 【野球】巨人が7年ぶり日本一! 原監督の「維新」成就 (しなぷす) [2009/11/04]川崎フロンターレと、ガンダムとのつながりは? ほか 本日のサッカーネタまとめ (footballnet【サッカーニュースの2ちゃんねるまとめ
本書は日本の事実上の4部リーグ(日本全国を9ブロックに分割した地域リーグ)に所属し、JリーグあるいはJFLを目指しているクラブを全国各地域に訪ね歩いたノンフィクション。上に上がろうとする「理想」と、財政面、強化面の苦闘と言う「現実」のギャップに悩みながらも、前に進もうとしているサッカー人たち(フロント、監督、選手、サポータなど様々な人々)の声を集めている。 さらに彼らが1つ上のカテゴリのJFLに昇格するための全国地域リーグ決勝大会のレポートが織り込まれる。筆者が指摘する過酷な戦いこの4部から3部への昇格こそが、現在、日本サッカー界では最も狭き門となっている。を演ずる男達の描写は、勝者と敗者の対比を含め、非常に印象的だ。 さらに筆者は、これら地方クラブが強化されるにつれ(より優秀な選手を獲得するにつれ)、それまでチームを支えてきたアマチュア選手の場所がなくなって行く現実、昇格に向けての制度上
宇都宮徹壱さんの『股旅フットボール』、昨日の昼に書店に並んでいるのを見かけてゲット。 ファジアーノ岡山のことも書かれているということもあって購入してみました。 サブタイトルが「地域リーグから見たJリーグ『百年構想』の光と影」。ファジアーノ岡山のファンである私からしてみれば、Jリーグ百年構想の「光」の部分だけしか意識していなかったので、「影」という表題が気になっていました。Jリーグが掲げた百年構想は素晴らしいビジョンであり、私も最初にこの構想に触れたときには感銘を受けた覚えがあります(同時にMr.ピッチのある意味「斬新な」デザインにも衝撃を受けましたが)。その素晴らしい理想に「影」などあるのだろうか、と。 というわけで、本書を読み進めるにあたっては、ファジアーノに関する記述に注目することは当然ながら、百年構想の「影」とは何を指しているのだろうか、ということについても意識しました。 本
かねてより紹介中の宇都宮徹壱氏の著「股旅フットボール」が発売ということで、書評らしきものを書いてみたい。 僕はこの本を、レイソルサポやその他Jクラブのサポにこそ読んでいただきたい。それには理由がある。 Jリーグは「百年構想」を打ち出している。そしてレイソルは、J1というトップリーグ、つまり百年構想の中心、ひいては日本サッカー界の中心にいる。 つまりは百年構想を実現する先陣を切っていると言っていい。 しかしその1にいるのはJ1・J2あわせて33。おそらく日本サッカー全体の1%にも満たないかもしれない。 つまり、Jリーグというのは日本サッカー界の本当に頂点の僅か。 先輩風を吹かせるわけじゃないけど、僕がレイソルと初めて出会ったのはJリーグ以前、JFLに所属しているときだった。そのせいもあって、今でもJリーグ以下の下部リーグの同行にも注目している。 あのJFL時代を経験した方ならわかると思うが、
『股旅フットボール 地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影』宇都宮徹壱、東邦出版 『サポーター新世紀 ナショナリズムと帰属意識』『幻のサッカー王国 スタジアムから見た解体国家ユーゴスラヴィア』『ディナモ・フットボール 国家権力とロシア・東欧のサッカー』とこれまでも、サッカーを通して、帰属意識というか心の拠り所としてのナショナリズムについて書いてきた宇都宮徹壱さんが、初めて日本のサッカー、それもトップリーグのJ1からすれば4部にあたる地域リーグのチームを取材した連載をまとめたのが、この本。書き下ろしではなく、今はなき「サッカーJ+」の連載をまとめ、それに短く後日談を載せたという体裁。 宇都宮さんは『ディナモ・フットボール』にしても、観客があまり入っていないスタジアムでの試合が好きなようです。ほとんど忘れかけられている存在なのに、プレーしている選手たちは歴史を背負わされ、遠大な目標の達
股旅フットボール―地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影 宇都宮 徹壱 by G-Tools宇都宮さんの新刊です。ということで宣伝です。 【目次】 いざ「百年構想」の最前線へ――/「股旅フットボール」著者による前口上 vol.01 イーハトーヴにJクラブを/グルージャ盛岡 vol.02 夢、すなわち目標/V・ファーレン長崎 vol.03「夢見る時代」の終わりに/ファジアーノ岡山FC vol.04 加賀百万石のリアル「サカつく」/ツエーゲン金沢 vol.05 瀬戸の海を越えて/カマタマーレ讃岐 vol.06 凛としたクラブを目指して/FC岐阜 vol.07「人生を懸けた」アマチュアの大会/第30回全国地域リーグ決勝大会 vol.08 群雄割拠の湖国を行く/FC Mi-O びわこ Kusatsu vol.09 変わりゆく風景の中で/FC町田ゼルビア vol.10 北の大地で種蒔く人々/
サッカー棚のある書店(最終回)「ブックファースト 渋谷店」 岡田康宏(サポティスタ) 「サッカー馬鹿につける薬」の製作中、編集の小杉さんと「本屋さんでサッカーの本が充実しているお店ってなかなかないよね」「そもそもスポーツ本の棚だって、しっかりしているところは意外と少ないんじゃない?」「書店の店員さんにはスポーツに興味のない人が結構多いんだよね」という話になった。 で、せっかくの機会だし「サッカー馬鹿につける薬」発売のキャンペーンをかねて、サッカー本をポップ付きで並べてくれる本屋さんを伺って、担当の方に直接話を聞いてみようか、ということで生まれたのがこの企画。 最終回の今回はブックファースト渋谷店、伝説のサッカー棚担当者・塚本さんに話を聞いた。 ブックファースト渋谷店は、B1から5Fまで渋谷最大の6フロア70万冊を扱う大型書店だが、昨年10月に閉店。現在、渋谷のブックファーストは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く