ラッパーのマチーデフさんが、平成をテーマにした楽曲を発表した。マチーデフさんは、1997年にラップをはじめ、ソロやグループで数多くの作品を出すほか、最近では、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク(ヒプマイ)』とアニメーション映画『KING OF PRISM(キンプリ)』のコラボ作品のリリック制作や、声優の専門学校での講師など、多岐に及ぶ活動を行っている。 ▼『ヘイセイ卒業式』 『ヘイセイ卒業式』では、日本の平成史をリリックで振り返っている。ボディコン、ボキャブラ天国、たまごっちなど懐かしい言葉から、リーマンショック、東京スカイツリー開業など最近の出来事まで平成の世をにぎわせたあれこれが次々に登場する。ところで、そもそもヒップホップという音楽ジャンル自体が、そのまま平成史と重なるのではないだろうか。だいたい平成の始まるころ、ヒップホップは産声を上げ、現在まで様々な変化・進