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  • 中国職員「ここはわれわれの国だ」 オバマ米大統領到着時に怒鳴る

    中国・杭州の空港に到着し、米大統領専用機「エアフォースワン」から降りるバラク・オバマ大統領(2016年9月3日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB 【9月4日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は3日、20か国・地域(G20)首脳会議に出席するため、任期中最後の中国訪問で東部・杭州(Hangzhou)に到着したが、その際、滑走路で聞かれた非外交的な怒鳴り声により儀礼的な繊細さが損なわれる一幕があった。 中国当局はG20のために極めて厳重な警備態勢を敷いており、米大統領専用機「エアフォースワン(Air Force One)」が着陸した際、スーザン・ライス(Susan Rice)米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やホワイトハウス(White House)担当の記者団さえも例外扱いしなかった。 オバマ大統領の外遊時、同行する記者団は通常ならばエアフォースワンの翼の

    中国職員「ここはわれわれの国だ」 オバマ米大統領到着時に怒鳴る
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    dissonance_83 2016/09/04
    ルール的に正しいのと、品位が疑われる粗野な言動が許されるどうかは別問題であって…
  • 仏紙シャルリーが地震風刺画、被災者を「ラザニア」扱い 伊激怒

    仏パリの売店で、風刺週刊紙シャルリー・エブドの社襲撃事件1年特別号を手にとる女性(2016年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON 【9月3日 AFP】仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)が、先月下旬にイタリアで発生し300人近くが死亡した地震の被災者をラザニアなどのパスタ料理に見立てた風刺画を掲載し、イタリアで怒りの声を巻き起こしている。 「イタリア風地震」との題で同紙最新号に掲載されたこの風刺画では、血だらけで包帯を巻いた男性を「トマトソースのペンネ」、やけどを負った女性を「ペンネ・グラタン」、がれきの間に挟まれた被災者たちの様子を「ラザニア」と形容している。 8月24日に起きた地震では、パスタ料理「アマトリチャーナ」の発祥地であるアマトリーチェ(Amatrice)が甚大な被害を受けた。 ソーシャルメディア上ではこの風刺画に

    仏紙シャルリーが地震風刺画、被災者を「ラザニア」扱い 伊激怒
  • 比大統領、無法状態を宣言 ダバオ爆発の「テロ行為」に対抗

    爆発が起きたフィリピン南部ミンダナオ島ダバオの夜市の現場を訪れたロドリゴ・ドゥテルテ大統領。大統領府写真部提供(中央、2016年9月3日撮影)。(c)AFP/PRESIDENTIAL PHOTOGRAPHERS DIVISION 【9月3日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は3日、前日に地元の南部ミンダナオ(Mindanao)島ダバオ(Davao)の夜市で少なくとも14人が死亡した爆発を「テロ行為」とみなし、この脅威に立ち向かうために軍に特権を付与する「無法状態」を宣言した。 ドゥテルテ大統領は、2日午後11時(日時間3日午前0時)直前にダバオで起きた爆発事件について、2つのイスラム過激派組織と麻薬密売組織の幹部らを名指しし、いずれかの犯行である可能性が高いと主張した。 ダバオ中心部にある一流ホテルの一つの近くで起きた爆発現場を訪れたドゥテ

    比大統領、無法状態を宣言 ダバオ爆発の「テロ行為」に対抗
  • サナダムシ駆除薬でジカウイルス増殖を阻止、実験で確認 研究

    米フロリダ州ワインウッドでジカウイルス感染を抑制するため、蚊の駆除薬を散布する航空機(2016年8月12日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【8月30日 AFP】寄生虫のサナダムシ(条虫)を駆除するのに広く使用されている薬が、室内実験でジカウイルスの増殖を阻止したとの研究結果が29日、発表された。 英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に掲載された研究論文によると、この駆虫薬「ニクロサミド(Niclosamide)」は、妊婦にも安全であることが以前に示されているため、ジカ感染治療のための迅速な展開が促進される可能性があるという。 研究チームは「今回の研究成果は、現在進められているジカウイルス研究を大きく前進させるとともに、ジカ熱治療法の開発に即時の効果をもたらすはずだ」と結論付けている。 主に蚊が媒介するが、性的接触によって

