いや全然最近の話ってわけでもないんだけど。 ネット上の、権利がよくわからないものを私物化する(…完全コピー可のデジタルデータにおいては、「私物化」といっても独占という意味でなく、「権利者の裁量をその場において代行する」という意味になる場合が多い)表明として「落ちてた」「拾った」って言い方があって。いっぽうクライアントとサーバには「アップロードする」「ダウンロードする」という言い方の関係がある。 設計としては、ネットにおいてクライアント(私的領域)は「下」でサーバ(公共領域)が「上」なんだけど、「拾った」「落ちてた」という言い方をするとき、公共は私より下の位置にあることになっている。というのは暮らしの比喩をネットにそのまま持ってくることによる齟齬かなー。つまり「落ちてるものは拾って私物化してもいい」という考え方。 その考え方の善悪や妥当性は今回どうでもいいということにして。ネットで「落ちてた