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  • 「タイ史上最悪の攻撃」バンコク爆発、死者20人に 防犯カメラが容疑者捉える

    タイ・バンコクのエラワン廟近くの防犯カメラが捉えた爆発事件の容疑者とみられる人物。タイ警察提供(2015年8月18日提供)。(c)AFP/THAI POLICE 【8月18日 AFP】(一部更新、写真追加)タイの軍政統治機関「国家平和秩序評議会」(NCPO)の議長を兼任するプラユット・チャンオーチャー(Prayut Chan-O-Cha)暫定首相は18日、首都バンコク(Bangkok)の繁華街で爆弾が爆発した事件現場の防犯カメラの映像に映っていた不審な男の行方を当局が追っていることを明らかにした。同事件では少なくとも20人が死亡し、123人が負傷した。 死者は前回の発表で21人とされていたが、警察は20 人に訂正した。 「今日、防犯カメラの映像に容疑者が映っていたことが分かった・・・この男を捜している」とプラユット首相は述べるとともに、バンコクに危険が迫っていることを爆発事件発生前に警告し

    「タイ史上最悪の攻撃」バンコク爆発、死者20人に 防犯カメラが容疑者捉える
  • 中国の第2次大戦映画、歴史歪曲と非難集中

    中国・北京にある天安門に掲げられている毛沢東の肖像画(2014年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/Greg BAKER 【8月18日 AFP】中国の新作映画が、第2次世界大戦(World War II)中のカイロ(Cairo)会談に出席していなかった中国文化大革命の指導者、毛沢東(Mao Zedong)を、同会談で重要な役割を果たした人物として描いたことで、史実を脚色しているとの批判がソーシャルメディア上で相次いで上がっている。 この新作映画『カイロ宣言(The Cairo Declaration)』は、中国政府による日降伏70年記念の各種行事の一環として、中国人民解放軍の関連企業が制作した。 米国、英国、中国の代表らは1943年11月、アジアに対する戦後の方針を策定するためにエジプトの首都カイロで会談し、戦前に日に割譲された領土は中国に返還されるべきだという決定を下した。 し

    中国の第2次大戦映画、歴史歪曲と非難集中
  • 気象衛星が捉えた中国・天津の大爆発、気象庁

    気象庁が公開した、気象衛星が捉えた中国・天津の大爆発を示す白い点(2015年8月12日撮影)。(c)AFP/JAPAN METEOROLOGICAL AGENCY

    気象衛星が捉えた中国・天津の大爆発、気象庁
  • リベラルか保守かは、遺伝子で決まる?

    英総選挙期間中、ロンドン市街で鉢合わせた保守党(左)と英自由民主党(右)の選挙バス(2015年4月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter Macdiarmid 【8月5日 AFP】政治的にリベラルか保守かという傾向と遺伝子、より正確には、一つの遺伝子の特定の変異体とを関係づける研究が5日、発表された。この変異体は、男性よりも女性に及ぼす影響の方が大きいようだという。 シンガポール国立大学(National University of Singapore、NUS)のリチャード・エプシュタイン(Richard Ebstein)氏が率いる研究は、シンガポールに住む漢民族出身の大学生1771人を対象に、質問表への回答とDRD4遺伝子の変異体の有無を比較した。DRD4遺伝子は、神経伝達物質ドーパミンの脳内での放出のされ方を決定する遺伝子の一つだ。 研究で明らかになったのは、不平等を非難する

    リベラルか保守かは、遺伝子で決まる?
  • クォーク5つで構成、粒子「ペンタクォーク」発見 CERN

    スイス・ジュネーブ近郊メイランにある欧州合同原子核研究機構の実験装置「コンパクト・ミューオン・ソレノイド」(2015年2月10日撮影)。(c)AFP/RICHARD JUILLIART 【7月15日 AFP】スイスにある世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」の科学者チームは14日、「ペンタクォーク」と呼ばれる粒子の存在を初めて確認したと発表した。 ペンタクォークの存在は、1960年代より物理学者らによって理論化されていたが、これまで実証が得られていなかった。世界で最も出力が高い粒子加速器LHCの実験チーム「LHCb」は今回、ペンタクォークの検出に初めて成功したという。 ペンタクォークの発見に先立つ2012年、LHCは万物に質量を与えるとされる「ヒッグス粒子(Higgs boson)」の存在を証明するために使用された。 LHCb