    サナダムシ駆除薬でジカウイルス増殖を阻止、実験で確認 研究
  • ジカウイルス、メス成虫から卵に垂直感染 研究

    米フロリダ州マイアミの住宅で、ジカウイルスを媒介するネッタイシマカの幼虫を指さすマイアミデード郡当局職員(2016年6月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/RHONA WISE 【8月30日 AFP】ジカウイルスがメスの蚊から卵やボウフラに垂直感染するとした研究論文が29日、発表された。研究者らは、成虫の駆除のみでは、対策が不十分だと述べている。 米テキサス(Texas)州にあるテキサス大学医学部ガルベストン校(University of Texas Medical Branch at Galveston)の研究チームは、デング熱や黄熱の場合と同様に、ジカウイルスでも垂直感染が起きるのかを調べた。 研究では、蚊をジカウイルスに感染させ、1週間以内に生まれた卵を孵化させて幼虫を飼育。成虫となった時点で調べたところ、290匹中1匹でウイルスの伝播が確認された。 論文の共同執筆者ロバート・テッシ

    ジカウイルス、メス成虫から卵に垂直感染 研究
  • 深宇宙からの「強い信号」検知 地球外文明発見の期待高まる

    ミャンマー・ヤンゴンで撮影された夜空(資料写真、2015年4月23日撮影)。(c)AFP/Ye Aung Thu 【8月30日 AFP】地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知したことが明らかになり、科学者らの関心を集めている。 信号探知のニュースは、深宇宙探査研究に関する情報を発信するウェブサイト「ケンタウリ・ドリームス(Centauri Dreams)」の運営者ポール・ギルスター(Paul Gilster)氏が27日、イタリア人天文学者のクラウディオ・マッコーネ(Claudio Maccone)氏によるプレゼンテーションの内容として伝えた。 同氏は、「これが地球外文明の仕業だと主張している人はいないが、さらに調査する意義があることは間違いない」と話している。 この信号は地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いたとさ

    深宇宙からの「強い信号」検知 地球外文明発見の期待高まる
  • ベルギーの犯罪研究所で爆発、容疑者5人逮捕

    ベルギーの首都ブリュッセル北方で、爆発により損傷した、国立犯罪捜査学・犯罪学研究所の施設(2016年8月29日撮影)。(c)AFP/BELGA/THIERRY ROGE 【8月29日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)の北方にある国立の犯罪研究所で29日、爆発が発生し、これまでに容疑者5人が逮捕された。爆発により建物などが大きな被害を受けたものの、負傷者は出ていない。 検察当局によれば、ブリュッセルの北にある国立犯罪捜査学・犯罪学研究所(INCC-NICC)で爆発が起きたのは29日早朝。現在までのところ、テロ組織との関連が疑われる理由はなく、単純な証拠隠滅事件の可能性があるとみられている。 ベルギーは今年3月に大勢が死傷し、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した事件を受け、現在も厳戒態勢にある。 ブリュッセル検察の報道官は、証拠を収集し分析している犯

    ベルギーの犯罪研究所で爆発、容疑者5人逮捕
  • 月6万円強の最低所得保障、フィンランドが試験導入へ

    欧州単一通貨ユーロの紙幣とコイン(2001年12月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEHTIKUVA/MARTTI KAINULAINEN 【8月26日 AFP】フィンランド政府は25日、全国民に毎月一定額を支給する「ベーシック・インカム(最低所得保障)」制度を試験的に導入する方針を明らかにした。労働年齢の国民から無作為に選んだ2000人を対象に、月額560ユーロ(約6万4000円)を給付する計画だという。 政府によると給付額は、昨年5月に就任したユハ・シピラ(Juha Sipila)首相の公約に従って決定した。実業家出身のシピラ首相は、ベーシック・インカムの導入が雇用促進や社会福祉制度の簡素化につながるかどうかを検証したい考えだ。 ベーシック・インカムをめぐってはスイスで6月、成人国民全てに毎月2500スイスフラン(約26万円)、未成年に同625スイスフラン(約6万5000円)を支

