タグ

ブックマーク / www.afpbb.com (216)

  • モザンビークでまた「アルビノ狩り」 17歳少年、脳まで奪われる

    アルビノの少年の足(右、2010年10月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【9月17日 AFP】アフリカ南東部モザンビークで、先天性色素欠乏症(アルビノ)の17歳の少年が殺害され、脳などが奪われた状態で発見された。地元メディアが報じた。奪われた体の部位は、呪術に使われるとみられている。 国営モザンビーク通信(AIM)によると、少年は13日に殺害され、遺体は西部テテ(Tete)州ベンガ(Benga)で見つかった。地元当局者の話では、「犯人らは被害者の腕や脚から抜き取った骨や、髪の毛を奪った上、頭を割って脳を取り出していた」という。 同国では、アルビノの人々の体の部位を求めての「アルビノ狩り」が後を絶たない。アルビノの体の部位は富と幸運をもたらすと信じられており、お守りや呪術用の薬として用いられる。 マラウイと国境を接するテテ州には、アルビノの臓器を売買する

    モザンビークでまた「アルビノ狩り」 17歳少年、脳まで奪われる
  • ロヒンギャからの「ぼったくり」横行、通常の200倍の渡し賃

    ミャンマーからナフ川を船で渡り、バングラデシュのテクナフに到着したロヒンギャ難民ら(2017年9月14日撮影)。(c)AFP/MUNIR UZ ZAMAN 【9月15日 AFP】(写真追加)ミャンマーから隣国バングラデシュに避難しようとするイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)に対し、バングラデシュ側の船頭が、最高で通常の200倍もの渡し賃を請求するというぼったくりが横行している。 国連(UN)は14日、ロヒンギャ全員がミャンマーから逃げ出そうとするという「最悪の事態」に発展する恐れがあると警鐘を鳴らした。 ここ1日だけでも1万人のロヒンギャが国境を越えており、先月末からバングラデシュ入りした避難者数は約38万9000人に上った。ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問に対し、ロヒンギャの保護を発表するよう求める声は強まる一方となっている。

    ロヒンギャからの「ぼったくり」横行、通常の200倍の渡し賃
  • 最古の「ゼロ」文字、3~4世紀のインド書物に 英大学が特定

    バクシャーリー写の拡大写真。一番下の行にある点が、現在使われている数字「0(ゼロ)」の起源となった。オックスフォード大学ボドリアン図書館提供。(c)Bodleian Libraries, University of Oxford 【9月16日 AFP】3~4世紀のインドの書物に記された黒い点が、数字の「0(ゼロ)」の最古の使用例であることを、英オックスフォード大学(University of Oxford)のチームが特定した。 この書物は、1881年に現パキスタン国内に位置する村で発掘されたカバノキの樹皮の巻物で、発見場所の村の名前にちなみ「バクシャーリー(Bakhshali)写」と呼ばれている。1902年からオックスフォード大学のボドリアン図書館(Bodleian Libraries)で保管されてきた。 バクシャーリー写は、すでにインド最古の数学書であるとされていたものの、その年代

    最古の「ゼロ」文字、3~4世紀のインド書物に 英大学が特定
  • ロヒンギャと治安部隊の衝突、死者1000人超か 国連が懸念

    ミャンマー・ラカイン州マウンドー近郊の村で、同国政府の案内によるメディア向けの同州への訪問で記者らによって目撃された、焼失した民家の前を刃物などを持ちながら歩く男性たち(2017年9月7日撮影)。(c)AFP 【9月8日 AFP】ミャンマー西部でイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装集団と治安部隊の戦闘が続いている問題で、国連(UN)の特別報告者は8日、武力衝突による死者が、同国政府が推定している2倍以上の1000人を既に超えている可能性があると懸念を示した。 ミャンマーの人権状況を担当する国連特別報告者の李亮喜(イ・ヤンヒ、Yanghee Lee)氏によると、目撃者の証言などを踏まえると「おそらく1000人以上がすでに死亡」しており、その大半はロヒンギャの可能性が高いという。 また国連は8日、衝突の中心地であるラカイン(Rakhine)州から避難し、隣国バングラデシュへと