    クォーク5つで構成、粒子「ペンタクォーク」発見 CERN
  • 大量殺人事件、伝染する可能性 米研究

    米ワシントン州マリーズビル市のマリーズビル・ピルチャック高校で起きた発砲事件の被害者を悼む献花所(2014年10月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/David Ryder 【7月3日 AFP】米国で起きる大量殺人事件には伝染性がある可能性があるとの研究論文が2日、発表された。研究では、多数の死者が出る事件が起きた後、同様の事件が続く可能性が高まっていることが分かったという。 米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された研究では、1998年~2013年に米国で発生した校内発砲事件などの大量殺人事件に関するデータが詳細に調べられた。 論文によると、死者が4人以上出た事件では「平均で13日間続く伝染期間が形成される」とされ、「同様の惨事のおよそ2割~3割は伝染によって発生すると考えられる」という。また、発砲事件が続発するリスクは一時的なもので、2週間

    大量殺人事件、伝染する可能性 米研究
  • 水力発電ダム、野生生物7割を絶滅に導く恐れ 研究

    ブラジル・イガラタのダム(2013年4月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Nelson ALMEIDA 【7月2日 AFP】水力発電ダムは、地域に生息する野生生物の約7割を絶滅に追い込む原因になる可能性があるとの研究結果が1日、発表された。環境配慮型のエネルギー源とうたわれることの多い水力発電に関する新たな懸念を浮上させる研究だ。 米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に論文が掲載されたこの研究は、ブラジル・アマゾン(Amazon)中部にバルビナダム(Balbina Dam)ができた結果、熱帯雨林の動物たちにどのような反応が生じているかに着目した。 バルビナダムの建設により、バルビナ湖(Balbina Lake)として知られる世界最大級の水力発電用貯水池が形成され、一続きの森林だった地域が浸水して3546の島ができた。 このうち、面積が広いものを除くすべての島では、地形の変化の

    水力発電ダム、野生生物7割を絶滅に導く恐れ 研究
  • 水と細菌胞子で動くエンジン、新動力技術を開発 米大研究

    窓の結露(2014年1月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/DPA/KARL-JOSEF HILDENBRAND 【6月25日 AFP】水の蒸発を利用してエンジン(動力機)を作動させる安価で地球に優しい方法を開発したという研究結果が16日、発表された。 米コロンビア大学(Columbia University)と米ロヨラ大学シカゴ校(Loyola University Chicago)の研究チームは、大気中に水蒸気が存在する状況で自律的に動作する小型の実験用機器を製作した。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された論文によると、この技術のポイントは、至る所にある別の天然資源、細菌胞子を使用することにあるという。 使用される無害の細菌胞子は、水分子に触れると膨張し、乾燥すると縮小する。 まるで伸縮する二頭筋のようなこの動きは、機械に

    水と細菌胞子で動くエンジン、新動力技術を開発 米大研究
  • 水田などから電力を「収穫」する新発電技術、オランダ

    オランダのワーヘニンゲンで、植物を利用した発電装置を紹介するマロリン・ヘルデル氏(2015年2月5日撮影)。(c)AFP/NICOLAS DELAUNAY 【6月19日 AFP】水田で栽培される稲などの、水面下に根を張る植物を利用して発電する画期的なシステムを、オランダの科学者チームが開発した。このシステムが、世界各地の孤立した村などで安定した電力供給源となる日が来るかもしれない。 生きた植物からエネルギーを「収穫」するシステムを開発したプラント・イー(Plant-e)の共同創立者、マロリン・ヘルデル(Marjolein Helder)氏は「これは、植物が必要量を上回るエネルギーを生成するという原理に基づいている」と話す。 「このシステムが太陽光発電や風力発電より優れている点は、夜間や風がない時でも稼働することだ」とヘルデル氏は、AFPの取材に語った。 このシステムで電気を生み出すために必

    水田などから電力を「収穫」する新発電技術、オランダ
  • 来日中のフィリピン大統領、中国をナチスにたとえる

    東京都内で開かれた国際交流会議「アジアの未来」で講演するフィリピンのベニグノ・アキノ大統領(2015年6月3日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【6月3日 AFP】来日中のフィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は3日、都内で行った講演で、中国をナチス・ドイツ(Nazi)になぞらえ、世界各国は中国に対し宥和政策をとり続けることはできないとの見解をほのめかした。 中国は、南シナ海(South China Sea)の国際水域において大型軍用機が離着陸できる滑走路の建設を含む埋め立て計画を急ピッチで進めており、各国から懸念の声が上がっている。 都内で開かれた国際交流会議「アジアの未来(Future of Asia)」に出席したアキノ大統領は、中国の脅威とそれを抑制する米国の役割に関する質問を受け、「真空状態が生じて、例えば超大国の米国が『わが国は関心

    来日中のフィリピン大統領、中国をナチスにたとえる
    dissonance_83
    dissonance_83 2015/06/04
    自分たちが被害側であったからこそ、ファシズムや戦争の罪深さを理解しているはずなのに、いざ己の事となると他国が犯した過去の過ちから学ばず、共有せず、現在進行形で同じ轍を踏む事こそ、愚かな事はないと思う。
  • 世界の富裕層と貧困層の格差、過去最大レベルに OECD報告

