<リモートワーカーや学生向けに、憧れの23区内でもより広く、便利で、家賃も抑えたマンションが続々と登場している> 今、不動産会社が運営する賃貸マンションに新しい工夫が次々に登場。「顔認証のオートロック」のように分譲マンションでも珍しい設備を導入している賃貸物件が増えている。 工夫を凝らした賃貸が目立つようになったのは、昨年から。「withコロナ」の生活が模索され、都心の1人暮らしでも家で過ごす時間が増えたことや在宅ワーク・リモート授業が増えたこと、宅配物が増えたことなどが原因だ。 不動産会社が大家さんとなる賃貸マンションは23区内に立地するものが多く、その分、家賃は高め。1人暮らし向け1Kで10万円を超える家賃となりがちだ。一般的な賃貸より家賃設定が高いので、差別化を図るため、時代にマッチした工夫を積極的に採用する傾向が強い。だから、コロナ禍の今、東京23区内で斬新な賃貸物件が増えている、