    ロヒンギャと治安部隊の衝突、死者1000人超か 国連が懸念
  • スー・チー氏のノーベル賞取り消しを!請願運動に36万人超の署名

    ノルウェーの首都オスロの市庁舎で、ノーベル平和賞受賞から21年を経て受賞演説を行うミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏(2012年6月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL SANNUM LAUTEN 【9月7日 AFP】ミャンマー政府によるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)への対応をめぐり、同国の事実上の指導者であるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問に授与されたノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を取り消すよう求める請願運動がネット上で行われ、これまでのところ36万を超える署名が寄せられている。 受賞者の選考を行っているノルウェー・ノーベル委員会(Norwegian Nobel Committee)はそうした対応を一切除外しており、受賞するに至った功績が考慮されたとのみコメントしている。 ミャンマー西部ラカイン

    スー・チー氏のノーベル賞取り消しを!請願運動に36万人超の署名
    dissonance_83
    dissonance_83 2017/09/08
    神輿に担ぎ上げられたシンボルが有能どころか無能なのは珍しくない。鳥越も蓮舫も山尾も同じようなもの/一部が権威主義的に讚美する「欧州」が過去の悪事についてコミットしないのも問題。
  • 巨匠ダリのDNA鑑定、霊媒師は「娘ではない」との結果

    【9月7日 AFP】スペインの巨匠画家、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)の娘だと主張する女性の申し立てを受け、遺骨を掘り起こして行われたDNA鑑定で、この女性はダリの娘ではないとの結果が出た。ガラ・サルバドール・ダリ財団(Gala-Salvador Dali Foundation)が6日、発表した。 申し立てを行ったのは、カタルーニャ(Catalonia)自治州で霊媒師として生計を立ててきたピラル・アベル(Pilar Abel)さん(61)。裁判所はアベルさんが起こした父親認知訴訟で、鑑定のためダリの遺骨を掘り起こすよう命令。ダリとの親子関係が証明されれば、莫大な遺産の相続権を得るはずだった。 遺骨の掘り起しは、ダリが生まれたスペイン北東部フィゲラス(Figueras)のダリ劇場美術館(Dali Theatre-Museum)で7月に行われ、墓を覆っていた1トン超の石板を取

    巨匠ダリのDNA鑑定、霊媒師は「娘ではない」との結果
  • マイクロプラスチック、水道水に含有か 研究者ら警告

    【9月7日 AFP】(訂正)水道水から人の体内に入ってくるプラスチック粒子は、年間3000~4000個に上る恐れがあるとする研究結果が6日、発表された。14か国で収集したサンプルに基づく結果だという。 プラスチック粒子を体内に取り込むことによる健康リスクは不明だが、過去には、害を及ぼす可能性のある化学物質や細菌がこれら粒子に吸収・放出される可能性があるとの研究結果も発表されている。 米ミネソタ大学(University of Minnesota)と米ニューヨーク州立大学(The State University of New York)の研究チームによる調査を基に、NPO「オーブ・メディア(Orb Media)」が作成した報告書「Invisibles: The plastic inside us(目に見えないもの:人体内のプラスチック)」によると、対象となった水道水サンプル159のうち、「

    マイクロプラスチック、水道水に含有か 研究者ら警告
  • 人の寿命に「上限」あり、オランダ研究チーム

    世界で最も長く生きた人物として記録されている仏人女性ジャンヌ・カルマンさん(1997年2月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/BORIS HORVAT 【9月1日 AFP】栄養、生活、医療などの向上で人の平均寿命は延び続けているにもかかわらず、人の最高寿命の「上限」を発見したとする研究結果が8月31日、オランダの研究チームから発表された。 オランダのティルブルフ大学(Tilburg University)とエラスムス大学ロッテルダム(Erasmus University Rotterdam)の研究チームは、死亡時の正確な年齢の記録が残っているオランダ人約7万5000人のデータを分析し、女性の寿命の最高上限が115.7歳であると断定した。 過去30年間に及ぶデータから抽出したサンプルを調べた結果、男性の寿命の上限は女性よりやや短く、114.1歳だった。今回の研究を行った3人の科学者のうちの