    月6万円強の最低所得保障、フィンランドが試験導入へ
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    dissonance_83 2016/08/26
    社会実験として面白い。
  • 4億年前の酸素急増、「コケ」が供給源か 研究

    仏・パリのEDF財団に展示された「コケのテーブル」。光合成による再生可能エネルギーの可能性を示したアート作品(2013年4月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOEL SAGET 【8月16日 AFP】動物や人間の繁栄を支えるのに十分な量の酸素を地球にもたらしたのは何かという謎は長年にわたり科学者らの頭を悩ませてきたが、この答えを「コケ」に見つけたとする新説が15日、発表された。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された研究論文によると、地球に初の安定した酸素の供給源をもたらし、知的生命体の繁栄を可能にしたのは、約4億7000万年前に始まったコケの増殖だったという。 論文の共同執筆者で、英エクセター大学(University of Exeter)のティム・レントン(Tim Lenton)

    4億年前の酸素急増、「コケ」が供給源か 研究
  • 解ける永久凍土と目覚める病原体、ロシア北部の炭疽集団発生

    ロシア・ヤマル半島のヤルセールで、トナカイの体調を診る獣医師ら。ロシア非常事態省提供(2016年8月8日提供)。(c)AFP/Russian Emergency Ministry 【8月15日 AFP】ロシア極北ヤマロ・ネネツ(Yamalo-Nenetsky)自治管区で今月初めに起きた炭疽(たんそ)の集団発生で、先週までに23人の感染と少年1人の死亡が確認された。同国政府は感染拡大を防ぐことを目的にレスキュー隊や兵士らを数百人規模で配備した。 ロシア北部同自治管区にあるヤマル(Yamal)半島での集団発生については、炭疽菌に感染したトナカイの死骸が永久凍土の融解により露出し、他の動物に感染したことが感染拡大の原因と考えられている。 今後の懸念は、温暖化によって永久凍土が解け、その他の病原体が今回と同じように露出することだ。中には氷河時代にまでさかのぼる病原体もあると考えられている。 「今回

    解ける永久凍土と目覚める病原体、ロシア北部の炭疽集団発生
  • モルディブのサンゴでも深刻な白化現象、保護団体が警鐘

    白化が進むグレートバリアリーフのサンゴ。(2012年10月2日提供、資料写真)。(c)AFP/AUSTRALIAN INSTITUTE OF MARINE SCIENCE/RAY BERKELMANS 【8月9日 AFP】海水温の上昇を受け、インド洋の島国モルディブのサンゴ礁で深刻な白化が進んでいる。国際自然保護連合(IUCN)が8日、警鐘を鳴らした。 IUCNは声明を発表し、モルディブのサンゴ約60%に白化がみられ、一部海域ではその数字が90%に達しているとした。研究では、モルディブ海洋研究センター(MRC)や米環境保護局(EPA)と共同で実施した調査結果のデータが用いられた。世界のサンゴ礁の3%がモルディブの海にある。 サンゴの白化現象は、海水温の上昇など、環境の変化によって、光合成を行う微小な藻類がサンゴから離れることで発生する。環境が元に戻らなければ白化したサンゴは死滅する。 科学

    モルディブのサンゴでも深刻な白化現象、保護団体が警鐘
  • ヒトと動物の「キメラ」研究、米国立衛生研究所が助成を検討

    幹細胞に胚を注入する様子。フランス・マルセイユの研究所にて(2012年2月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT 【8月5日 AFP】人間の細胞を動物の胚に注入する研究に、米政府の資金が初めて投入されることになるかもしれない。米国立衛生研究所(NIH)は4日、ヒト幹細胞研究のガイドライン変更案と、特定の動物胚にヒト細胞を注入する研究領域案について声明を出し、30日間にわたってパブリックコメント(意見募集)を行うと発表した。倫理面や科学の許容範囲をめぐって懸念の声が上がっている。 こうした研究は、アルツハイマー病やパーキンソン病といった疾病や不妊などの治療で医学的に大きな突破口を開く可能性があり、不足している移植用臓器の育成にもつながると期待を寄せる声がある。一方、反対派はギリシャ神話に登場するライオンの頭にヤギの胴体、ヘビの尾を持つ怪物の名を引