    メキシコ・メキシコ市の貧困層の居住エリアとそのすぐそばで建設が進められている高級住宅マンション(2012年7月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/OMAR TORRES 【5月22日 AFP】世界の先進経済諸国の大半で、富裕層貧困層との格差が過去最大レベルとなっていることが、経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development、OECD)の調査で明らかになった。男女間での格差も大きく開いているという。 OECD加盟34か国の大半では、過去30年で所得格差が最大となっており、人口における最富裕層10%が最貧層10%の約9.6倍の所得を得ているとされる。1980年代には同約7倍だった。 報告書によると自営業者とともに、パートタイムや臨時雇用契約の増加が、格差増大の大きな要因と考えられている。OECD加盟国における199

    世界の富裕層と貧困層の格差、過去最大レベルに OECD報告
  • 赤い服の男性は怒って支配的に見える、英研究

    シンガポールの店で販売される赤いTシャツ(2003年8月6日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【5月15日 AFP】闘牛はずっと前から知っていただろうが、赤い服を着た男性は青やグレーの服を着ている男性よりも怒って支配的に見えるとの研究結果が13日、英国王立協会(Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。 論文は、異なる色の服を着た男性の写真を複数の男女に見せ、その反応を分析したもの。研究を行った英ダラム大学(Durham University)の研究チームによると、「赤い服を着た男性はより攻撃的で支配的と評価され、グレーや青の服を着た対象者よりもより頻繁に『怒り』(という項目)に分類された」という。 以前の研究では、赤を身に着けているとスポーツの試合で勝つ確率が高まる可能性が示されている

    赤い服の男性は怒って支配的に見える、英研究
  • 科学史上初の「恒温魚」、深海の生存競争で優位に 米研究

    体温を測定するために温度モニターを取り付けて放たれるアカマンボウ。米海洋大気局南西水産科学センター提供(撮影日不明)。(c)AFP/HANDOUT/NOAA Fisheries/Southwest Fisheries Science Center 【5月15日 AFP】銀色の丸い体をしたアカマンボウは、科学史上初めて存在が確認された恒温性の魚だとの研究結果が14日、発表された。この特異な能力により、低温の深海で生存競争の優位性を獲得しているという。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、マンダイの別名でも知られる、車のタイヤほどの大きさのこの深海魚は、車のラジエーターとほぼ同じ方法で自分自身を温めることができるという。 アカマンボウのえらには、体の中心部から温かい血液を運ぶ血管がある。これらの血管は、えら付近にある他の血管を包み込んでいる。えらは呼吸をする器官で、こ

    科学史上初の「恒温魚」、深海の生存競争で優位に 米研究
  • 冬の体調悪化、遺伝子活性の季節性と関係か 研究

    冬の嵐に見舞われた米ニューヨークのタイムズスクエアを歩く人々(2015年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEWEL SAMAD 【5月13日 AFP】人間の遺伝子の4分の1近くは、活性化の程度が季節によって変化するとの研究結果が12日、発表された。夏より冬に病気にかかりやすい理由はこれで説明できる可能性があるという。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された論文によると、人間の遺伝情報が季節の影響を受ける度合いの大きさに研究チームは驚いたという。 分析対象の遺伝子2万2822個のうち、季節によって活性化レベルが上昇または低下する遺伝子は5136個あった。だがすべて同様ではなく、活性化レベルが冬に高くなるものもあれば、夏に高くなるものもあった。 今回の結果を受け、研究チームは、人間の免疫系が「季節性」によって繊細に影響を受ける

    冬の体調悪化、遺伝子活性の季節性と関係か 研究
  • 戦時下のレイプで生まれたボスニア青年、「答え」求め実親捜しへ 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

    ボスニア・ヘルツェゴビナの街ゴラジュデで、映画『見えない子供の罠(An Invisible Child's Trap)』のプレミア上映実施について会見するアレン・ムヒッチさん(2015年3月20日撮影)。(c)AFP/ELVIS BARUKCIC 【5月11日 AFP】アレン・ムヒッチ(Alen Muhic)さんは、1992年から95年にかけて起きたボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下でセルビア人兵士にレイプされたムスリム女性の母親によって、生まれた直後に捨てられた。紛争終結から20年、彼は実の両親を捜す旅に出た。 ムヒッチさんの痛みとドラマに満ちた親捜しの旅は、力強いドキュメンタリー映画として記録された。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時のレイプによって生まれた子供たちは「見えない子供」と呼ばれている。ムヒッチさんのストーリーは、そうした子供たちの境遇を初めて公に明かすものとなる。 「僕はただ真実