    人の寿命に「上限」あり、オランダ研究チーム
  • ロヒンギャ武装集団への共同軍事作戦 バングラがミャンマーに提案

    ミャンマーのラカイン州ブティダウンで、州都シットウェに向かう船に、担架に載せられて運ばれる国境警察官(2017年8月29日撮影)。(c)AFP 【8月29日 AFP】ミャンマー北西部ラカイン(Rakhine)州でイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装集団が襲撃を繰り広げたことをめぐり、バングラデシュ当局はミャンマー側に共同軍事作戦を提案したことが分かった。 バングラデシュと国境を接するミャンマーのラカイン州では、25日にロヒンギャの武装集団が治安部隊に対して組織的な奇襲を仕掛け、それ以降戦闘が激化している。 また治安部隊の反撃により、武装勢力のメンバー約80人を含む100人超が死亡するとともに、多数のロヒンギャが国境を越えて隣国バングラデシュに避難する事態となっている。 そうした中、バングラデシュの外務省幹部は、首都ダッカ(Dhaka)でミャンマーの代理公使と会談し、両国の

    ロヒンギャ武装集団への共同軍事作戦 バングラがミャンマーに提案
  • ウイスキーに水を数滴垂らすとおいしくなる理由 研究

    英グラスゴーで製造されたシングルモルトウイスキー(2016年12月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDY BUCHANAN 【8月18日 AFP】ウイスキーは水を数滴垂らすと味わいが増すことは、大半の専門家が同意している。バランスのとれたブレンドもスモーキーな銘柄も、たばこやレザーの香りが強いものもだ。だが、知りたいのはその理由だ。スウェーデンの生化学者らは17日、水を加えると味が良くなるのは、グラスに注がれたウイスキーの表面に香りを浮かび上がらせる物質の微妙な相互作用にあるとする研究論文を発表した。 例えば、英スコットランド(Scotland)のアイラ(Islay)島で造られるウイスキーに特有なスモーキーなフレーバーは、フェノールという化合物、なかでもグアヤコールによるものだ。 スウェーデン・カルマル(Kalmar)のリンネ大学(Linnaeus University)のビョルン

    ウイスキーに水を数滴垂らすとおいしくなる理由 研究
  • ネアンデルタール人はもっとたくさんいた? 新たなDNA解析手法で新説

    現在のスペインのエルシドロンに当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の上顎骨の化石。一部に歯石を確認できる(2017年3月7日提供)。(c)AFP/Paleoanthropology Group MNCN-CSIC 【8月8日 AFP】新たなDNA解析手法により、はるか以前に絶滅したネアンデルタール人に関する通説が書き換えられつつあるとする研究論文が7日、発表された。 これまでの研究では、ネアンデルタール人が姿を消しつつあった約4万年前には、地球上に約1000人しか生存していなかったことが示唆されてきた。 だが、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文は、今回の研究によって、その数はそれよりもはるかに多い数万人に上っていた可能性があり、欧州各地に孤立した集団として生存していたことが明らかになったとしている。 遺伝的な手掛かりの一つは、ネアンデルタール人のDNAに、通常遺伝的多様性

    ネアンデルタール人はもっとたくさんいた? 新たなDNA解析手法で新説
  • 無神論者は疑われやすい、同じ無神論者ですら偏見 研究

    「善人でいるために神は必要ではない」と書かれた看板(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/RUTH MORRIS 【8月8日 AFP】無神論者は、キリスト教やイスラム教、ヒンズー教、仏教などを信仰する人々よりも悪行に対する嫌疑をかけられやすいとする一風変わった社会調査の結果が7日、発表された。 英科学誌「ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア(Nature Human Behaviour)」に掲載された論文によると、この研究では、世界5大陸13か国の3000人以上を対象に意識調査を実施。 対象国は、中国やオランダなど「非常に世俗的」な国々から、アラブ首長国連邦(UAE)や米国、インドなど信仰を持つ人々が多数を占める国々まで幅広く選択された。 これらの国々では、国民の大部分が仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教などの信者であるか、あるいは無神論者だった。 調査では、最初に対象者

    無神論者は疑われやすい、同じ無神論者ですら偏見 研究
    dissonance_83
    dissonance_83 2017/08/09
    そりゃ、生活に宗教が密着し、至上の価値観としてこびりついている集団・層を調査すれば、宗教に肯定的な結果が出るでしょうよ。自己否定になることは通常人は避ける。
  • ダージリンの対立激化で紅茶不足深刻、収穫9割減 数年影響の恐れ