    ヒトと動物の「キメラ」研究、米国立衛生研究所が助成を検討
  • うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    仏西部ナントの遺伝子研究所でDNAサンプルを扱う研究者(2015年12月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/GEORGES GOBET 【8月2日 AFP】大うつ病性障害(MDD)と関連性のある17種類の遺伝的変異を発見したとする研究論文が1日、発表された。うつ病に遺伝的リスクがあることを示す新たな証拠だという。 米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)に論文を掲載した研究チームは、今回の発見によって、MDDに関連する生物学的要因についての理解が深まり、治療を行う上での道筋がつけられたとしている。 MDDは、単に「うつ病」としても知られる精神疾患の一つで、大半の専門家はその原因について、遺伝要因と環境要因との複合と考えている。 今回の研究では欧州系の人々の間で初めて、MDDの遺伝的関連性が確認された。これ以前にMDDの遺伝的証拠が明らかにされていたのはアジア人

    うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • ネオニコチノイド系殺虫剤で、ミツバチの精子減少

    独東部フランクフルトアンデアオーデルの野原で撮影されたミツバチ(2016年7月5日撮影)。(c)AFP/dpa/Patrick Pleul 【7月27日 AFP】ミツバチの脳に有害なことが知られているネオニコチノイド系殺虫剤が、ミツバチの精子も減少させることが分かり、ミツバチの世界的減少の一因となっている可能性が、研究者らにより27日明らかにされた。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された研究論文によると、ネオニコチノイドの広範な使用は、年数十億ドルの価値に相当する受粉をもたらすミツバチに「想定外の避妊効果」を及ぼす可能性がある。 研究チームは実験で、ミツバチを2つのグループに分けた。片方のグループには、実際に使用されている濃度の2種類のネオニコチノイド系殺虫剤、チアメトキサムとクロチアニジンを含む花粉を与えた。

    ネオニコチノイド系殺虫剤で、ミツバチの精子減少
  • オメガ3脂肪酸、大腸がん患者の死亡リスク低減に寄与か 研究

    都内の飲店で提供される刺身(2013年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO 【7月20日 AFP】大腸がんの患者が、マグロやサケなどの脂肪が多い魚に含まれるオメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性があるとの研究論文が20日、発表された。 研究は、米国の17万人以上のデータを基に行われた。このうちの1659人が大腸がんを発症したが、ここではオメガ3の大量摂取と死亡リスク低減との間に相関関係が強く示された。 英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の消化器病学専門誌「ガット(Gut)」に発表された研究結果によると、診断後のオメガ3脂肪酸の摂取量が1日当たり0.1グラム未満の患者に比べて、同0.3グラム摂取した人では、死亡リスクが41%低かった。 同誌に発表された声明は、「今回の発見が他の研究でも確認できれば、大腸がん患者は、こ

    オメガ3脂肪酸、大腸がん患者の死亡リスク低減に寄与か 研究
  • ヒトゲノム合成計画、米科学者らが発表

    【6月4日 AFP】米国主導の科学者や企業家から成るグループによる、ヒトゲノムの合成を目指すという10か年計画が2日、発表された。生命工学の分野に革命を起こす試みだが、生命倫理の問題も引き起こしている。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載されたこの計画については、成功すれば移植用のヒトの臓器の培養や、ワクチン開発の迅速化などが期待されているが、一方で、生物上の親を持たない子どもが生み出されるかもしれないなどといった批判を招いている。 3週間前、米ハーバード大学(Harvard University)で計画に関する会議が開かれたが、会議は招待された130人の科学者、政策立案者、企業家のみが出席し、非公開だったためその秘密主義にも批判が相次いだ。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙によると、計画の研究グループは、事前に計画について公表され、学術誌への掲載が台無しにさ

