近年、「大地震の発生直前に上空の電離層で異常が起こり、上空電子数(TEC)が増える」と主張する研究があり、テレビなどメディアでも紹介されています。代表的なものには、日置幸介・北海道大教授や、梅野健・京都大教授による研究があります。 「夢の地震予知が実現か」と一部では期待されているこの研究ですが、個人的には私は非常に懐疑的にみています。その理由を、以下に幾つか挙げてみます。 (1) 地震と関係がない場所でも電子数増大が起きている 梅野教授らは、東日本大震災を起こした東北地方太平洋沖地震や、熊本地震の直前に、上空の電子数が異常に増えたと主張しています。たとえば下の図は、東北地方太平洋沖地震の発生4分前の上空電子数を示した図です(地上の各観測点と、斜め上空の或る衛星と、の間の空域の電子数を示しているので、日本列島がずれたようなプロットになっています)。 (http://www.hazardlab
地震学の今を問う (東北地方太平洋沖地震対応臨時委員会報告) 2012 年 5 月 公益社団法人日本地震学会 東北地方太平洋沖地震対応臨時委員会編 目次 はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平原和朗・加藤照之 1 1.招待論文 3 防災対策と地震科学研究のあり方:リセットの時期・・・・・・・・・・ロバート・ゲラー 5 M9 を想定するために何が欠けていたのか?今後どうすれば良いのか? ・・・・・・松澤暢 9 アスペリティ・連動型・地震予知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・井出哲 14 地震学研究者・地震学コミュニティの社会的役割ー行政との関わりについて・・・長谷川昭 18 「地震学会は国の施策とどう関わるか/地震学研究者・コミュニティの社会的役割とは何か」・・・・ についての私見・・・
ロサンゼルス(CNN) 米地質調査所(USGS)は28日、米カリフォルニア州ロサンゼルス近くで同日夜、マグニチュード(M)5.1の地震が起きたと報告した。 発生は現地時間の同日午後9時9分ごろで、震源は同州オレンジ郡フラートンから北へ約6キロ、ラハブラからは東へ約2キロ離れた地点で、震源の深さは約1.9キロ。 揺れは約15秒間続き、ハリウッド・ヒルズを含む周辺地域でも感知されたという。オレンジ郡の保安官事務所によると、人的、物的被害の報告は現段階でない。ラハブラの消防当局は震源に近い地域などで被害の有無を調べている。 USGSは当初、M5.4としたが、後で5.1に修正した。数時間前には同じ地域でM3.6の地震も起きていた。 また、1週間余前にはロサンゼルス市中心部から北へ約24キロ離れた地点でM4.4の地震が未明に発生している。 ロサンゼルス都市圏では20年前、M6.7の地震に見舞われ、5
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)全195社を徹底的に研究した上で、おすすめ完全比較ランキングにまとめました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX
仙台管区気象台は、十和田湖で27日に地震活動が活発となり、800回以上の地震が発生したが、28日には減ったと発表した。 同気象台は「付近の地殻変動に変化は見られず、火山性微動も観測されず、火山活動に特段の変化はない。噴火の兆候も見られないが、今後も注意深く監視する」としている。 同気象台火山監視・情報センターによると、十和田湖は火山噴火でできたカルデラ湖。27日午前10時頃から、十和田湖のうち、中湖(なかのうみ)付近の深さ4~7キロ・メートルを震源とする地震が増え始め、午後5~7時には1時間あたり100回以上を観測した。周辺住民への聞き取り調査では、体に感じる震度1~2相当の揺れがあった。地震の発生は徐々に落ち着き、28日には1時間あたり1~10回ほどに減った。
あなたは1998年9月4日以来,人めの利用者です. 小山研究室では,火山学一般,歴史時代の火山噴火・地震活動史,テクトニクス,地震・火山防災,ジオパークなどを,おもに研究しています. Hot news ●御嶽山噴火訴訟の控訴審 気象庁の免責 影響懸念 NEW! ●南海トラフ地震臨時情報 過度な対応慎み 冷静に NEW! ●伊豆東部火山群の避難計画 多様な事態の対応検討を NEW! ●能登で生じた地震隆起 かつて県内も 対策柔軟に NEW! ●鳥島近海「謎の津波」海底火山噴火が原因か NEW! ●伊豆東部のマグマ活動 海岸の隆起跡から解明NEW! 元論文の掲載サイトとプレスリリース ●富士山の溶岩到達範囲 過去の経験に固執 危険 ●手薄な県内の防災専門家 組織的な雇用と育成を ●2022年台風15号による静岡県中部巴川下流域の河川氾濫 論文中に提示した浸水分布図(Fig.4A) ●静岡県点群
南海トラフ巨大地震は確実にやってくる。問題はそれがいつ起きるかだ。海外で発表された論文は、その予知が実現する可能性を示していた。日本政府・学界が及び腰の予知研究の最前線がここにある。 サインは見過ごされていた「この現象が、ほとんどの大地震の前に起こっているということを認識していれば、東北の大地震(東日本大震災)の2日前にM7・3の地震が起きたとき、日本の専門家たちは、次に巨大地震が来る可能性を事前に警告することができたのではないかと思います」 1811年に創設されたフランスの名門校ジョセフ・フーリエ大学の研究者ミシェル・ブション博士は、こう無念さをにじませた。 実はいま、ブション博士らの発表したひとつの論文が、日本の地震研究者や政府関係者の顔色を失わせている。論文の内容が、 〈巨大地震の前兆は、既存の観測態勢で、特段新しいことをしなくても見つけられたはずだ〉 ということを意味するものだった
地震ハザードステーション J-SHIS コンテンツをロードしています。しばらくお待ちください。 ロードが完了したら自動的にページが切り替わります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く