    インド東部・西ベンガル州ダージリンで、警察隊と衝突するゴルカランド創設支持者(2017年7月29日撮影)。(c)AFP/Diptendu DUTTA 【8月4日 AFP】(訂正)インド東部の紅茶の名産地、西ベンガル(West Bengal)州ダージリン(Darjeeling)で州政府と地元住民ゴルカ人(Gorka)の対立が深刻化し、特産品のダージリン茶葉が世界的な品不足に陥っている。 茶農園の労働者の多くを占めるゴルカ人は今年、西ベンガル州の新政府への反発から大規模なストライキに突入。6月の茶葉生産量は前年比90%もの激減となった。政府機関インド紅茶局(Tea Board India)によると、昨年は133万キロだった6月のダージリン茶葉生産量は、今年はわずか14万キロだったという。 茶葉の価格が20%以上値上がりするとの予測が広がる中、茶農園の中には生産の回復までに数年かかるとの見通しも

    ダージリンの対立激化で紅茶不足深刻、収穫9割減 数年影響の恐れ
    dissonance_83
    dissonance_83 2017/08/05
    いかなる理由があろうが暴力は許容しないし、正当な方法以外の主張は聞く耳を持たない。であるけど、背景問題はしっかり対処し融和共存の道を模索をすべき。英は知らん顔して善人ぶっているが、もっとコミットすべき
  • フィリピンのイスラム過激派、地元の伐採業者7人の首を切断し殺害

    フィリピン南部バシラン島の村で、爆弾を製造する工場の捜索後に押収された、爆破装置やイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と共通の黒旗(2015年5月16日撮影、資料写真)。(c)AFP 【7月31日 AFP】フィリピンの警察当局は31日、同国南部を拠点とするイスラム過激派の戦闘員が、地元の伐採業者7人の首を切断して殺害したと明らかにした。戦闘員らは先週、7人を拉致していたという。 地元警察の署長はAFPに対し、バシラン(Basilan)島の山地にある村で30日、伐採業者7人の遺体が発見されたと明らかにし、同地を拠点とするイスラム過激派組織「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」の一派による犯行との見方を示した。 この一派は身代金目的の拉致を繰り返しているが、警察署長によると今回の被害者らは、ビジネス上の争いにより拉致、殺害されたとみられるという。 警察署長は、自分のゴム園が荒らされたのを伐

    フィリピンのイスラム過激派、地元の伐採業者7人の首を切断し殺害
  • エイズワクチン、初期臨床試験で効果

    【7月25日 AFP】(訂正)仏パリ(Paris)で開幕中の国際エイズ学会(International AIDS Society、IAS)主催のHIV科学会議に出席した研究チームが24日、開発中のAIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)ワクチンが、臨床試験の初期段階で免疫システムの誘発に成功したことを明らかにした。長年におよぶエイズワクチン開発に希望の光が差し込んだ形だ。 研究チームのメンバーで、米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(Beth Israel Deaconess Medical Center)でウイルスとワクチンを研究するダン・バルーフ(Dan Barouch)氏は、米国やルワンダ、ウガンダ、南アフリカ、タイの393人を対象に行った試験で、ワクチンを接種した対象者全員に抗体反応を確認したと述べた。 このプロトタイプでは、かぜウイルスを使って抗原を送り込み、接種者の体内

    エイズワクチン、初期臨床試験で効果
  • オーダーメードの「がんワクチン」、安全性確認 第1相試験

    開発中の医薬品を取り扱う臨床試験関係者。南アフリカ・ソシャングベで(2016年11月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/MUJAHID SAFODIEN 【7月6日 AFP】個々の患者の腫瘍を標的とするオーダーメードの皮膚がん治験薬2種について、小規模の臨床試験で安全性が確認できたとする開発チームの研究報告が5日、発表された。ただ、このワクチン治験薬については、がん細胞に対する免疫反応を誘発したが、これは必ずしも治癒と同等とみなせるわけではないという。 今回の研究では、新抗原(がん細胞にみられるDNA変異に起因する分子)をターゲットとするパーソナライズ・ワクチン2種が、世界で初めて人体に投与された。試験結果はともに英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 新抗原は人体の正常細胞には見られないため、がん療法にとって最適のターゲットになる。化学療法などの従来の治療法では、病気の細胞と