    ヒトゲノム合成計画、米科学者らが発表
  • 「トマトのエボラ」に非常事態宣言、ナイジェリア北部州

    【5月25日 AFP】ナイジェリア北部の州政府は24日、州内のトマト産業がガの幼虫の害で壊滅的な被害に見舞われていることを受けて、非常事態宣言を発令した。この被害により、同国の主要な用作物であるトマトの供給が脅かされているという。農業従事者らは、今回のガの大発生を、西アフリカで近年猛威を振るった致死性の感染症になぞらえて「トマトのエボラ」と呼んでいる。 北部カドゥナ(Kaduna)州からこのニュースが伝えられると、ナイジェリア国内のソーシャルメディアでは、トマト不足によって「ジョロフライス」が作れなくなると懸念する声が次々と上がった。ペースト状のトマトを材料に使うジョロフライスは、同国で広くされている国民的な料理だ。 大発生しているのはトマトキバガ(学名:Tuta absoluta)。この被害により、トマトの価格は高騰。ガソリン価格67%上昇とインフレ・スパイラルによって苦しい状況に

    「トマトのエボラ」に非常事態宣言、ナイジェリア北部州
  • ふけの原因は「細菌2種の不均衡」、研究

    米バージニア州マクリーンにある理容師養成学校で、顧客を洗髪する理容師の間でマネキンの頭部をぬらす学生(中央、2013年7月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/BRENDAN SMIALOWSKI 【5月13日 AFP】頭のふけの原因は真菌だと思っている人が多いが、実際は頭皮に常在する2種の競合する細菌間のバランスが崩れることで発生するとの研究結果が12日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。 プロピオン酸菌とブドウ球菌は健康な髪の陰と陽のようなものだ。この2種の細菌が互いに抑制し合っている場合にはふけの発生もい止められるが、中国と日の研究者らのチームが発表した論文によれば、一方の細菌が他方より優勢になると、まるで雪片のように肩に積もるあの白い薄片が増え始めるのだという。 地球上で最

    ふけの原因は「細菌2種の不均衡」、研究
  • 100人超死亡の消毒剤問題、謝罪した企業トップに平手打ち 韓国

    加湿器用の消毒剤が原因で多数の死者が出たとされる問題をめぐり、韓国ソウルのホテルで行った謝罪会見で遺族の男性に小突かれるオキシー・レキットベンキーザーのアタル・サフダール代表(中央、2016年5月2日撮影)。(c)AFP/Yonhap 【5月2日 AFP】韓国で英家庭用品メーカーの現地子会社が販売していた加湿器用の消毒剤が原因で子どもら100人以上が死亡したとされる問題をめぐり、この会社の代表が2日、記者会見を開き、自社の責任を認めて謝罪した。被害者の家族が代表に平手打ちをらわせたり怒声を浴びせたりするなど、会場は一時騒然となった。 問題が明るみに出たのは2011年、妊婦4人が原因不明の肺疾患で死亡したことだった。その後の政府による調査で、肺疾患と家庭用加湿器の消毒に用いられていた製品との間に「著しい関連性」が認められた。 被害者の大半が、英国に社を置く多国籍企業レキットベンキーザー(

    100人超死亡の消毒剤問題、謝罪した企業トップに平手打ち 韓国
  • 年齢より「老けて見える」、関連遺伝子を発見 研究

    【4月29日 AFP】若々しく年を重ねる人がいる理由を、優良遺伝子で説明できることは誰でも知っているが、このたび発見されたのは、実際の年齢より約2歳老けて見える原因となり得る遺伝子変異だ。研究結果が28日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 研究論文によると、問題とされたのは遺伝子「MC1R」。この遺伝子は、赤毛や白い肌の発生に関与することが、すでに科学的に解明されているが、今回の研究では、人を実際より早く老けさせると思われる変異が特定された。 オランダ・エラスムスMC大学医学センター(Erasmus MC University Medical Center)の研究者、マンフレート・カイザー(Manfred Kayser)氏は「実年齢より老けて見える人もいれば、若く見える人もいる理由を部分的に説明する遺伝子を、世界で初めて発見した」と話す。 見た

    年齢より「老けて見える」、関連遺伝子を発見 研究