SCO Groupは米国時間1月17日、第4四半期決算を発表し、UNIX販売の不振により売り上げが継続的に悪化しており、損失が拡大したことを明らかにした。 2006年10月31日に終了した同四半期における売り上げは730万ドルで、前年同期の850万ドルを大きく割り込んだ。また純損失は370万ドル、1株当たり損失は18セントとなった。前年同期にはそれぞれ340万ドルおよび19セントであった。 SCO Groupは、同社が所有権を主張するプロプライエタリのUNIXコードベースがオープンソースLinuxに含まれているのは不当だとして、NovellやIBMなどの企業を提訴したことでよく知られている。訴訟費用は、同四半期だけで220万ドルに上ったという。同社は、2006年11月1日から始まった2007会計年度にはUNIX事業の好転を望むとしている。
![SCO第4四半期決算--UNIX販売不振で売り上げ減少](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)