    オーダーメードの「がんワクチン」、安全性確認 第1相試験
  • カエル、恐竜絶滅後に「爆発的」増加 最新研究

    繁殖期を迎えたカエル。独ライプツィヒの池で(2014年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/DPA / SEBASTIAN WILLNOW 【7月4日 AFP】数千万年前に恐竜を絶滅させた巨大小惑星の衝突が、地球上にカエルが集団繁殖地(コロニー)を形成するための余地を作り出したとする研究論文が3日、発表された。カエルがどのようにして世界で最も多様な脊椎動物の一つとなったかを明らかにする研究結果だという。 米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文によると、10種のカエルが約6600万年前の大量絶滅を生き延びたと考えられるという。この大量絶滅では地球上の生命の約4分の3が消滅したとされている。 大量絶滅を生き延びた10種のうち、3つの主要種のカエルだけが多様化を進め、地球上で生息地を拡大し続けた。存在が知られているカエルは現在、約6700種に上る。現生種のカエルの88%では、これらの

    カエル、恐竜絶滅後に「爆発的」増加 最新研究
  • 新抗生物質「シュードウリジマイシン」、耐性菌に高い効果 研究

    細菌を培養しているシャーレを手にする研究者(2010年8月13日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/BELGA/JORGE DIRKX 【6月18日 AFP】現在知られている抗菌薬に耐性を持つ細菌に対し、高い効果が見込める新たな抗生物質が発見されたことが、15日に米学術誌「セル(Cell)」(オンライン版)に発表された論文で明らかになった。 この抗生物質はイタリアで採取した土のサンプルから発見された微生物によって作られ、「シュードウリジマイシン(pseudouridimycin、PUM)」と命名された。PUMは研究所の実験で20種類の菌の発育を阻害し、特に複数の抗生物質に耐性を持つ連鎖球菌(streptococci)やブドウ球菌(staphylococci)への有効性が確認された。しょうこう熱に感染したマウスの治療にも効果があった。 PUMは「ポリメラーゼ(polymerase)

    新抗生物質「シュードウリジマイシン」、耐性菌に高い効果 研究
  • フィリピン南部マラウィ、軍と過激派が激戦 死者300人以上に

    フィリピン南部ミンダナオ島のマラウィで、空軍の空爆を受けて炎上する住宅から上がる煙を見る住民ら(2017年6月17日撮影)。(c)AFP/Noel CELIS 【6月18日 AFP】フィリピン軍は17日、同国南部ミンダナオ(Mindanao)島のマラウィ(Marawi)の一部を占拠しているイスラム過激派武装勢力に空爆と砲撃で攻撃した。1か月近くに及ぶ戦闘でこれまでに軍と過激派、民間人を合わせて300人以上が死亡している。 現地のAFP記者によると、塹壕(ざんごう)から攻撃してくる戦闘員の排除に手間取る地上部隊支援のため空軍がMG520攻撃ヘリとFA50戦闘機で空爆し、武装勢力が占拠する地域では火災で黒煙が上った。戦闘の激しさを物語る自動小銃の発砲音も遠くから聞こえた。 一方、約1週間ぶりに公の場に姿を見せたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(72)はイ

    フィリピン南部マラウィ、軍と過激派が激戦 死者300人以上に
  • 鳴き鳥の歌、遺伝子で継承 スウェーデン研究

    餌を待つクロエリヒタキのひな。台湾・台北で(2016年6月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAM YEH 【6月13日 AFP】ひな鳥はその種に特有の鳴き声をどのようにして学習するのだろうか。親鳥たちからその小さな脳に叩き込まれるのか、それともふ化する前から体に組み込まれているのか──。 少なくとも一部の鳴き鳥については、種特有の鳴き声が遺伝子に組み込まれているという興味深い証拠を提示した研究論文が12日、発表された。 今回の研究では、スズメ目ヒタキ科の鳥の卵を巣から取り、別種の「里親」鳥の巣に移したところ、そこでふ化して育てられたひな鳥が生涯にわたって、遺伝的に同種の鳥に特徴的な鳴き声を好む傾向を一貫して示すことが確認できた。 となれば答えは一つだ。鳴き声を区別する能力は生まれつきのもので、習得するものではない──。論文の共同執筆者で、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala U

    鳴き鳥の歌、遺伝子で継承 スウェーデン研究