    戦時下のレイプで生まれたボスニア青年、「答え」求め実親捜しへ 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
  • FBI、鑑識結果の「誤り」認める 20年にわたり裁判所に提出か

    米ワシントンD.C.にある米連邦捜査局(FBI)部内に掲げられたFBIの紋章(2007年8月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/MANDEL NGAN 【4月20日 AFP】米連邦捜査局(FBI)は19日、犯罪事件の裁判で有罪判決を得るために提出した鑑識結果に「誤り」が含まれる事例が数年間にわたり繰り返されていたことを認める声明を発表した。該当の裁判には、被告に死刑判決が出されたものも複数含まれている。 監査総監室(Inspector General's Office、OIG)は昨年7月、FBI鑑識部における「不正行為」を調査した結果、少なくとも死刑判決が下された60件の裁判で欠陥のある鑑識結果が用いられていたことが分かったと発表。このうち3件の被告には既に死刑が執行されたとしていた。 FBIは19日の声明で、証拠や検査報告としてFBI鑑識官が提出した毛髪顕微分析の内容に誤りがあったこと

    FBI、鑑識結果の「誤り」認める 20年にわたり裁判所に提出か
  • 「ミサイル防衛参加ならデンマーク艦船も核の標的」 ロシア大使

    ロシア・ムルマンスクに近いセベロモルスクに係留された北方艦隊の旗艦、 原子力ミサイル巡洋艦「ピョートル・ベリーキー」(2007年4月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV 【3月22日 AFP】ロシアのミハイル・ワニン(Mikhail Vanin)駐デンマーク大使は21日、デンマークが北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛(MD)計画に加われば、デンマークの海軍艦船がロシアの核ミサイルの標的となる可能性があるとの考えを明らかにした。これに対し、デンマークは激しく反発している。 ワニン大使はデンマーク紙ユラン・ポステン(Jyllands-Posten)への寄稿の中で、「デンマークの人々は、米国主導のミサイル防衛計画に参加すればどのような結果を招くか、完全には理解していないようだ」との見解を示した。 ロシアは以前から、ミサイル攻撃から欧州を防衛するために加

    「ミサイル防衛参加ならデンマーク艦船も核の標的」 ロシア大使
    dissonance_83
    dissonance_83 2015/03/22
    …だ、そうです。鳩山のおバカさんは論外として、ロシアを擁護している面々は核で脅迫する「東側」とやらに正当性があるとこの期に及んでも言えるのか、お聞きしたいものだ。
  • 欧州電力界、日食で「前例ない試練」 太陽光発電ほぼ全停止へ

    米ロサンゼルス近郊で撮影された日(2014年10月撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【3月18日 AFP】欧州では、20日に起きる日によって太陽光発電が一時的にほぼ全て停止する見込みで、電力各社はこの「前例のない」試練への備えを進めている。 欧州送電系統運用者ネットワーク(European Network of Transmission System Operators for Electricity、ENTSO-E)はこのほど、「問題が起きるリスクを完全には排除できない」と発表。現在の太陽光発電量は、欧州で最後に日が観測された1999年当時の発電量の100倍に達している。 ENTSO-Eは「日は以前にも起きているが、光起発電設備の導入増加を受け、適切な対応策を取らなければ問題発生リスクが深刻化する恐れがある」「欧州電力システムの安定した運用に、日

    欧州電力界、日食で「前例ない試練」 太陽光発電ほぼ全停止へ
  • エイズウイルス株「O」と「P」の起源、ゴリラと判明

    ナイジェリア北部のカノで、隣国カメルーンから密輸された後に保護されたニシローランドゴリラの2頭の雌(2003年5月22日撮影、資料写真)。(c)AFP 【3月3日 AFP】AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)を引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の数グループの株のうち、これまで起源が判明していなかった2つのグループが、カメルーン南西部のゴリラに由来することを国際研究チームが突き止めた。これでAIDSの流行の主要な原因となっている4グループのHIV株について、すべて起源が判明したことになる。 フランス開発研究所(IRD)のウイルス学者、マルティーヌ・ペータース(Martine Peeters)氏と仏モンペリエ大学(University of Montpellier)が率いた研究の結果が、2日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy

    エイズウイルス株「O」と「P」の起源、ゴリラと判明
  • カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究

    【2月19日 AFP】欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。 英ポーツマス大学(University of Portsmouth)などの研究チームが発表した論文によると、この歯を研究室で複製できれば、破損した歯の修復、防弾チョッキの作製から、未来型の自動車や飛行機の製造にまで応用可能な、超強力かつ軽量な物質を作ることができるという。 論文の主執筆者、同大のアサ・バーバー(Asa Barber)氏は「これまでは、クモの糸が最も強度が高い生物由来物質と考えられていたが、カサガイの歯は、潜在的にそれより高い強度を示すことが今回の研究で判明した

    カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究