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ネオニコチノイド系殺虫剤で、ミツバチの精子減少
独東部フランクフルトアンデアオーデルの野原で撮影されたミツバチ(2016年7月5日撮影)。(c)AFP/dpa/Pa... 独東部フランクフルトアンデアオーデルの野原で撮影されたミツバチ(2016年7月5日撮影)。(c)AFP/dpa/Patrick Pleul 【7月27日 AFP】ミツバチの脳に有害なことが知られているネオニコチノイド系殺虫剤が、ミツバチの精子も減少させることが分かり、ミツバチの世界的減少の一因となっている可能性が、研究者らにより27日明らかにされた。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された研究論文によると、ネオニコチノイドの広範な使用は、年数十億ドルの価値に相当する受粉をもたらすミツバチに「想定外の避妊効果」を及ぼす可能性がある。 研究チームは実験で、ミツバチを2つのグループに分けた。片方のグループには、実際に使用されている濃度の2種類のネオニコチノイド系殺虫剤、チアメトキサムとクロチアニジンを含む花粉を与えた。
2016/07/29 リンク